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テーマ:たわごと(26892)
カテゴリ:よしなしごと…
仕事を終えて職場を出ようとした。
「お疲れ様でした。」 すると,職員室の出口のところにたまたまいた校長から話しかけられた。 「先生,あの黒板に書いとった問題。3点のヤツ。あれは生徒はどのくらい解けるとね。」 ゲッ!板書が残ったままだったのね。 この校長は校舎内をよく見て回る。 普通は授業中に廊下を通り過ぎるのだが…。たまに,教室に入ってきて生徒たちのノートを見て回る。今日は授業後の教室内に入ったらしい。 校長の言う問題とは, 『座標面上に3点A(4,3),B(2,-2),C(-3,0)がある。△ABCはどんな三角形ですか。』 というものである。 3年生『三平方の定理』の「2点間の距離」の中で,類題として出題した。 余裕のある人はやってみなさい,と。 「意外とすぐに解けている生徒もいました。」 「オイはさ,図ば描いてみたとばってん,直角三角形になるごたんねぇ。違う?」 「合ってます。正確に言うと『直角二等辺三角形』になるんですけど。」 「生徒はどうやって解くとですか。」 「それぞれの辺の長さを出して三角形の特徴を見るんですが,できていた生徒の中では3辺の比から出している生徒が多かったですね。『1:1:√2(ルート2)』になるんです。」 「そうですか。いやぁ,板書から授業を想像してみるのも面白いですよ。お疲れ様でした。」 「…お先に失礼します。」 う~ん…。 別に悪いことをしているわけではないが,こっぱずかしいもんだ。 そうそう,今日は囲碁棋聖戦第2局の2日目だ。早く帰って見なきゃ。 家に着くと,もうテレビ中継の時間は過ぎていた。 インターネットで調べてみると…午後5時37分終局。 テレビ中継の中で挑戦者の井山裕太名人が投了してる。 ナマで見たかったな。これで,1勝1敗か。 私はどちらかというとまだ『強い張栩』に勢いのある井山裕太の前に立ちはだかっていてほしいと思っている。 まぁ,棋譜が見れればいいか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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