テーマ:詩(900)
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夢の中でさえ 不確かな感触 抱きしめても 髪を指に絡ませても 消えない違和感 なぜ あなたは確かにここに在ったのに もういないかのように振舞う 夢から覚めてさえ 覚えている感触 記憶の底で あなたが消えてしまいそうだ そして夢の傷跡が 頭痛が心地良い あなたに抱かれている夢を見る クスリはもう要らない すぐにあなたに逢える夢の中 不眠症は夜に溶けてしまったよ 不確かな感触も 消えたあなたの残像も すべてすべて夢のカタチ 背中に爪を立てた それだけで夢は現にかわる 抱きしめてくれ あなたの空 見下ろす月よ 狂ってしまえ 月に不眠症をあげよう ずっと夢のなかにいられるように ずっと夢のなかにいられるように ++++++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月28日 21時42分27秒
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