まだ考えていた、ヒマ人です。
メラチューブ考察 その1
メラチューブ考察 その2
メラチューブ考察 その3
“その3”まで研究して、もちろん改善はしたものの、
やっぱり流れが悪くなることがありました。
さっきまでジュルジュル吸っていたのに、
スコッと、超スーパースローになったり。
いじったり、コネクター部から吸引したりすると、また流れます。
ほとんど止まっているようなスーパースローの時に、
とにかくジーーッとチューブを見つめていました。
来る日も、来る日も(笑)
すると、ある事に気付きました。
ペットボトルの少し手前でチューブが山になっているのですが、
その山までは、唾液と共にスーパースローに気泡も流れていくのに、
その山に(要は高い部分)気泡がどんどん溜まっていて、
ペットボトルまであとちょっとなのに、
気泡の固まり(集まり)だけが増大していき、唾液がペットボトルに落ちない。
これ、本当にスーパースローなので、
よく見てないと「ただ止まっているだけ」に見えます。
そこで、1度メラを口から出し、
メラを高く上げてペットボトルまでのチューブをタテに伸ばすと、
あっという間にズズッと通ります。
「高低差」については以前の考察で判明していたのですが、
なんだか腑に落ちない。
じゃあ、メラコネクターからペットボトルまでのチューブが、
たるまないように、常に「タテにまっすぐ」になるようにする?
でもそうすると、かなりチューブを短くしないとならないし、
ペットボトルを置く位置も、かなり限定的になってしまう。
そんな訳ない。
それに、普通の吸引カテーテルで持続吸引する時は、
別にチューブがどんなに山でも谷でも、こんな事は起きない。
ポンプは同じ(圧は同じ)、チューブも同じ。
違うのは、「メラ」か、「吸引カテーテル」か、だけ。
ということは、やっぱり「メラ」に原因があるはず。
でも、細いからとか、渦巻きだから、とかだけじゃないんだよね。
ある日、経管栄養をポタポタ落としていた時のこと。
速度を見るドリップチャンバーを眺めていた。
眺めていた・・・ら、ふと思い付いた。
その5につづく!