ＭＡＹの日記

TA...TADAIMA.
I'm back....

人生初の腹切りから戻ってまいりました。
いやー・・・・
もうびっくりの連続で。
これ書いてる時痛過ぎて吐きそうなんだけど
衝撃の1日を綴っておこう。

志村・・・町の皮膚科で切ってもらう事を決意し向かった11時30分。
残念ながら今日は志村不在（お爺だから午後だけとかなんだろうねきっと）
大先生に
じゃあ、横になってください。
と紹介された寝台は
診察テーブル横のほっそい診療台だった。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・ここ・・・
うっすいカーテンで区切られた隣の診療室で患者のオジイが
帯状疱疹ですって説明受けてるのがだだ聞こえしてるここ・・・・・・・・・・・
無菌とは程遠い空気感の・・・・・・
や・・・・・・・・野戦病院的・・・・・・・・・・・

服そのまま
顔もそのまま
先生から切る前に確認が入る
「・・・・キズ気になりますよね」
「・・・いやもう・・・気にしないんでそういうの・・・」
「いやでも・・・一応・・・」
「・・・一応性別女ですけどほんと気にしないんで・・・」

「麻酔痛いですよー」で局部麻酔。
痛い。
腹の力が入らない部分だからめっちゃ痛い。
ぽにゃぽにゃしやがりっっ俺の腹っっっっっっ
痛いっっっっ

で、麻酔打った直後からバシバシ切ってく。
「痛かったら言ってくださいね」
「・・・あだっ」
「あ、痛かった？ごめんね」
「・・・あだだっっ」
「あ、痛かった？ごめんね・・・ちょっと思ってたより深くて・・・」
「いえ。すいません。やってくださってるのに痛がってすいません。」

途中麻酔２本追加。
ガーゼのサイズ変える事数回。
取った肉片入れるホルマリンケースのサイズが足りなくて
サイズアップする事１回。
先生による
「・・・深いな・・底はどこだ・・・」
なる呟きが聞こえる事数回。

も・・・・ももももうなんか・・・
皮膚が切られていく体感すごいし
骨まで響いているし
体の中に金属入ってエグられてる感覚半端ないし
ピコポンハンマー的なやつで頭ぶん殴って
意識飛ばしてくれぇぇぇぇっっっっっっっっ
多分だけど右側の深いとこの麻酔が効いてないっっっっ
クソが俺の腹っっっっ脂肪が厚過ぎて効いてない疑惑っっっっっっっっ

１時間全身に力いれまくりの無事終了。
途中昔懐かしいタイプのデジカメで撮ってくれてた
写真と共に手術の説明をしてくれた（親切・・・）

患部の接写
切る前、切った直後、取る前、取った後、縫合後、
そして最後の１枚は体に対しキズのサイズがこんな感じですという引きの写真。
自分の横たわった胴体を上から見る機会ってそうそう無い。
たぶんこれまた生まれて初めて見た己の胴体写真は

・・・・・・すんごいすんごいゴンブトの丸太がボニャンっっって横たわってる・・

え・・何これすご・・・
デブの事、トドとか表現すんの的確すぎる・・・・
クビレ全くないし・・・・
デブンっっボニャンっっっってしてる・・・・
めっちゃ柔らかそうな怠け狂った俺の腹・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょ・・・・ちょっと三段オチみたくなってるこれ！！！wwwwww
最後消して消してーーー！！面白すぎでしょーーーーーー！！！！wwwwwwwwww
思わず笑ってたら
「キズのサイズ、どうでしょうか」
「（やべ。全然そこ見てなかった）・・小さい！！すごい小さい！！！」
「頑張ってみましたよ〜」
「せっっせんせぇぇぇーーっっっっ！！！先生！！ありがとうございます！！！」

小さい切り目でなんとかしてくれようとしてくださっていたの
術中分かってた・・・
多分大きく切ったら楽だし簡単なんだろうなって思ってた・・
（なぜなら局部麻酔で意識があったからですよ）
先生、ありがとうございます！！

そんなこんなで
腹切ったし血も出したし
精をつけようと近所の中華屋でワンパク定食を食べ帰宅。
そのまま昼寝。
起きてみたら局部激痛。（寝相か・・・？）
痛み止め、2日分しか出されてないんだけど・・・
2日でこの痛みおさまるもんなんだろか・・・
明後日から仕事（しかも連勤）・・・

あんだけガッツリ腹切って１時間で終わってしかも日帰りでって
お医者さんって医療って医学って本当にすごい。
（先日大学病院ディスってましたけども・・・）
今日、先生の助手を勤めてくださったおばちゃんも
テキパキ機敏に動いてて
横目で見てて
（なぜなら局部麻酔で意識が・・・以下略）
自分が男だったら・・・看護婦さんと結婚したい・・・
って見惚れてた。
医療従事者の皆様には感謝しかないです
本当にありがとうございます。


痛い思いまでしてお洒落するとか無いわー、と
ピアス全盛期に学生だったけれどピアスの穴すら開けた事のないような女が
ガッツリ腹を切った、そんな1日。
生きてるといろんな事がありますな。
痛さすら、
生きてる・・・って実感する。