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完全に組織の上部に立つ器ではないし、上に立つ事自体を進んで望まない。
もともとフラットな立場の自由人を好む性分だ。 振り返ると、幼少の頃から人が集まれば自然と集団の中心にいた。 大学時代も友人達と20人程度のサークルを新たに立ち上げた時、知らず知らずに代表に就いていた。 成人するまでは、どこかにトップとしての立場で物事を仕切ることに自負や充実感があったのかもしれない。 しかし、30を過ぎるとそうした気持ちは強くない。組織に属することそのものは厭わないが、不特定多数の「いち」自由人としての居場所が心地いいと感じる。 「器」や「肩書き」といった堅苦しいイメージでの自省や義務感からの気持ちではなく、ただ単に無理に私でなくても適任者はたくさん存在するという安心感かな。年齢とともに、目立たない黒子として縁の下で支える側の方が向いている気がしてきた。 年を重ねれば、自分自身を真っ直ぐに見つめ直す時期が到来する。 私は清々しく省みる。中枢で采配を振うよりも、底辺でサポートすることが本来の立場であり、よく似合う。 心からやりたい事を、枠に囚われずにこなす、それが幸せだと思う。 今週末、経営者を除く会社の全社員が属する組織の「会長」に、前執行部の全会一致で就任することになった。 自由人の想定外の人生は続く。 気持ちいいぐらいに、上に立つ器ではないことを断言できる今日この頃。 私は決して自己を卑下するわけではなく、キャパの小さい人間であり、周囲を先頭に立って導くタイプではないと自然と認識するだけ。 真のリーダーとは、自然体であっても周囲が自ずとついて来るもの。 表舞台で活躍するよりも、最高の裏方でありたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月08日 23時44分21秒
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