テーマ:詩(898)
カテゴリ:詩~切ない想い~
冷たい空気が 熱く火照った胸を冷ます それは天使の氷像にも似た 貴女を見つけてしまってから 壊れてしまいそう 春の訪れとともに 儚く溶ける雪が 貴女の瞳の中に揺らいで 永久なる雪の世界を 貴女が両手を広げ抱きしめている そんな幻想を夢に見た夜は 悲しくて 切なくて 私だけひとりぼっち 春を迎えて貴女は溶けてしまって どうか私の足よ 積雪に囚われ 悠久に凍りついて 歩くのをを止めた貴女と 永遠にこの白い世界で 空に両手を掲げて 空を抱きしめて +++++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月16日 13時34分15秒
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