ぎんなんのおもひで
今、近所のイチョウ並木が大変です。毎年のことですが、何の罰ゲームかと思うくらい銀杏がボコボコ落ち、それがべったりと潰れるんです。清掃のボランティアの方々がいつもお掃除してくれますが、とてもじゃないけど追いつきません。何が大変かって、よけようがないので、車椅子のタイヤの溝に、潰れた銀杏が埋め込まれるのです・゚・(つД`)・゚・。私が小学生の時、姉が入院しました。母が姉の世話をしている間、私はヒマでつまらなかったので外をウロウロしていると、駐車場に大きなイチョウの木を見つけました。その下には、まん丸な銀杏がイッパイ落ちていました(☆∀☆)私はダッシュでビニール袋を持ってきて、ビニールいっぱいに銀杏を詰め込んで、病室に帰りました。病室に帰る途中、私の頭の中には、「わーー!イッパイとれたねーー!!」と言ってくれる、母と姉の笑顔が浮かびます。病室に入り、ベッドに駆け寄り、「ホラ見て!!」とビニールをかざしました。次の瞬間、母と姉の口から出た言葉は、「くっっっさ!!!!!」・゚・(つД`)・゚・。