凸凹にゃんこ

映画制作費はほとんどかかっていないと思われる映画だった

俳優Ｊ・スペーダーだけはどこかで観た事があるかな程度

マギー・ギレンホールはどうも『ワールド・トレード・センター』　に出演しているらしい





自傷行為を止められない精神的に病んだ女性（リー）が

秘書（セクレタリー）として働く話



最初のシーンで大体の予想がついた

猫背矯正風バーに両手手錠姿

タイピングの紙を口に挟み

珈琲カップを持って歩く姿


その颯爽とした秘書とはほど遠い秘書が登場する


そのアカ抜けない秘書リーが

弁護士の雇い主に調教されていくストーリー


結局、雇い主も精神的に病んでいたからわかるシンパシー

リーの自傷行為を止めさせることに成功した


しかし、秘書に特別の感情を抱くことに恐怖を感じたのか

リーを解雇する雇い主



調教されて開花した性癖は調教した人しか癒せないのか



彼を忘れようとマゾとして仕事したり・・・

結婚を決意したが自分の本当の気持に気づいたリーは

結婚式を抜け出し彼に告白

彼は『俺が戻るまでこのままでいろ！』と言い残し

３日以上の放置プレイ


その間、飲まず食わずトイレ行かず・・・

そんなひたむきなＭ女リーを目の当たりにして

自分も素直に彼女を愛せる自信が出来たのか？


しかし、垂れ流しで汚れたウェデイングドレス（の割には純白だった）を

お姫様抱っこしてベッドへ・・・

ベッドメイキングのシワを許さない人は絶対せーへんわ


と思わず突っ込んだが・・・



完璧すぎる仕事を追及する性格の反動ってあるんでしょうね

実際、お堅い仕事をする人って

『赤ちゃんパブ』とか行ったり

『ＳＭクラブ』etc.に行くのも分かるような気がした