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テーマ:心の病(7246)
カテゴリ:病気のこと
11月26日金曜日。
とてもきつかった。 ずっとイライラしていた。 仕事から帰って,些細なことからA子とケンカした。 私は家を飛び出して,車をすっ飛ばした。 九州から出てやろうと思った。 …でも,現実は…体力がなかった。 疲れたので佐賀で高速を下りて,コンビニでおにぎりを買った。 帰りながらおにぎりを食べ,A子に謝りのメールを送った…。 それからしばらく,気分が落ち込みがちになって…12月3日,通常の通院日でもないのに病院に行った。 主治医は,やっぱり何かを察知したんだろう。私の話をじっくりと聞いた。 ほかにも患者が待っていたにもかかわらず,閉院時刻を30分も過ぎて私の診察は終わった。 主治医はまた言った。 「私はあなたの最初の治療を失敗したと思っている。軽く見てた。だから,もうあんな失敗はしたくないんです。いまのあなたは,この病気の人が治っていく過程で必ず通る分岐点にいるんです。十分に気をつけて通らないといけない。」 薬が増えて,通院が2週に1回から毎週に変わった。 4日には夜の部を休んだ。気持ちが乗らなかった。 12日に教え子の結婚式が入っていたから,それまでは何とか乗り切らないと…と,ワラにもすがる思いで毎日仕事に向かった。 その結婚式も過ぎて,また巡ってきた土曜日。 今日は部活の試合だったが,休ませてもらった。 そのくせにバイクに乗ってきた。90kmほど…。 途中で白バイに捕まった。スピード違反だ。 観念して,停車した。 白バイ隊員は言った。 「最初に言っておきます。これは注意です。」 ??? 「私たちは一定の距離を付いて走ってスピードを測らないといけないんですが,あなたのブレーキが早かったためにその距離に達しませんでした。なので注意なのですが,あなたのスピードは時速80kmは出ていたと思われます。」 「はい。」 「免許証を出してもらっていいですか?」 私は珍しく素直に応じた。 「西川さんですか。」 「はい。」 「ツーリングですか?」 「はい。」 「事故にもつながりますから,気をつけていってください。」 「はい。」 白バイは元来た道を帰っていった。 私は白バイを見送り,一度免許証を眺めてバッグにしまった。 大型・中型・大自二・普自二・原付・大二…。 せっかく取った免許だもんな。大事にしないと…。 フゥッと息を吐き,気を落ち着かせてから発進した。 バックミラーで白バイに気づいたのが早かったんだ…。 ホッとしたものの,あまり運がよかったとは思わなかった。 白バイが隠れていたのに気づかなかったんだから…。 悪いことはできないと言うことだな…。 家に向かって走りながら,別の白バイに捕まっている自家用車を見かけた。 後ろに付かれても気づかなかった…ということなのかな?? そんなことを考えながら,無事に家まで帰ってきた。 …さて,碁を打ちに行きますか。 私と打つのを楽しみに待ってくれてる人がいる。 それだけでも幸せなことじゃないですか。 …ねっ。 いま,無性に聞きたい気分になった。 大好きな1曲…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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