テーマ:詩(898)
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暗闇に空 記憶の回廊が崩れて 貴方は何食わぬ顔で その崩壊を見つめる それは破滅にも似た 世界の悲劇だった あなたは涙ひとつ流さない 世界の末路を見つめていた 滅びてしまえば良いと 確かに願ったはずなのに 一瞬にして崩れ去る世界を わたしは傍観している こんなにもあっけない終わりだったか わたしが望んでいたのは一体なんだったのだろうか 走馬灯はわたしの過去を甦らせた それは一瞬にして 喜びと悲しみ 絶望と希望を湧き上がらせた 望んでいた崩壊 目の前に現れた破滅は とてつもなく寂しく悲しいものだった エンドロールは破滅のあとに 死屍累々と重なった人の罪の中で ただ静かに流れている ++++++++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年03月02日 18時28分21秒
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