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祝,結婚20周年
ちょうど20年前の1991年6月2日日曜日。 私とA子は,縁もゆかりもない地,大村で結婚式を挙げた。 なぜ,大村だったか…。 私もA子も離島勤務だった。 双方の同僚を招待して,翌日勤務できるようにするためには,中間地点でするしかなかった。 関東方面から来た私の親戚たちは,大村まで来たついでに,その当時話題だった雲仙普賢岳を見に行ったそうだ。まさか,翌日大火砕流で死者が出ることになるとは思わないで…。 そうそう,私たちはそのまま新婚旅行に旅立ったため,普賢岳のことはしばらく経ってから知ったのだ。グアムで, 「長崎からいらしたんですか。雲仙は大変でしたね。」 と言われても,何のことかよくわからなかった。 「たくさんの人が亡くなってますよ。」 帰りの飛行機の中から雲仙の灰色に染まった斜面を見た。 忘れられない光景だ。 それから10年後の2001年6月2日土曜日。 女の子3人に恵まれ,幸せに暮らしていた私は,10周年のイベントを考えていた。 ちょうど土曜日。 その当時はまだ半日勤務だった。 私は休みをもらって,ホテルに食事の予約を取った。 「結婚10周年でお祝いをしたいんです。○○のコース料理をお願いします。」 A子と子どもたちの帰りを待って, 「どこか,食事に行こう。」 と誘い出した。 JRで長崎市内へ行き,ふらふら~っと予約した店に入る。 「ちょっと,ここ高いっちゃない??」 「よかさ。」 店の入り口で, 「西川です。」 と言うと, 「どうぞ,こちらへ。」 と案内された。 「予約しとったと??」 とA子。 「うん。」 注文していたコース料理をいただいた後, 「ご結婚10周年だそうですね。おめでとうございます。こちらは私どもからのお祝いです。」 とケーキを1ホールもらった…。 そして,今日。 10年前と同じ店で食事をした。 ただし,今回はA子が予約した。 私は, 「20周年って言えよ。」 と言ったのだが, 「結婚記念日っては言うたけど,20周年は言えんやった。」 店に入ると,長女は「覚えている。」と言った。 私も,思い出した。10年ぶりに来たんだな…。 10年前のサービスはなかったけど,私とA子のデザートにメッセージが…。 読めます??上がA子の分で,下が私の。 フランス語だったな…。 たぶん,英語で書くと“Anniversary of Marriage”。 持ってきてくれた人が会話を聞いていたんだろう。 「20周年ですか?お若いですね。」 そう言って,私たち2人だけの写真と,家族5人の写真を撮ってくれた。 ちょっと非日常の空間…。 楽しめた…かな?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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