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去年の今日、
2018年3月24日、 「上関原発を建てさせない山口県民大集会」に参加した。 上関にもし原発が建てられて、 福島のような事故がもし起こった場合、 祖母の家のある地域も80%以上の確率で 「人の住めない地」になる可能性があるから。 2017年春にNO NUKESに参加して、その秋に上関原発予定地を見て 色々自分なりに調べて考えて 2018年、現状はどうなっていて皆何を思って何を行っているのか知りたかった。 集会に集まっていた人、集会でプレゼンをした人は 原発建設予定地対岸の祝島や小布施、柳井、下松の人達が主で 実際の建設予定地田ノ浦の人は全く来ていなかったのが印象に残った。 目の前の綺麗な海を後世に残したいと思う気持ちがある。 綺麗な瀬戸内の(しかも内海)海を汚したら日本の海は東も西も終わると思っている。 でもそう思うのは自分が実際田ノ浦に住んでいないからじゃないかと思うところもある。 現地に住んでいる人は後世に、自分の娘息子や孫に、 目の前の海じゃなくて資産や充実した設備やお金や”町”を残したいと思う気持ちも理解出来る。 現地の人が毎日普通に生活している中で視界に入ってくる景色が 違う場所に住んでいる自分からするとどれだけ価値があって それはお金では買えない一度汚れたらもう戻らない景色なんだって分かってて でも、現地に住む人の自分の家族や町を守りたいという気持ちは理解出来る。 それは目先の考えだけじゃなくて 目先も、もっと先を見たとしてもそういう思いは双方多分変わらないし その感覚が続くのであれば賛成派も反対派もこのまま平行線なんだろうなと思った。 その集会で弾き語りに来ていた細美さんが 「賛成派の意見も反対派の意見も、交互交換出来る場があったら良い」 って言ってて「反対集会」っていうワンサイドではなく、 ”フェス”みたいな感じにして気軽に色々な人間で集まってディスカッション出来る場があれば良いと言っていた。 「興味を持って集まってくれた人に何かしらのインセンティブがあるともっと良い」とも言って その時まだ再結成発表前のエルレの曲を数曲歌ってくれたのが印象的だった。 NO NUKES2017に参加して 去年は原発反対集会も参加してみて 今年のNO NUKES2019。 色々自分で考えた結果 何周も回ってやっぱり最終的に思うのは 2017に細美さんが言ってた 「てめぇでてめぇの尻拭けないような(後始末つけらんないような)物、後の世代に託すのはおかしい」 と、 物理学者シラードさんの 自らが創造できないものを破壊してはならないし、 自らが持てあますものを欲しがってはならない、 これ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 2, 2019 12:22:31 AM
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