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りゅうちゃんミストラル

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2010.08.03
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カテゴリ:日常
この世には多くの言い訳が存在する。
人は困った時に信じられない言い訳をするものだ。

   オブジェ4

「ミスだが、間違いではない」

この言い訳をしたのはある公民館の館長。

前にこの公民館で利用者(中年男性)が倒れた。
職員が何もしないので私が脈を診たら180もある。
顔から大量の汗が滲んでいる。
意識レベルも低い。
倒れた人の連れが職員に救急車を要請。

私が職員から受話器を奪って脈が180あると言った。
向こう(119担当者)は私にこう訊いた。

「エレベーターにストレッチャーは入るか?」

この公民館は駅前にあるのでビルの上層階。
そのため119の担当者はこの点を確認した。

私が職員に確認すると「入る」とのこと。
そう伝えて受話器を降ろす。
すると先ほどの職員がこう言う。

「やっぱりストレッチャーは入りません!」

この職員、古株なのにそのくらいも知らないのか?
やがて救急隊到着。
それまでに私がもう一度脈を診ると120に落ち着いていた。
救急隊員たちは、その数値を手首に書く。
患者は歩けないので、エレベーターの床に寝かせて運んだ。

この公民館、利用者が多いにもかかわらず危機管理が杜撰。
この救急車騒ぎがいい教訓になっただろうと思っていた。

ところが。
数ヶ月後に「エレベーターにストレッチャーは入るか?」を確認した。
職員は誰もその点を知らなかった。
アルバイト(臨時職員)だけでなく、正規職員も同じく知らない。

前にあった救急車要請を何ら教訓にしていなかった。
私が館長に重要だから、職員に知らせておくよう求めたにもかかわらず。

そしてタイトルの言い訳を館長は私に言う。
まるで禅問答のような言い訳だ。

公民館にとって、危機管理は重要事項のはず。
それを伝えないとは、利用者が死んでもいいのか?

職員間で情報の伝達ができない。
それはミスだと認める。
だが、間違いではなかった。
なんだそりゃ。

職員間の情報伝達がうまくいかない組織。
それがために利用者が危機に陥る。
私としては黙っているわけにはいかない。

ミスと間違いは、何がどう違うのか?
ミスはミスとはっきり認めなければ、組織に改善はない。
そのことを、この公民館では館長以下が知らない。
というか知る必要を感じていないのだろう。

私は難しいことを求めているわけではない。
患者を乗せるストレッチャーがエレベーターに入るかどうか。
そのくらいは全職員が分かっていなければ困る。


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最終更新日  2010.08.05 19:47:34
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