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りゅうちゃんミストラル

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2010.07.29
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カテゴリ:日常
小説や映画に感動して人は泣く。
でも役に立たない。それを今から証明しよう。

   目

もうすぐ8月。
テレビでは戦争関連の番組が増える。

小説なら「大地の子」。
山崎豊子による力作だ。
中国残留日本人孤児の物語。
日本人として中国で敗戦を迎えた人が、いかに過酷な人生を歩んだか。
多くの人が感動し、涙を流したであろう。
私のその一人だ。

だが、現状はどうか。
世界で戦争はなくならない。



映画なら「火垂るの墓」。
兄と妹が戦争で母親を亡くし、やがて妹は死んでしまう。
その後、兄も死ぬ。

戦争になれば多くの非戦闘員の死は避けられない。
日本各地でこの作品のような悲劇は現実に存在していた。
母親の無惨な死を、多くの人は見たはず。

有名なスタジオジブリ作品で、多くの人が泣いた。
この作品が感動的であるにもかかわらず、こんな意見がある。

「太平洋戦争は自衛戦争だった」

「戦争はいけない」と思う人がいれば、自衛戦争という意見もある。
その差は大きい。
この差を埋められないとすれば、映画の影響などちっぽけなものだ。

あれだけ感動したにもかかわらず、どうしてなのか。
それは小説や映画が単なる娯楽作品でしかないから。
「社会的現象」とか言われる作品でも、それは同じ。

娯楽だから、この世から戦争はなくならない。
前にも、同じことをブログで書いた。
だが、いつまで経っても状況は何ら変わらない。

すると、こんな疑問が出てくる。

小説、映画は役に立たないんだろうか。
これは、映画や小説に問題があるのか。


8月だけ「風物詩」として戦争について考える。
そのことに、我々は慣れてしまっていないか?


戦争だけではない。
たとえば死刑制度。

映画や小説で多くの人を感動させたグリーンマイル
小説はスティーヴン・キング。
映画はフランク・ダラボン監督、トム・ハンクス主演。

この小説、映画から死刑制度について議論した人はどれだけいるだろう。
やはり娯楽作品でしかなかったのか。

映画や小説は役に立っている?
それとも単なる娯楽作品?



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最終更新日  2010.07.29 13:21:28
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