カテゴリ:日常
親切心があるばかりに事故が起きた。
そうした危険は身の回りに多いのかもしれない。 先日、こんなことがあった。 私がエレベーターに乗ったら、おばあさんも乗ろうとして走ってくる。 もちろん私は「開」ボタンを押して待っている。 その時、私はおばあさんにこう声をかけた。 「走らなくても待ってますから急がないで」 次の人のために待っていることは親切。 だが、もしそのおばあさんが急いだばかりに転んでケガでもしたら。 親切心が仇になる。 同じ状況はエレベーターだけではない。 ビル入り口のドアでも起きている。 次の人のためにドアを押さえて待っていることはないだろうか。 (特にガラス製で90度回転させる形のドア) 英国紳士は当たり前にそうするのかもしれない。 だが日本では、それをする人としない人がいる。 これも先のエレベーターと同じ。 もし次の人が「待っているから」と急いで事故でも起こせば。 せっかくの親切心は仇になってしまう。 でも、もしドアを押さえなければ。 不親切なのかも知れない。 日本人は恥の文化だと言われる。 自分が実際に親切か否かも大切。 だが、「自分が人にどう見られているか」がさらに大切だったりする。 似ているようでいて違うのがエスカレーター。 地方によって右を空けるか左を空けるかが違う。 空けた側は急いでいる人が駆け抜ける。 ところがこれは間違っている。 エスカレーターで人を追い越すのは事故の原因。 乗っている人同士がぶつかったり、下手をすると将棋倒しになる。 機械にとっても左右でバランスが狂うので故障の原因になる。 左右どちらも空けず、両側に乗ればよい多くの人を運べる。 これが人にとっても機械にとってもいい使い方。 そもそもエスカレーターに乗っている時は歩くべきではない。 つまり左右どちらかを空けるのは無駄。 そればかりか危険な行為を助長している。 事故の原因になる行為は親切心でもなんでもない。 この危険を知らない人は結構多い。 似た状況は、いろいろあるに違いない。 その行為が本当に親切なのか。 それとも事故を誘発させる危険な行為なのか。 一度疑ってみる必要がある。 あなたのその行為は本当に親切? ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.09.02 10:55:17
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