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手塚治虫 ブラック・ジャック展 に行きました。
楳図かずお先生の展示会以来の六本木 連載開始50周年だそうでBJ。 (キティ先輩も今年50歳ですね) 友達から 「今年お医者さんにお世話になってんだから今一度、BJに立ち返った方が良い」 という、そう言われるとそう・・そうか・・・?なお誘いを受けましてGO。 そう言われると確かに 入院してた時 「医者は何のためにあるんだ!!」ってBJが空見上げながら叫ぶあのコマとか 「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいとは思わんかね・・・」という 本間先生のコマとか思い出したな・・・・ なんなら40年以上生きてきて初めて 他人の皮膚は自身の体に生着しないという事を知った。 なぜならクロオ君は友達のタカシ君のお尻の皮膚から顔の皮膚をもらっていたから。 7月に自分の足の皮膚から皮膚を取って患部に移植しますってなった時 「・・・お尻じゃないんですか?」 「貼り付けるとこお腹だからお尻から取ったら両面傷入って普通に寝られなくなるよ」 「・・・誰かの皮膚とかでは・・」 「他人の皮膚はくっ付かないですぐ腐って剥がれ落ちちゃうんだよね」 「・・・え・・でもブラックジャックが・・・」 「まぁ・・あれは子供の皮膚同士だし・・あれ、漫画だから。」 という会話がリアルに術前に手術担当医師となされたぐらい ブラックジャックから受けた影響は多大、そして偉大。 行って、生原稿見て、 原稿にゲラの回の生原稿があって泣きそう。 高校時代、生物の時間に図書館から借りたBJを読んでいた自分・・・・ そしてゲラのこの回で思わず泣いてたら漫画読んでるのバレて没収された記憶・・・ 取られた時 「図書館の本なんで返しといてください」とか言ってた自分・・・・ その後職員室に呼ばれ若い生物の女教師にキャンキャンとギャンギレされた記憶・・・・・ そしてそれを見ていた日本史のおじいちゃん先生が 「あなたの授業を受けるより、手塚治虫の漫画を読むほうが人として学ぶ事が多いと僕は思う。」 とかばってくれた思い出・・・・ 先生のあの一言がきっかけでBJ以外も手塚作品いろいろ読んだよ。 もうこの世にはたぶんいらっしゃらないかもしれないけど いつかお礼が言えたらと思います。 それまで人生、めいっぱい楽しむ予定なのですよ!! そして漫画では お尻の皮膚を提供したタカシ君のがクロオ君より先に退院してましたが ぶっちゃけ皮膚とったとこのが最初の1週間超痛くて(まともに歩けないレベルに痛い) タカシ・・・・まじで良い奴・・・・と、40歳過ぎて 再び・・・強く、改めて思いました。 最高だ。手塚漫画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 2, 2023 02:05:42 AM
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