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作: イツァク・シュヴァイゲル・ダミエル 絵: オラ・アイタン 訳: 小風 さち 福音館書店 ハンナはちいさな女の子。 サバス(安息日)のために、お母さんがまっ白いドレスを縫ってくれました。 お風呂に入ってその服を着ます。 うれしくてたまらないハンナは、外に出て、犬のズジーや牛のエドナに見せます。 でも、大切な服が汚れるといけないから遊びません。 家に帰ろうとすると、森の中から大きな重そうな袋を背負ったおじいさんがやってきました。 炭の入った袋を一緒に運ぶお手伝いをしたハンナは、おじいさんとさようならしてから、 ドレスが炭だらけになっていることに気付きます。 ハンナが長い間泣きじゃくっていると、お月様がハンナの上をとおり、たずねました。 「おじいさんの手伝いをしなきゃよかったと思うかね?」 「ちがうの。そんなことちっとも思っちゃいない。でも・・・服が・・・かあさんがぬってくれた服が・・・」 「泣くのはおよし、おじょうちゃん。服のことなら心配ない。」 お月様はそっとひかりをさしのべて、ハンナの服にふれました。 すると黒い炭のあとが銀色にきらきらひかりはじめました・・・・ ************************************************************************************* 帰省中ですが、書きますぜ。 やっと手に入れました。「ハンナのあたらしいふく」 松井るり子さんの『うれしい気持ちの育て方』で紹介されてるあらすじを読んで以来 欲しくて欲しくてたまらなかった絵本。 いつもは、すぐに古本を探してしまう私ですが、これはなんだか新品で買いたいと思っていました。 7月26日は、ぽにゃんの誕生日。 既に埼玉でお祝いを済ませ、プレゼントも渡してある~という、なんとも情緒のない状態だった のですが、出先からの帰りに立ち寄った本屋さんで見つけ、これを渡すことが出来ました。 絵本の品揃えがたまらなくすばらしい、田舎の本屋さんに感謝! 実際手にとって読んでみて、やっぱり宝物になりました。 小さな心が報われるっていうの? 絵本ならではなのかもしれないけど、こんな子どもの心を見逃さないようにしたい・・・と思った。 ハンナのおかあさんがこれまたいいのだ。 お月様が出てくるまで帰って来なかった娘を探しに出た先で、優しく暖かく迎えている。 こんな母でありたいな。 絵もすごく好き。 ************************************************************************************* ぽにゃん、5さいのおたんじょうびおめでとう。 また、ケーキでおいわいできてよかったね。 あなたがうまれてきてくれて、ほんとうにうれしい。 4さいだったぽにゃんも、5さいのぽにゃんも、6さいになるぽにゃんも、 これからもずっとずっとだいすきだよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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