テーマ:中学生ママの日記(17681)
カテゴリ:カテゴリ未分類
5回目の掲載になります。横浜市学習塾、国大Qゼミの高校受験部を運営する久野氏の
【子供たちから学んだこと・子供たちに伝えたいこと:第5話】を掲載します。彼は、今でも僕が付き合う同業のよき仲間です。ハートあふれる彼の第5話をぜひともご覧下さい。・・・・ 久野氏が語る:第5話 11月も後半になり、中3にとって、志望校合格に1つの意味をもつ、後期中間テストも間近になりました。中3も、ようやく、「1回目」の受験モードに突入した感があります。 ●そんな薄っぺらいもの、すぐに見破られるよ・・・ 私が、10月に、ある校舎で、中3数学の授業を担当したときのことです。私の話を聞きながら、私と目が合う度に、焦点が合っていない目で、頻繁にうなずいてくれる生徒がいました・・・。気持ちの入っていない目で。 「そのテクニック、誰に教えてもらった?」と、私は思わずその生徒に聞いてしまいました。(幸い、うちのスタッフからではありませんでした) 私:「どんなふうに教えてもらった?」 生徒:「内申点が上がると言われた・・・」この時期になると、ありがちな話かもしれませんが、私は、内心、とても残念でした。 【そんな薄っぺらいもの、すぐに見破られるよ・・・】 ●どう教える?何を教える? 人の話を聞くときに、うなずく。とてもいいことです。 人前で話をしたことがある人ならば、そのありがたみも分かるでしょう。 どう教えたらいいのでしょう?何を教えたらいいのでしょう? 私は、話を聞く姿勢=自分が学ぼうとする姿勢と考えています。すべてがためになる、とまでは言いませんが、その中から1つでも学ぼう、自分の気付きを得ようとする態度が聞く姿勢に表れると考えています。また、話し手への敬意の表れでもあると思っています。話し手も、こちらの様子で、‘もっと’教えてくれることもあります。(もちろん、あまりにもつまらない話ならば、聞く側の権利というものもあると思いますが) ●「自分」以上に、人を育てることは無理 生徒に物事をきちんと教えていくためには、自分自身もそれを高いレベルで実行できなくてはいけないと、私は考えています。 なぜ、元気のいい挨拶をするのか、なぜ、返事をすることが大切なのか、なぜ、正しい言葉遣いが必要なのか、など、当たり前のことを深く理解できていないと、もっと言えば、自分の習慣にまでなっていないと、それを人に教えることはできないのではないでしょうか。 日常は、【当たり前】だらけですから、そのレベルはとても重要なものだと思います。(当たり前のことさえ知らなければ、世間では恥ずかしい思いをするだけです。私も経験があります。) 私たちの仕事は、自分以上に人を育てることは無理なのです。(が私の持論です) 生徒にも、浅はかなテクニックだけではない、「なぜ」という物事の本質までを伝えていけるように、自分自身が学び、考えていき、そして自分の習慣にまでしていきたいと思います。 皆様の訪問時のクリックに感謝しています! 楽天ブックで販売中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年11月28日 20時09分59秒
|