テーマ:☆詩を書きましょう☆(8509)
カテゴリ:詩~切ない想い~
空にかかる灰色の衣 落ちてくる雨のしずくは どこか君の涙に似て 窓を舐め 伝うしずく 紫陽花が息を吹き返したように 美しく凛と咲く 背筋を伸ばし 空を見上げていた君のような 気丈でしたたかな向日葵は 時を早まり雨に凍えうつむく 夕空の約束 夏の日の思い出 君に出会った夏まで この胸の中に閉じ込めて 夏のかんしゃくとは違う 静かに泣く空に 君の思い出を重ね 独り外を眺める +++++++ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月29日 17時22分23秒
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