Who is “JIRO”?

月曜日。
空き時間の多い月曜日…。確か，先週も書いた。

今日は，週末に持って帰ったもののまったく手をつけなかった単元末テストの採点に没頭した。
でも，採点ってすぐ飽きるんだよなぁ…。
仕事に飽きるも何もないのだが…。
Ａ子は採点が好きだそうだ。
前は採点を手伝ってもらっていた時期もあった。でも，いまはまったくない。
なぜか
理由は簡単。Ａ子は早いけど，つけ間違いが多い。
生徒に返したときに，かえって面倒なのだ。かといって，Ａ子のせいにもできない。
自分で採点すると…自慢じゃないが，つけ間違いはほとんどない。
やっぱり，指導している者がつけないといけないのだ。

午後は「総合的な学習の時間」。
明日は発表会だ。
私がサポートしている３年１組の発表は…ドタバタとしている。
本来，地域のＣＭを作って３０秒くらいに編集する予定で撮影を終えていた。
ところがどっこい。デジタルテープに保存した画像をパソコンに取り込むことができない。
マニュアルとにらめっこをしてやったが，ダメ。
他の機材でやってもダメ。他の人に頼んでもダメ。
慣れている人なら簡単なんだろうに…。

ということで，急遽，静止画のスライドショーで発表することになった。
土台を私が作って，生徒たちが用意した写真を貼り付けていく。
できることをやるだけだ。

放課後，部活動の２年生の保護者から電話があった。
嫌な予感がした。
当たり…。
昨日の大会で，出場するはずだった試合に出られなかったと…。
コーチはその場にいなかったらしいと…。
会場がばらけてたんだよなぁ…。コーチは行ったり来たりしたはずだ。
「ケガで試合に出られないはずだった生徒が出られるようになったりして，急遽変更があったんですよね…。私も休ませてもらってて…。至らずにすみませんでした。確かに出場できると思っていたでしょうね。コーチも大変だったはずなんですよ。その場にいた保護者の皆さんにアドバイスしてもらってもよかったんですが…。」
いらんことを言ったかな…まずいな…。そう思った。
「保護者の立場ではなかなか指示はできませんよ。日頃から見ているわけではないですし。当番で練習を見ていても，なかなか口は挟めません。」

…聞くだけ聞いた。
言うだけのことは言った。
自分がその場にいなかったんだから，生徒を責めるわけにもいかない。
あとは，コーチに事実を伝えておくのみだ。
コーチもなんと言いようもないだろう。

ふぅ…。