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2005年12月24日
テーマ：詩(898)
カテゴリ：詩～切ない想い～
千切れそうな声を 砕けた空に浮かべて 白い息に純白の手 こんなにも崩れた私にも 優しく降り積もる雪 黒に染まったこの私に なにがあるというのだろう 奇跡もなにも起きなかった この聖なる夜に 散りゆく宿命ならば 優しさなど要らないのに 苦しくて切なくて 頬に雫がつたって 優しく抱きしめないでくれ もう要らないなら捨ておいて このまま雪に埋もれさせて この雫は雪 冷たいはずの頬で溶けた雪の欠片 私の空は割れた 君の背中がもう見えない 目の前は白い世界に消された 悠遠な時間はもうない 今は君の鼓動を ただ感じるだけ 白い雪の世界で ＋＋＋＋ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
2005年12月24日 13時52分11秒
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