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Who is “JIRO”?

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2011/05/04
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昨日,天気予報を見ていて思った。
「この連休中,バイクに乗るには明日しかないな。」
それで,風呂上がりにちょっと季節外れながらヒートテックを着ておいた。

そして,今日。
A子が松本ツツジ園に行きたいと言うので,ちょっと渋っていた。
疲れそう…。しょんぼり

子どもたちはそれぞれ用事があって出かけていたが,三女は部活動だったので昼には帰ってきそうだった。
A子は三女が帰ってきたら一緒に行こうと言って,買い物に出かけた。

私は一人,どうしようと思いながら,それでも一応バイクに乗る用意をしておいた。
長女用に買った110ccのLeadに乗って実家に行き,1992年式のCB750に乗って帰ってきた。

しばらくすると,三女が帰ってきてさっさと昼食を食べ,出かける用意をし始めた。
「どこか行くとか??」
「うん。友達としゃべってくる。」
近所の店まで自転車で行って,喫茶コーナーみたいなところでダベリングだそうな。
そうこうしているところへA子から電話携帯電話
「○○(三女)は帰ってきた??」
と言うので,
「もう,昼飯食べて出かけようってしよる。」
「え~,待っとったとに。すぐ帰る。」
A子は本当にすぐに帰ってきた。
「何,あんたツツジ見に行かんと??」
「行かないよ。友達と約束してきたもん。」
「あんたが行くって思うて待っとったとに。」

「あんたの帰ってくるとも遅かもん。」
三女は出て行った。
A子は昼食を食べて…。
「父ちゃん,行く?」
と聞く。
「まぁ,行ってもいいけどさ…。」
「バイクば用意しとるごたっけん,バイクで行こうか。」
・・・。

気楽に言ってくれるねぇ…。
後ろに乗っけてると,結構気い遣うんだぞ。


疲れるだろうけど,たまにはいいか。ウィンク

インターネットで目的地を探し,地図を頭にたたき込んだ。
よし。行こう。グッド
A子の格好を見て,
「あんた,その服で行くつもり?バイクは寒かよ。」
「そうか。考えとらんやった。」
もう一枚着込んで出発。

大村湾沿いの国道207号線,国道34号線を走って,一路大村へ。
片道30kmほど。それほどでもなかった。
松本ツツジ園に向かう道は予想以上に細かった。車同士で離合すると脱輪しそう…。ショック
「バイクは渋滞してても車の横ばすり抜けられるけん,速いね。」
「うん。」
ツツジは見頃をちょっと過ぎていたと見えて,入園料が安くなっていた。
それでもどうしてどうして,なかなかのものだった。
写真は撮ったけど…アップするのが…。
松本ツツジ園の写真をご覧くださいませ…。

ソフトクリームを食べながら,A子に
「大村湾一周するか。」
と言うと,
「別によかけど,きつうない?」
「大丈夫やろう。」
帰ろうとすると,駐車場整理のオジさんに声をかけられた。
「兄ちゃん,バイクで元気かね。」
「え?いえいえ。」
おぉ,久々に兄ちゃんなんて言われたぜ…。
「このバイクで何キロぐらいあると?200キロぐらい?」
「そのくらいはあると思います。倒したら起こすのが大変です。」
「オレも昔は乗りよったとばってんさ。250けど。バイクは気い遣うもんね。車のほうが楽よ。」

「そうですね。」
バイクの向きを変えた頃,A子が戻ってきた。
「この通路ばグルッと回れば道に出らるっけん。」
とオジさん。
「ありがとうございます。」
と軽く会釈をして出発した。

長崎空港近くのガソリンスタンドで満タンにした。
さて,走るか。スマイル
風を切って,気持ちよく走った。
追い越しはせず,ただ信号で前に出るだけ。それだけでも,十分速かった。

大村湾の向こうには西彼杵半島の山並みが見えるはずだったが,黄砂のためにまったく見えなかった。

川棚駅前で,どうしたわけか目の不自由な人が車道の真ん中で立ち往生していた。
なんで,車を降りて歩道に渡らせてあげないんだろう。
私は,A子に
「行ってこんね。」
A子も自分が行くしかないと思っていたようで,サッと下りた。
A子がその人のもとにつくのと同時に,知り合いらしき人が道の脇から出てきた。
「すぐそこの家の人やっけん。」
と言う声が聞こえた。その人はA子と2人で歩道まで手を引いて渡らせると,
「あとは大丈夫ですよ。」
と言った。A子は戻ってきた。
A子がバイクにまたがるより先に,脇に並んでいた車の列が動き出した。その中の一台は私たちの方に向かって拍手していた。
こんなこともあるんだね。バイクだったら横をすり抜けることは可能だったけど,その目の不自由な人にとってみれば,きっと大きな恐怖を感じることだったろう。

佐世保に入り,ハウステンボスの脇を通って,国道202号線へ。
西海橋が近づくにしたがって,どんどん車が混み出した。
バイクを運転しててこれ以上の迷惑はない。超ノロノロ運転。「最徐行」ってやつだ。

もう少しだけスピードが上がるとゆっくりながら何とか走れるのだが,あまりにも遅すぎてローの半クラでもふらついてしまう。隣の車にぶつけたら大事だ。
もう少し路側帯に余裕があればすり抜けて行けるのにこれも無理。
結局,西海橋の前後2kmほどは足をつきながら我慢の運転をしなければならなかった。気も遣うし,体力も使った。ほえー

国道206号線との分岐点で,私は国道202号線を選び,そのまま走った。家に向かうには大きく遠回りだ。しかも,この先には私が休職したときに勤務していた中学校がある。
A子は驚いたようだった。
わざと,その中学校の前を通過する道を選んだ。ここを克服しないといけないんだ…。

ここからは国道202号線をひたすら南下。
田舎だけど広い道。これほど走りやすい道はない。
途中,トトロの実物大人形がおいてあるバス停の前を通った。
A子が「すごい!」と一言。

私が一番充実した6年間を送った中学校の前も通った。あの頃はよかった…。あのすぐあとにあんなことになるなんて…。もう,戻ることはできない。

夕陽が丘そとめで休憩。
ふぅ…。大村のガソリンスタンドから休みなしでよくここまで走ったもんだ。
「寒かったぁ。」
とA子が言った。
前,A子を乗せて走ったときもここで休憩した。
停めやすいしね。景色もいいし。

A子は家に電話して,先に帰ったらしい三女に洗濯物を入れておくように頼んでいた。
ここまで来れば…あと30分ってとこかな??

ひゅーん,ひゅーんと気持ちよく走って,渋滞を避けるルートで実家へ戻った。
大村のガソリンスタンドから112.5km。よく走った。
たぶん,全走行距離は140kmを超えているはず。150kmいったかな??
また,長女のバイクに乗り換えて家に戻った。
さすがに疲れた。
でも,A子も気持ちよさそうだった。

明日は…筋肉痛かな。泣き笑い







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最終更新日  2011/05/05 10:07:04 PM
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