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【偏差値を上げるのが目的?それとも入試で合格点を取るのが目的?】
よく僕が使う言葉に【目的と手段】がある。これを取り違える人は多い。特に今日耳にした会話もまさにそうだった。 今日も日中、受験生ママ達の会話が横で飛び交っていた。 2人が完全に偏差値に洗脳されているようだ。手段がゴールになっている。 その中に1人だけ冷静な母親の言葉があったので安心したが、 未だに勘違いをしている母親は多いと感じる。 「1月になんとしても総合偏差値をあげないとならない。あと3足りないのよ!」 「うちは四谷の合否の算数の偏差値がまずいのよ!」 ・・・・ 「でも、入試の合格点が取れればいいんじゃないのかな。」 「入試よりも、偏差値じゃないの?のんきなこと言ってられないわ!」 こんな会話が飛び込んできた。どう思いますか? このうちの1人の母親は核心をついているが、後の2人は何かがずれている。 6年生のこの時期に偏差値も何もない。入試で合格点を取れるかどうかの勝負であり、偏差値が3上がっても一時のものに過ぎない。何ら目的に連動しない。 偏差値というのは母親を喜怒哀楽させる道具に過ぎない。そしてその数値に騙される人は 50%程度。偏差値があるからではなく、入試で合格点が取れたから合格するわけ。 果たして、第一志望の入試問題はどの程度取れるのか?今はここが核となる。恐らくは首都圏のプロ家庭教師は全員がそういった指導をしているはずで、12月に偏差値をあげろと言っている指導者はどこかおかしい。 受験は目的を失ってはいけない。 間接的数値よりも直接的な数値を測るべきだ。 今日の母親達の会話を聞いて、中学受験の本質は一体なんであるのか? 考えていた。 父と子の中学受験合格物語:今週ゆっくり読み上げました。中々面白かった! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月07日 19時08分15秒
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