Who is “JIRO”?
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今日は夜の部の皆さんが世話をしてくれる3ヶ月に1回の碁会だった。行ってビックリ。駐車場が満杯…近くのグラウンドで,ロードレース大会があっていた。雨がしとしとと降っている。大変だ…。何とか車を停めて,中に入ってまたビックリ。少ない…。何でこんなに少ないの最近,参加人数がみるみる少なくなっていっている。何でだろう。全部で15人…。そのうち,夜の部の仲間の皆さん10人。なんじゃ?土曜の夜にやったらいいじゃん…なんてね。A,B2クラスに分けて対局開始。Aクラスは7人。全部で6局打つので総当たりリーグとなる。最低で2子局。最高7子局。人数が少ないとこうなるよねぇ。当然,親父とも打つことになる。この碁会の手合いでは3子。負けるわけがない…。かえって,こっちがプレッシャーを感じることになるんじゃ???結果,5勝1敗で優勝。インスタントコーヒーセットを頂いた。1敗は7子局だった。7目足りなかった。ん…残念。久々の親子対決は,無事に勝つことができた。大石を仕留めることはできなかったが終始攻勢で,黒地がとても少なく,30目以上の大差だった。4勝2敗が3人,2勝4敗が1人,1勝5敗が2人。全勝がいなかった代わりに全敗もいなかった。めでたし,めでたし。親父は1勝5敗。こんなものでしょう。思ったよりも早く帰宅できた。疲れたのは,碁のせいか,明日からの仕事を意識するためか…。とにかく,今夜は早く寝よう。
2009/02/22
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今日は囲碁教室。三女はA子とともに小学校区の駅伝大会出場のため欠席。今日は始めに先週の大会での結果が報告された。5戦全勝が3人。そのうちの2人が三女と同じクラスで,同士討ちでの決勝戦だったとのこと。めでたい,めでたい。他にも4勝1敗が数名。教室全体としてはかなりの好成績だったようだ。裏を返すと,不戦勝付きでの4勝1敗の三女の成績はやはり大したことはないということだ。やはり,もっと強くならないと…。今日は小学生くんとの対局。大会も終わったし,元の手合いに戻す。2子局。持ち時間白20分,黒30分。これが,ちょっと大変な碁になってしまった。最初に地を与えてしまい,白が追い上げる展開。それでも,大ヨセに入って,大きなヨセが3カ所あるうち1カ所でも打てれば何とか勝てそう…。ふつう3カ所のうち1カ所ということのは,まぁ,だいたい打てるものだ。交互に打っているんだから,当然のこと…。ところが,うまく打ち回された。こちらの打ち方にも問題があったのだろうが,すべて先手で切り上げられて,3カ所とも打たれてしまった。…つまり敗色濃厚。ゲゲゲ…と思いながら,じっくりと手を探す。少しだけ,黒地を削ることに成功。微妙な形勢で,私の時間が切れかかる。小ヨセをサラサラと打って,何とか終了。だいたい,私の時間が先になくなりかけるってことが珍しい。整地して,白4目勝ち。「ふぅ,何とか残ったか。負けたって思った。キミも勝ったって思ったんじゃない?」小学生くんはコクッとうなずいた。「まさか,大ヨセでこことこことここ。3カ所とも全部打たれてしまうって思わんやったもんなぁ。うまく打ったよね。」小学生くん,照れ笑い。「やっぱり,最初に地をやってしまったのが苦しくした原因かな…。」出てくるのは,自分の反省ばかり…。周りを見渡すと,まだ時間がかかりそうな碁ばかり。「もう一局打とうか。」「はい。」ただし,時間が限られているので1局目よりも時間を短くする…。2子局,持ち時間白15分,黒25分。先ほどの反省から,今度は地で先行する。黒は外勢を張る。白地の中にあった数目の黒石,生きようと思えば後手で生きることはできたが小学生くんは先手で他を打つほうを選んだ。私はもう一手かけて,殺した。この判断がどうだったか…。それぞれの持ち時間をギリギリまで使って終局。どちらも切れなかった。「う~ん,さすがに今度は白が良さそうだな。」小学生くんもうなずいた。整地して40目白勝ち。「えっ,そんなに違ったか…。」時間が短くなると,上手有利には違いない。でも,その短くなった分,持ち時間の差10分の重みが増すことになる。結局,時間がないからこそ最初に現ナマを頂くことを即決したのだ。「後手だけど,生きててもよかったんじゃないかな。そのあと,もう少しアジが残るし…。」小学生くんは,うなずきながら聞くばかり。家では,お父さんと互い先で打っているらしい。お父さんに追いついてしまったからこそ,いままで順調に伸びてきたのが足踏みしているのだ。「1局目の打ち方ができるとよかったのにね。今日は勝ち損なったね。」小学生くんは,笑いながらうなずいた。「ありがとうございました。」エースくんレベルに上がるまでには…どうかな。囲碁教室が終わって,帰ろうとする私に親父が言った。「昨日,お母ちゃんがさ。そっちの家族が帰ったあとに『久しぶりに次郎の笑顔ば見た。』って喜んどった。やっぱり,病気してからあんまり笑うたところば見とらんとさ。」そう話す親父もうれしそうだった。「ふーん,そう…。」帰って,その話をA子にすると,A子も笑いながら言った。「よかねぇ,あんたは。笑うだけで親孝行できて…。」…そうだね。いいことやら,悪いことやら…。
2009/02/21
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今日は親父の誕生日だ。ただし,戸籍上の…。本当に生まれたのは1月31日だそうで,我が家ではその日にお祝いとして金一封を贈った。福岡に住む姉は今日,花束でも贈ると言っていた。届いているだろうか。77歳になったので何かお祝いに旅行か食事会でもせないかんかなと姉とは話し合ってみたものの,当のうちの親たちは「何もせんでいい。」元来,イベントがあまり好きではない。出不精なのだ。ゴールデンウィーク辺りに従妹の結婚式が福岡で予定されていたので,そのときに一緒に食事でもいいかと収まろうとしていたところに結婚式お流れのニュース。入籍はとうに済ませているのだが…。急にお相手が名古屋に転勤の辞令が出て,本人は行く気はサラサラなく,会社を辞めてしまったとのこと。この不況の世の中,どうなることやら…。さて,戸籍の上での77歳。どうしましょう。…どうでもいいか。ふとケータイを見てみると,今朝,家を出たあとA子から伝言が…。「今夜一緒に食事でもどうかって…。」やっぱり出かけたくないらしく,我が家から実家に移動しての食事会。当人が「それがいい」ってんだから,それでいいんじゃないこれにて,一件落着。
2009/02/20
今日,明日は学年末テスト。試験監督と採点である。それが終わると評価。悩ましい時間を迎える。私の担当教科1年数学は今日実施されたので,採点を途中まで終わらせて帰って来た。思い通りに授業が進んでないこともあって,試験範囲が狭くなったため易しい問題になった。(と,私は思っている。)反面,十分に復習の時間が取れなかったので,理解度は…以前の学習内容を忘れてしまっている生徒も多かった。出来は悪そう…。悩みは深い。2クラスのうちの1クラスは各教科ごとの目標点数を決めて取り組んでいた。数学の目標は学級平均70点。う~ん…,届きそうにないな。さて,教科書を終わってしまうまでもう一踏ん張り。生徒たちにも多少迷惑をかけてしまいそうだが,しっかりと終わらせたい。それにしても,時間をかけて復習したいのは山々だが,ゆとりがない。とほほ…。
2009/02/19
先週の水曜日は「建国記念の日」だったので,病院は休みだった。今日は2週間ぶりの病院である。学校では明日からテスト。放課後,1年生の女子3名が質問に来た。「先生,作図のしかたを教えてください。」今日は,終業時間が来るとすぐに病院に向かわないと間に合わない。「今日はすぐに帰らないといけなくてね。時間があまりないんだけどいいかな。30分ぐらいかな。」3人一緒に同じように作図をさせる。「まずは線分を1本描いて。それに垂直二等分線を描いてみよう。」描ける。「じゃ,角の二等分線を描いてみよう。」お互いの作図を見ながらちゃんと描いた。「よーし。この2つが描ければ,だいたい大丈夫って言ったよね。他に描いてみたいものはある?」「円の一部から中心を見つけて,円を描くヤツができなかった。」「あぁ,アレね。垂直二等分線を使うんだよ。やってみようか。じゃぁ,適当に弧を描いてみて。」3人とも描く。「垂直二等分線上の1点から元の線分の両端の点までの距離は常に等しくなるんだったよね。いいか?それでもって,この弧の上の点は円の中心から同じ距離にあるんだよね。つまり,この弧の上に2点を取って弦を描くと,円の中心は弦の垂直二等分線の上にあるって訳だ。」3人は,顔を見合わせる。よく説明がわからない様子。「授業でも言ったんだけどなぁ。別のところに2つの点を描いてみて。点AとBとでもしようか。…じゃ,線分ABの垂直二等分線を描いて。…垂直二等分線上の点にコンパスの針を刺して…そうそう。そして,もとの2点までの距離が等しいことを確かめる。…どう?等しくなったやろ。…別の点にコンパスの針を刺して…また,2点までの距離を比べてみる。やっぱり等しいやろう?そういうことさ。」少し,わかってきたよう…。「じゃ,元に戻って弧に弦を書き込んでみよう。どこでもいいよ。…そして,その弦の垂直二等分線を描く。…描けた?じゃ,もう一度同じことをする。もう一本弦を描いて…その垂直二等分線を描く。…そしたら,2本の垂直二等分線が交わったよね。その点は2本の弦の両端の点から等しい距離にあるって訳だ。ということは,その交点は元の弧を描いたときの中心になってるってことだよね。さあ,円を描いてみよう。」3人とも描けた。ホッ…。「明日のテストに役立つといいね。」3人はニコッと笑って,「ありがとうございました。」と帰って行った。…ふと見ると,終業時刻を過ぎている。まずい…。ダッシュ。少々,スピード違反気味。かろうじて,受付は間に合った。ところが今日はやけに患者が多い。一人,また一人と呼ばれて診察を終えていく。私はいつものように新聞を読んでいたのだが,ふと周りを見ると待合室には私以外誰もいなくなっていた。オレが今日の最後の診察なんだ…。呼ばれて診察室に入る。「どうですか。」「特に変わりはないんですけど,明け方によく目が覚めてですね。睡眠時間を損した気分になるんですよ。でも前,薬を処方してもらったら,眠気が残ってしまいましたからね。どうしたものかと思っているんです。」「そりゃあ,気にしなくていいでしょう。私でも目が覚めますよ。目が覚めたところから起きて動き回らなければ問題ありません。眠れなくても,ゴロゴロしていればいいんですよ。」「はい。」「奥さんは今日は?」「今日は来てないです。」「あ,そう。来てないの。」いつもの薬をもらって,帰宅。今日も一日終え,ひとまず.ほっ…。
2009/02/18
やっぱり,1日休養が少なかったのは痛かった。なかなか疲れが取れない。というか,もう週が明けて仕事が始まっているから,疲れが貯まっていく段階だ。職場までの通勤がつらい。景色は結構きれいなのだが…。せめて半分なら,睡眠時間があと1時間増やせるのに。そんなことを考えてしまう。そんなことを考えながらも,仕事のほうは順調に消化している。木金はテストだが,もうテスト問題は完成している。今週末はお世話になっている夜の部の皆さんが世話する碁会だ。行かないわけには行かない。おこがましい話だが,私と打ちたくて来る人もいる。一昨日の分を取り戻さなきゃ…。そうしてまた,来週はきついのかな??う~ん,行かなくてもストレスがたまりそう。この矛盾をどう解決するべきか…。
2009/02/17
仕事が終わって,のんびり家に帰る。今日も一日疲れた。今週は昨日が囲碁大会だったために,十分な休養が取れていない。早く寝るに限る。風呂に入りながら…悔しさがこみ上げてくる。昨日の初戦の相手。「去年,準優勝だったそうですね。」のあと,「オレの最高は3位だからなぁ。」とのたまった。だから,決して負けておかしい相手ではなかったのだ。それにしても,勝負所の局面が頭をよぎる。後悔してもしかたがないが,それでも後悔してしまう。迷った手。もう一方に打っておけば…。人生と同じ。やり直しは利かない。いつも負けたら悔しい思いをする。そして,自分は弱いなと思う。でも,昨日のオープン戦の中でも県の強豪に名を連ねる人に勝っている。そしてまた,自分も捨てたもんじゃないと自画自賛する。勝った者が強い。負けた者が弱い。それだけのことだ。エースくんを始めとして,若い勢力が台頭してきている。もうすでに,楽には勝てない。自分も強くなりたいと願って精進するのみである。
2009/02/16
今日は県の強豪が集まる囲碁大会だった。私は…初戦敗退だけは避けたかったのだが…現実のものとなってしまった。初戦の相手に「去年,準優勝したそうですね。」なんて,妙なプレッシャーをかけられてしまった。「まぐれですよ。」と答えたものの,初戦は突破したかった…。オープン戦まで含めて,3勝2敗。かろうじて勝ち越し。終わって会場を出ると,三女が待っていた。「どうやった?」と聞くと,「1つ不戦勝があるけど,4勝1敗。お父さんは?」「トーナメントは初戦敗退。オープン戦も入れて3勝2敗。」「最後んとは,負けたと?」「いや,勝ったよ。2連敗のあと3連勝やった。」「お父さんの名札の上がって行かんけん全部負けたとかって思うた。」「トーナメントは初めに負けたけん,一番下のまんま上がらんとたい。」去年は名札が上がっていったのを見ていただけに,おかしいと思っていたのだろう。まぁ,実力はこんなものである。「それにしても,4勝1敗はなかなかたい。認定証かなんかもろうたか?」「う~ん,もらったんだけどね,何級か書いてないよ。」「ふ~ん。そら,おかしいな…。」帰りがけには駅でホームを間違えてダッシュする羽目になるし,ちょっと疲れた一日だった。気分を切り替えて,明日に備えよう。
2009/02/15
今日は囲碁教室。明日の囲碁大会に備えて,向こう先で打つ。今日の相手は中学生くん。黒の弱い石を絡めて攻め,中押し勝ち。でも,しだいに強くなっていることを感じる。中学生くんvs小学生くんの対局。明日のジュニア選手権戦の決勝戦が,この対局になるといいのにな。作って,中学生くんの勝ち。中学生くんは苦手意識があったようだが,久しぶりに小学生くんに勝った。弾みになるといいと思う。私は帰宅後,ネット対局。明日に備えて…。4局打って3勝1敗。でも,どれも内容が不満…。これは,まずいな…。なるようになるさ。なるようにしかならない…。
2009/02/14
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今日は学級担任の先生の一人が出張のため,代役をすることになった。朝の会,帰りの会,出席確認,自学ノートにテスト勉強の確認…いろいろやらないといけない。まぁ,教員としては当たり前の仕事なんだけどね。やはりまだ,普段より少し仕事量が増えると疲れが残る。しょうがないか。明日は土曜日。明後日は日曜日。当たり前…,でも,明後日は大会だ。そのためにも,明日はちょっと気合いの入った碁を打ちたい。今週もまた,何とか週末を迎えられそうだ。よかった…。早々に家に引き上げる。途中…意味なく大渋滞。事故だと思って並んでいたが,そうでもない。何で渋滞していたのかさっぱりわからない。家に着いてみると…A子がトイレでもどしている。相当具合が悪そうだ。「たぶん,疲れとるけんやろう。私,寝る…。」う~ん。無理することない。寝ろ,寝ろ。でも,オレもきついよ…。具合悪くはないけど。子どもたちにがんばってもらおう。
2009/02/13
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今日の給食でのこと。いま担当している1年生には,双子が二組いる。2クラスあるから,それぞれに1人ずつ入っている訳なのだが。どちらも一卵性双生児で,ひと目ではなかなか見分けがつかない。その中の一人と隣の席で食べた。「○○くん(話している子)は××くん(双子の兄弟)のことは『××』って呼ぶよね。」「はい。」「××くんは○○くんのことを『○○』って呼ぶよね。」「はい。」「普通そうだよね。」「なんでですか?」「ほら,サザエさんでさ,波平さんが双子の兄ちゃんの海平さんに『海平兄さん』って言うじゃない。おまけに敬語でさ。アレって,不自然だよね。」横から,「知ってる,知ってる。毛が1本と2本なんだよね。」「そうそう。若い頃はどうやって見分けてたんだろうね。」当の彼は,「あり得ないですね。そりゃ絶対ないですよ。」「普通の兄弟でも兄ちゃんに敬語って,普通ないよね。」実にくだらないどうでもいい会話だが,モヤモヤがすっきりした。「サザエさん」では,何であんな設定にしたんだろう。不自然だよなぁ。たぶん,誰が見ても不自然だと思うなぁ…。まったく,どうでもいいことなのだが…。
2009/02/12
建国記念の日。今日も朝寝をして,のんびり起きる。朝食を食べたあと,暇そうにしている三女を捕まえて碁勉強。今週末は大会だ。手筋の問題を20題ほど解かせた。簡単な問題を間違えたと思ったら,難しそうな手筋をポンと答える。…勘がいいのやら,悪いのやら…。三女のしびれが切れたところで,解放した。そしたら,大好きなハリー・ポッターを見ると言う。次女から,「またぁ?」と言われても動じない。今日は「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」もう6年生だというのに,見飽きるほど見てもまだ見る。次にどんな台詞が出てくるか,もうお見通しなのに…。三女に付き合って最後まで見終わったら,周りに誰もいなくなった。長女は朝から部活動で練習試合。次女は一応,受験勉強。三女はA子と一緒に長距離走の練習…。それじゃ,また映画を見るか…。「ただ,君を愛してる」。泣ける映画だ。たまには,こうして一人で映画を楽しんで泣いてみるのもいいもんだ。さてさて,そろそろみんな戻ってくる。その前に一眠り…できそうにない。こうして,貴重な休日は過ぎてゆく。
2009/02/11
子どもと一緒だ。祝日がうれしい。(^^)/明日は建国記念の日。「建国をしのび、国を愛する心を養う」日だそうだ。う~ん,あまりそういう心境ではない。教員が言うことではないが。とにかく休めることがうれしい。職場では,それだけ気を張っているということなのだろう。今日は来週の学年末テストに向けて,各教科のテスト範囲をまとめたプリントと,学習計画表を今回用に打ち直して用意し,担任から生徒に配布してもらった。授業のほうもテスト範囲終了を目指して,大わらわである。テスト範囲を消化できなければ,カリキュラムの消化も怪しくなってくる。来週の時間割が発表されて,各クラスのテストまでの授業時数がはっきりした。少ない方はあと3時間しかない。今日の1時間で他のクラスの2時間分を一気に説明した。…やればできるじゃないか。生徒の反省を見ても,まずまず理解できた様子。よかった。早めにテストも用意して,余裕を持って来週に備えたい。まずは,明日…ゆっくり休もう。(?)
2009/02/10
今週も一日目を迎えた。仕事の面で,ちょっと焦りがあって微妙な気持ち。でも,今週は2日間いけば祝日だ。少し気が楽である。少し時数に不安があるので,少しでも効率よく授業を進めるようにプリントを作成した。何とかしたい。それだけである。テストが終われば,評価もある。久々の仕事である。なかなか機械的に処理できないので,結構気を遣う。気持ちが萎えなければいいが…。がんばりすぎない程度にがんばってみよう。…囲碁大会もあるしね…。
2009/02/09
今日の起床は11時過ぎ。朝昼兼用の食事を摂って,しばらくくつろぐ。三女の好きなハリー・ポッターシリーズ。「不死鳥の騎士団」のDVDを見る。その後,私以外の家族は4人で買い物へ出かけた。私はネット碁を2局打って,1勝1敗。なかなか乗らないなぁ…。それから,昼寝。家族が帰ってきてからも寝ていた。「ご飯よ-。」それでもなかなか起き出せなくて,19:30にやっと起き出す。夕食を食べて,薬を飲む。明日からは仕事だ。早めに寝なきゃ…。ひたすら,寝て過ごした一日だった。
2009/02/08
昨日の熱っぽさはどこへやら…。今日は朝から快調である。囲碁教室に行くために,のそのそと起きる。長女の焼いたスコーンを食べようとして皿を持ってくるとA子が,「今日は食べんとやろう?」「あぁ,そうやった。」やっぱり,何度もA子に言っておいて正解だった。1週間以上前から「7日は血液検査を受けるから朝から食べない。」と言っていた。昨夜も言った。それでも朝になったら忘れている。三女を連れて,囲碁教室に行く。三女とも,打とう打とうと言いながら,全然打ってない。これでは強くなるわけがない。手筋が見えるようになれば,勝ちが増え,楽しみも大きくなるのだが…。囲碁教室では,少し遅れてきた小学生くんと打つことになった。「そうね。打ち込んでいるから3子でもいいんだけど…(笑)。来週が大会だから,先番で打ってみる?それともいつもどおり2子にする?」「…先番で。」向こう先,持ち時間黒30分,白20分。たとえ負けたとしても少ない石で挑んでくるのは,勉強になる。置き石をあてにしないで勝負をする。目一杯がんばった手を打っていくしかない。先週,他のオジさんと打っていた形が出てきた。さぁ,ちゃんと対処の仕方を覚えているかな?きちんと受けた。ひとまずクリア…。その後,黒の大模様に白の地。白は確実に地を稼ぎ,黒の模様を荒らすタイミングを計っている。隅に手をつけ,黒の模様の中で生きる。だがこれだけではまだ足りない。白の確定地50目ほど。黒の模様を削って,勝負にする。薄みをついて中央突破。黒は必死に食い止める。これでだいたい追いついたかな?というところからさらに打ち込み,攻勢をかける。小学生くんの時間が切れた。やはり,時間を使ってしまう。白は考えないと崩れるような手を打ってくるからねぇ…。小学生くんは打ち込まれた石を全部取りかけにきた。勝つためにはそれしかない。でも,さすがに無理だった。逆に石を切断されて,大石が死んだ。「負けました。」「さすがに終わったね。どうだったかな。この最後打ち込んだ白石を渡らせてさ,地を数えてみたら…やってみようか。」石を戻し,さらさらさらっと境界線を決めてしまい,ダメを詰め整地してみた。13目白勝ち。やっぱり,黒は全部取りにいくしかなかったのだ。「ということは,中央を破られたところで逆転したってことだね。白地が固かったから,破られたら苦しい状況だったもんね。」来週の健闘を祈るしかない。三女は1勝2敗だったそうだ。しょうがないか。一旦帰宅したあと,病院へ。体調やインフルエンザの話をして,血液検査ための採血,体重測定。いつもの薬を出してもらって帰宅。家にはハガキが届いていた。夜の部の皆さんが世話役をしている碁会が大会の次の週にあるそうな。調子が上がっていくといいんだけど…。ま,いいか。
2009/02/07
今日は,1校時と3校時が授業,2,4校時は空き時間,午後は出張。比較的楽な一日だった。インフルエンザが横行している1年生の2クラスでの授業だったが,欠席が合わせて17名。学年閉鎖するかどうかの検討はしたようだが,結果的には何もナシ。この土日で収まることを祈ることになったようだ。かくいう私も昨日から咳が止まらない。実際,授業にいっても,登校している生徒たちは結構元気であった。逆に生徒から,「先生もマスクばせんばさ。」と言われる始末。「咳はでよるけど,あんまり病気っていう気はせんとさね。」熱っぽさもないし,頭も痛くない。咳以外はどうってことはない。授業も急がないといけないし,休んでなんかいられない。欠席生徒からはインフルエンザのA型とB型が報告されているため,出席停止後,再登校してきた生徒でも気を抜かないようにという指導がなされている。無事に授業を済ませ,給食もしっかり食べて出張へ。実践発表と講演。ためになる話を聞けた。終了後はそそくさと帰ってきた。帰りながら,肩に痛みを感じる。あれ?関節痛??しだいに,熱っぽさを感じてくる。病院に行ってみるべき?予防接種はしているし,毎日イソジンでうがいして,薬用石けんで手洗いもしているよ。帰宅して熱を測る。37.2℃。やばいかな?とりあえず,気にしないことにする。明日は土曜日だし…囲碁教室行きたいし…。子どもと一緒である。昨日は,生徒の一人がインフルエンザ明けで初登校したにもかかわらず,「まだ期間が短い」と強制送還された。う~ん,オレは大丈夫かな??とりあえず,食欲はある。やっぱりヨシとしよう。明日はちょうど予防接種をした病院に行く日だ。コレステロール値や尿酸値を調整する薬を処方してもらっている。たぶん明日は,血液検査をすることになる。インフルエンザなら,そのときに言われるでしょう。あははこれでいいのか?これでいいのだ。どうあがいても,今日はもう病院は閉まってる。
2009/02/06
コンコン…。朝から咳が止まらない。毎週のことだが,木曜日にもなると疲れがたまってくる。今朝も,「きっつー。行きたくないな…。」正直な気持ちであった。でも,出発。行ってしまえば,どうと言うことはないのだ。車を走らせながら,風景を眺める。手前の海は大村湾の入り江。奥のモヤがかかっている部分が本当の大村湾。一番奥の山並みが大村湾の対岸になる。ここが我が家から職場までの道のりの30km付近だ。写真の腕が今一つなのが申し訳ない…。いつもと変わらない景色。でも,明るくなるのが早くなってきたな…。生徒たちはインフルエンザに相当やられている。1年生2クラスで16人の欠席。私の咳はあまり病的なものを感じない。かつてタバコを吸っていたときにずっと咳をしていた。そのときの咳に似ている。今日も一日授業を終えて,終業時刻を過ぎると早めに帰路につく。ちょっと疲れがたまっている。ゆっくり休みたい。昨日,急いで帰った道。今日はいつものコースでのんびりと帰る。合流地点では7分の差だった。やっぱりこの差は大きいよな。もし,昨日この道で帰っていたら,病院に着いたのは受付終了の3分前だ。相当焦ったに違いない。帰ってからも,ずっと咳をしている。やっぱり早めに寝るとしよう。
2009/02/05
今日は病院の日だった。しかし話し合いが長引いたため,間に合うかどうか微妙な状況に…。17:05職場を出る。いつもは16:45の終業から17:00までの間には出発し,のんびりと病院に向かう。A子とはだいたい17:45に病院という待ち合わせである。が,今日は相当に危ない。18:00の受付締切に間に合うかどうか…。途中でA子からメールが入る。「病院に行けます。」…こっちがピンチ!でも,考えようによってはA子が先に先生と話をしておけば,私が急がなくても受け付けてもらえるはず…。いつもとコースを変えて,ひたすら山道コース。交通量が少ない代わりに道は狭く,曲がりくねっている。でも,信号がないので確実に早く着く。ついでに,ネズミ取りの心配もない。果たして…途中でのろのろのトラックの後ろにつけたり,カーブで離合したりと結構気を遣う運転だったが,何とか17:50に到着。セーフ。A子は先に主治医との話を終えていた。私が呼ばれる。「どうですか。」「はい。何とかやってます。」「なんか,調子がいいってうかがいましたよ。他の先生の代わりに授業に入ったとか…。」「あぁ,そんなこともありましたね。」「別に何ともないですか?」「はい。普通によくあることですから。」「なら,いいたい。」「はい。」「でも,そういうこともできた,ということにしておきましょう。」「」「そういう余力もあるっていうだけで,どんどん進んでそういうことをする必要はないということです。」「はい。」「じゃ,来週は休みだから2週間分薬を出しておきましょう。」病院から家に帰る。…疲れた…。今日も早く寝よう。
2009/02/04
インフルエンザで休んだ生徒…学年で5人。いよいようちの学校にもやってきたようだ。小学校からおよそ1週間遅れ。潜伏期間と一致する。予防には,予防接種も有効だが,「うがい手洗いの励行」これに限る。両方やっておけば,まず大丈夫と見る。今日は,昼から早退した。書類の取り寄せだ。なにしろ,家と職場が離れているから始末が悪い。書類を取りに行く法務局は家を起点にすると職場と反対方向である…。これは結構なドライブをしなければならない。ところが,朝になって長女の在学証明書も取ってくれと言われた。これは高校にも行かなければいけないと思った。高校は町内なので問題ない。高校の事務室に電話してみると,「在学証明書は生徒さんから申請してもらうことになります。」だと。「明日までに書類を揃えたいので今日中に頂きたいんですけど,保護者が取りに行っても無理ですか?」「担任から生徒さんに連絡してもらいましょう。お金がかかるわけでもないですし。わざわざ取りに来ていただかなくても,お子さんに持って帰ってもらえばいいですよね。」どうやら,どこの誰ともしれないヤツには証明書は出せないらしい。いまの世の中では,当然のことか。保護者に身分証明の確認をするのもねぇ…。「はい,それで結構です。」これで,あとは長女が持って帰ってくるのを待っておけばいいわけだ。給食を食べて,明日の授業の用意をして,職場を出た。長崎県庁のすぐそばの長崎地方法務局まで行かなければならない。60kmをちょっと越えそうだ。ドライブ,ドライブ…。法務局での手続きは簡単で,待ち時間も思ったほど長くなかった。家に帰ると,16時前だった。なんだ…。順調すぎるくらい順調。でも,時間に余裕がないと不安になるし。しょうがないか。荷物を片付けて…と。さて,一眠りするか…。ピンポ~ンこんなときに限って,誰だ??「はい。」と,インターホンに出る。「○○(三女)でーす。」「なんや,お前,カギは?」「忘れた。」まったく…。玄関の鍵を開けに行く。「お父ちゃんは,今日はたまたま早う帰って来とっとぞ。おらんやったら,どげんするとか。」「何で,今日は早いと?」昨夜の食事中のA子との会話なんて,三女には興味はない。説明するのも面倒だ。「用事のあったと。」しばらくドタバタして,三女は習字に出かけていった。すると今度は,ガチャガチャっと鍵を開ける音がして,「ただいま~。」受験生の次女である。三年生は部活もないし,早く帰れるよねぇ。オレは眠れんじゃないかとはいえ,文句を言うわけにもいかず,「お帰り。」せっかく早く帰っては来たが,ゆっくり寝ることはできなかった。早めの食事,早めの風呂で,早めに就寝するしかない。
2009/02/03
今日,事務の先生に声をかけられた。「西川先生,ちょっといいですか?」「はい。」「実は扶養手当と住居手当について,手続きが必要みたいなんですよ。」「そうですか。」私が休職していた関係で,いま3人の子どもたちは全員A子の扶養家族になっている。「もう10月からいらっしゃってるんですから,本当はもっと早く気づかないといけなかったんですけど,すみません。」「いいえ,いいですよ。でも,扶養手当については手続きも面倒そうだし,そのままでもいいだろうって,嫁さんと家で話してたんですよ。健康保険証とかも替わるわけでしょう?」「ええ。私もそのままでいいと思っていたんですけどね。県教委のほうから変更するようにと指示がありまして。奥さんと先生の給料では先生のほうが少し多いですよね。収入が多い方に扶養手当,住居手当を支給するようにとのことなんです。」なんのために?「ほんのちょっとしか変わりませんけどね。」教育職の給料表では,私とA子の級,号は同じなのだ。採用も経験年数も変わらない。ただし,A子は3人の子どもの出産のために,育児休暇がある。たぶん,通算の休職期間が私の方が少しだけ短いのだろう。月給にして,1万円も違わない。それにしても,どっちでもいいじゃん。こっちはどっちから手当をもらっても変わりはしない。支払う方にしたって,手続きする分,面倒なだけじゃないの??それも,当人だけじゃなく,それぞれの学校の事務の先生たちにも手間をかけることになる。当然,市町教委,県教委でもいくらかの手間がかかるはずだ。無駄な仕事のように思える。これがお役所仕事ってヤツかな。「すみませんけど,下書きはしておきましたので間違いがないかどうか確認していただいて,押印して出していただけますか?添付書類はあとからでもいいですから,申請書類だけは先に提出してください。」「わかりました。」しばらくして,申請書類は提出した。添付書類はあとからといっても,結局休みをもらっていくしかない。どうせなら,早く済ませたほうが事務の先生の手続きも早く済む。「じゃ,明日午後から休みをもらって添付書類を揃えます。」「そうですか。助かります。」復帰後初年休。時間に余裕を持って,書類を揃えるとしよう。
2009/02/02
今日もまた,朝寝坊。11時過ぎに目覚める。A子の話によると洗濯物を外に出すときも,ゴーゴーといびきをかいて寝ていたそうだ。昼食を摂って,朝の薬を飲む。久しぶりにNHK杯の囲碁トーナメントを見た。張栩NHK杯選手権者vs関西棋院の坂井秀至七段。実力者同士だ。解説はこの勝者と当たる結城聡九段。面白かった。辛抱を重ねた坂井七段が中押し勝ち。現在4冠の張栩名人・天元・碁聖・王座…最強と言われる第一人者が敗れた。昼から夕方にかけてのんびりと棋譜並べをし,久しぶりにネット碁を打った。(;SZ[19]PB[gobakaNo1]PW[JIRO]BS[0]WS[0]KM[0.5]HA[1]RU[Japanese]RE[W+R]PL[B];B[dp];W[qd];B[dc];W[pp];B[od];W[pf];B[qc];W[rc];B[pc];W[ld];B[of];W[og];B[nf];W[pg];B[rb];W[rd];B[id];W[lf];B[ng];W[nh];B[lg];W[ic];B[hc];W[jc];B[jd];W[kd];B[hd];W[kf];B[mh];W[mi];B[li];W[mj];B[lb];W[nc];B[nb];W[nd];B[oc];W[oe];B[ne];W[pe];B[me];W[md];B[lj];W[mk];B[lk];W[ml];B[kc];W[mb];B[ma];W[kb];B[mc];W[lc];B[mb];W[mg];B[mf];W[le];B[mg];W[kg];B[lh];W[hg];B[hi];W[fg];B[fi];W[dg];B[qm];W[qk];B[qp];W[qq];B[rq];W[rp];B[qo];W[rr];B[pq];W[qr];B[ro];W[sq];B[pk];W[qj];B[op];W[po];B[on];W[pn];B[pm];W[oq];B[oo];W[pr];B[qn];W[pq];B[nm];W[ol];B[nl];W[ok];B[nk];W[oj];B[om];[ln];B[mp];W[lq];B[lp];W[kp];B[ko];W[lo];B[kq];W[jp];B[mq];W[lr];B[kr];W[mo];B[np];W[jr];B[mr];W[jq];B[ls];W[rl];B[rm];W[sn];B[mm];W[lm];B[jo];W[io];B[jn];W[hn];B[ip];W[hp];B[in];W[iq];B[ll];W[km];B[il];W[jl];B[im];W[jj];B[ji];W[ik];B[hk];W[ii];B[ih];W[ij];B[hh];W[ki];B[jh];W[kh];)意外にあっさりと勝ってしまったが,自分で疑問手と思う手も多かった。今日は囲碁三昧の一日だった。
2009/02/01
休みの日は朝寝坊。今日も遅刻気味に三女と囲碁教室に向かう。最近は小学生くんと中学生くんの二人しか打ってない。来年はこの二人が同じ中学校に通うことになる。もう一人は普段ソフトテニス部で活動中の中1の子。この3人でチームを組むことになるが,ライバル校は来年が最強になる。エースくん,エース2くんが同じ高校でチームを組む予定だが,(その受験勉強のためにエースくんは囲碁休止中)その二人とレベルがほとんど変わらない子が2人中3になる。でも,それに勝てる可能性も0ではない。思い切りがんばってほしいと思う。今日はその二人がそれぞれすでに対局に入っていた。小学生くんは強いオジさんと打っていたが,序盤にオジさんがミス。優勢を築いていた。そのミスの瞬間を私は見ていたので,ちょっと横から口を挟んだ。「いまのキミの手はあり得なかったよね。こっちから出られて困ってる。いま先生がミスしちゃったからもうかったけど,大きな読み間違いだよね。しっかり読まないと。」ミスしたオジさんもうなずきながら聞いていた。「うん,出るんだった。これで終わってるもんね。私が間違えた。」中学生くんはうちの親父と互い先で打っていた。親父の黒番。私に言わせりゃ,互先では親父に圧勝しないといけない。そのくらいに力はつけてる。ところが親父が珍しくきれいな手筋を放って隅の白石を召し捕り,中学生くんは敗勢になっていた。私が見ているのを見て親父が,「このくらいにしておこうか。せっかくやっけん,強い先生に打ってもらいなさい。」「これはきれいにハマったね。ここの石が浮いているから,黒は中に大きな地ができそうだもんね。これはさすがに追いつきそうにないな。」「はい。」中学生くんは投了した。先週は向こう先で勝ちはしたものの善戦された。今日はいつもの手合いに戻す。2子,持ち時間白20分,黒30分。時間10分の差は結構大きいなと思う。中学生くんは序盤は早め早めに打ち,時間を取っておく作戦。もう,対局時計に惑わされることもない。しかし,局面は白の構想の通りに運んだ。黒の弱い石2つを絡めながら攻勢を築き,攻めながら地を稼いでいった。黒も手どころでは時間を使っていったが,見落としなどもあって,差は開いていった。終局時,黒は残り時間が1分を切っていた。「上手に時間を使ったね。」白は10分ほど残ってる。あら,10分しか使ってないのね…。整地して,33目白勝ち。「今日はちょっと不調だったかな?さっきの碁も冴えなかったみたいだしね。」中学生くんは照れくさそうに笑っていた。小学生くんのほうも終わった。13目白勝ち。オジさんはちゃんと逆転したのだ。やっぱり,エースくん,エース2くんにはまだまだ及ばないか…。2週間後,大きな囲碁大会がある。私は去年,選手権戦で準優勝した。そのときの3位がエースくん。今回の分の申し込みに行ったとき,世話役の人から,「今年も決勝まで行かんばね。」と言われたが…私は,「去年のはまぐれですから…。」と答えた。しばらく碁から離れているエースくんだが,この大会には出てくるかな?小学生くんや中学生くんが出るのはジュニア選手権戦。去年中2のエースくんは,ジュニア選手権戦で勝ってもうれしくないくらい桁外れに強かったということだ。さぁ,今年はどういう戦いが待っているか,楽しみだ。
2009/01/31
今日は予想通り,どっと疲れた。私が副担任を務めるクラスの担任が出張のため不在。当然,担任の代わりをする。朝の会,4校時学活,帰りの会,戸締まりチェック…。その合間に,「自学ノート」のチェック&コメント。おまけに今日はちょうど月末。出席簿の月末の集計をしないといけない。やっぱり,学級担任は細々とした仕事が結構あるよね~。学担手当が必要だと言った人がいたけど,確かにそう思う。そして,今日はただの日ではなかった。「招待給食」なる行事。給食の材料となる野菜や米の地元の生産者を招待して,感謝の意を表し,一緒に給食を食べるというもの。…こんな行事初めて。文字通りの「お膳立て」は給食委員会でできあがっていた。…がこのクラスで給食部員を束ねる部長が熱を出して欠席…。今日はお前が主役になる日だろ!給食前の4校時「学活」で職業調べの授業内容に入る前に給食部の担当を確認。ちゃんと穴をカバーするように生徒たちで考えていた。ほっ。なんとか招待給食を終える。5校時,忌引で休みの職員に替わって数学の授業をする…。ただし,急遽入った授業なので,生徒たちは教科書もノートも持たない。プリント実施&解答解説。まぁ,普通の授業よりは楽だが…生徒の役に立ったかな??結局,当初の予定よりも2時間授業が増えた。朝から夕方までとても忙しい一日だった。それもこれも…昨日の一言のせい…だな。でも,普通の仕事をしただけだ。少々きつくても文句が言える筋合いのものではない。「充実した一日だった」と言えるようになろう。
2009/01/30
失敗した…。別に問題を起こしたわけではない。自分の気持ちが萎えただけの失敗。不幸があって,明日同僚が一人忌引で休むことになった。「どなたか,2年○組と1年×組の授業がいる方いらっしゃいませんか?」教科の入れ替えをしないで自習になると,その先生がプリントか何か用意することになる。もちろん授業が進むことはない。それよりは,他の教科の授業を進めてもらったほうがその先生自身のためにも生徒のためにも,もしかすると授業が予定通り進んでいない先生のためにもなるかもしれない。「私が頂きますよ。」と言った。私は教頭とTT(チームティーチング)で2年生の学習指導をしているが,私が一人でやらなければいけない授業が来週一つ入っていた。その時間は私が一人で行う単元の授業をすることになっていたので,クラスごとの進度の差を埋める絶好のチャンスに見えた。「そうですか。助かります。」まぁ,自分にとっても,人にとっても都合がいいのならそれに越したことはない。私はそそくさと明日の飛び込み授業の用意をした。こういうことは後回しにするとろくなことはない。…ただ教頭は出張のため,その場にいなかった。放課後,教頭が戻ってきてその話を聞きつけた。「西川先生,明日の授業の話。その単元には入らないで。」「どうしてですか?」「いまの単元があと2~3時間で終わるよね。もう,そこをきちんと終わらせてしまう方がいいでしょう。来週の授業もTTでやることにするから。」2年生の数学の主担当は教頭である。指示に従うしかない。「わかりました。」「明日は復習のプリントか何かしておいて。」…また,仕事が増えた。…もらわなきゃよかった。ふと,主治医の忠告を思い出す。「『しなくてもいいことはしない』ことです。この病気の怖いところは,本人が負担に感じていることが周りの人には見えないことですから。」そう,私は主治医の忠告に反してしまったのだ。「どなたか授業のいる方いらっしゃいませんか。」あの言葉を無視しておけばよかった。そうすれば,その先生が自習プリントを用意して,その授業時間に空いている誰か別の先生が自習監督に行くだけの話だったのだ。それが私になるかもしれないが…。いまさら,「やっぱり,授業はいりません。」なんて言えない。そんなことを考えていると,気が滅入った。後悔先に立たず。数学の自習プリントを改めて用意した。明日は別の出張の先生の代わりに学活の授業を一つすることになっている。朝の会,帰りの会も学級に行かなければならない。少々ハードな一日になる。ちょっと憂鬱…。
2009/01/29
今朝はここ2日間よりは暖かかった。通常通りの行動で,職場には余裕を持って到着した。九州人は雪に弱い。1校時目の授業の準備が不十分だったので,サササッと用意する。ふむふむ。大丈夫。前もって教務主任には言われていたが,今日は授業が満杯。空き時間なし。空き時間には教材研究とか,書類の整備とか校内での係の仕事とかいろいろと片付けないといけないことがある。つまり,授業がいっぱいで空き時間なしということは,仕事がはかどらないことを意味している。今日は,ハードな一日になりそうだ…。実際,疲れた。足の裏が痛かった。でもまぁ,たまにはこんな日があってもいいかな。今日は病院の日なので,早めに帰る用意をする。パソコンの電源を切ろうとしたところ,自宅のA子のパソコンがオンラインになっていた。こんな時間に家でA子のパソコンをいじるヤツは一人しかいない。受験生の次女だ。職場と家とでチャットに入る。「○○(次女)か?お父ちゃんたい。」「うん。○○だよ。」「もう帰って来たとやったら,洗濯物とか頼むぞ。」「は~い」「お父ちゃんは今日は病院に行って帰ってくる。」「うん」「お母ちゃんも整骨院に行ってくるって。」「ぢゃ遅くなるって事?」「たぶんね。時間ば大切に使えよ。」「は~い」「そいじゃ。」「ばいばい」「ばいばい。」簡単に連絡が取れる…すごい時代になったものだ。PCに向かっているというだけで,何をやっているかはわからない…。さっと電源を落として職場をあとに病院へ。でも,今日は薬をもらいに行っただけのようなもんで,大した話はしなかった。今日はまずまず順調な一日だった。
2009/01/28
今日は次女の初受験だった。第2志望の女子校。私とA子の大学時代の友人が務めている。もちろん,教科は私と同じ数学。…落ちたら…むむむ…。放課後,勤労意欲がなくなったのでメールチェック。すると,次女からメールが…。タイトル『終わったー』「さっき帰ってきた!!! 思ったより簡単やったばい☆ たぶん合格できるョっ笑」…この脳天気さが親を不安にさせる。去年の長女の受験とまったく同じパターンなのだが,去年は日記に書いたかなぁ。忘れちゃった。返信「どうやったかなって,思いよった。まずは一安心やね。でも,本命はこれからやっけん,気ぃ抜くなよ。」帰ってから数学の試験内容を聞くと,「数学はちょっとやられたなぁ。」しばらく考えて解けなかった問題ってのを聞いてみると,私は即答。計算する必要もない。おいおい。大丈夫かよ…。次女の自信を信じるしかない。
2009/01/27
新しい週が始まった。出発前はちょっと気分が沈みがちだったが,職場に着くとどうってことはなかった。そういえば,今日は雪のために2,3分遅刻してしまった。家を1時間以上前に出ていることは管理職も承知の上なので,とやかく言われることはなかった。仕事の面では特にこれといって特筆するようなこともなく,何事もない一日だった。授業も楽しくできた。この調子で乗り切っていきたい。
2009/01/26
下の「お買い物」にあるように,私はジッタリン・ジン・ベストを買った。その他のCDも含めて,自分好みのCDを焼いて聞いている。最近のでは,いきものがかり「帰りたくなったよ」とか,K「Only Human」とか。古いものでは辛島美登里「サイレント・イブ」とか…。それらと一緒に入れたジッタリン・ジン。「夏祭り」「プレゼント」「にちようび」。その中でも,「プレゼント」のインパクトはかなり強いらしい。親父曰く,「この男は金持ちばい。こげんいっぱいプレゼントしとっとやね。」長女曰く,「どんなものがあるのか,歌詞を覚えたい。」そこで,私はインターネットで調べてみた。あなたが私にくれたもの 80年代後半~90年代前半を回顧するブログ…一見にしかず。おもしろい。確かに変なものばっかり…。JITTERIN' JINNプレゼント 作詞:破矢ジンタ/作曲:破矢ジンタ あなたが私にくれたもの キリンが逆立ちしたピアスあなたが私にくれたもの フラッグチェックのハンチングあなたが私にくれたもの ユニオンジャックのランニングあなたが私にくれたもの 丸いレンズのサングラスあなたが私にくれたもの オレンジ色のハイヒールあなたが私にくれたもの 白い真珠のネックレスあなたが私にくれたもの 緑色した細い傘あなたが私にくれたもの シャガールみたいな青い夜大好きだったけど彼女がいたなんて大好きだったけど最後のプレゼントBYE BYE MY SWEET DARLINさよならしてあげるわあなたが私にくれたもの グレイスケリーの映画の券あなたが私にくれたもの ビビアンリーのブロマイドあなたが私にくれたもの バディーホリーのドーナツ盤あなたが私にくれたもの ヘップバーンの写真集あなたが私にくれたもの お菓子の詰まった赤い靴あなたが私にくれたもの テディーベアのぬいぐるみあなたが私にくれたもの アンデルセンの童話の本あなたが私にくれたもの 夢にまでみた淡い夢 大好きだったけど彼女がいたなんて大好きだったけど最後のプレゼントBYE BYE MY SWEET DARLINさよならしてあげるわあなたが私にくれたもの ヒステリックなイヤリングあなたが私にくれたもの ポートネックのしまのシャツあなたが私にくれたもの 道で売ってるカレッジリングあなたが私にくれたもの マーブル模様のボールペンあなたが私にくれたもの アメリカ生まれのピーコートあなたが私にくれたもの 中国生まれの黒い靴あなたが私にくれたもの フランス生まれのセルロイドあなたが私にくれたもの あの日生まれた恋心大好きだったけど彼女がいたなんて大好きだったけど最後のプレゼントBYE BYE MY SWEET DARLINさよならしてあげるわ大好きだったけど彼女がいたなんて大好きだったけど最後のプレゼントBYE BYE MY SWEET DARLINさよならしてあげるわそれぞれの段の最後の彼からのプレゼントが形のないものになっているのがいいですね。タイトルの「プレゼント」の中身は,結局「さよなら」だし…。改めて,よくできた歌詞だと思った。曲が聴きたい方は…どこだ??「プレゼント」ここでいいのかな??
2009/01/25
こんなはずじゃなかったのに…。楽しみな楽しみな金曜日の夜。これから2日間休める…一番くつろげる夜。A子はイライラしていた。長女がメール交換をやめないのがシャクに障るらしい。それを端で聞いていても,少しイライラする。私は今日の出来事を書こうとPCを開いた。リビングの片隅でLANケーブルと電源コードを差し込み,ゴロンと横になって体制を整えた。そこにA子が文句を言ったのだ。「そこでパソコンいじったら邪魔って言ってるやろう。よそにいってしてよ。」「オレがパソコンしていたところはことごとく片付けられて,しやすか場所のなかやろうが。どこならいいのか具体的に言うてよ。」「具体的にって,そんぐらい自分で探してよ。」「探してここにしたとやろうが!」「ケーブル延ばして隣の部屋でしてもよかたい。」暖房も効いてない,A子のパソコンが出しっぱなしの隣の部屋…。「あんたが片付けろ,片付けろって言うけん,片付けやすうしとっとやろうが。ここでしたあとそのまんまにしとったことがあるか?あんたは人には言うけど,自分は出しっぱなしやないか!」A子はドタドタと片付ける。「だいたい,あんたがイライラしとっけんこげんなっとって。ただの八つ当たりやっか。」「八つ当たりじゃない!」「オレがあんたに文句言うたか。」「前から,そこは邪魔になるって言いよったたい。」「なんで?」「そこのタンスに整理しとっけん,いろいろ取るとたい。みんなの邪魔になっとっと。」…プチンと切れて,よく思い出せない。いろいろ文句を言った。暴れて回った。A子は泣いたし,子どもたちは一生懸命止めに入った。そうしているときに,三女が言った。「親やろうが,迷惑かけるな。」当然,さらに逆上。「どの口がそげんことば言いよっとか!子どもなら子どもらしく,割り込んでくるな!」と,三女の頬をつねり,尻を蹴飛ばした。それをさらに他の3人が止めに入る。すっかり,4対1である。「もういい」寝て,気を静めるしかない。でも興奮しているから,寝ようにも寝付けない。A子は家を出て行った。私はまた居間に戻って,聞いた。「お母ちゃんはどこに行った?」三女が答えた。「外ば走ってくるって。」私は,携帯でメールを送った。「もう,帰って来んな!」そして,玄関の鍵をかけた。それからまた寝室へ。しばらくして,ピンポーン誰かが鍵を開けてやる。まだ怒りが収まらなくて,また居間へ。「何で,オレがこんなに不愉快な思いをせんといかんとか!」「ゴメン,もういいけん,父ちゃん寝ようや。」A子が言う。2階へ上がって,長女の部屋へ…。様子がおかしいと思ったのだろう。A子が追いかけてきた。「元はと言えば,お前がちゃんとお母ちゃんの言うことば聞いて,メールばやめとけばこげん事にはならんやったとじゃ!わかっとっとか!」そう言って,私は長女にビンタした。長女はちょっと涙ぐんだように見えた。「もう,やめよう。父ちゃん寝よう。」深夜,A子が寝室に入ってきた音で目が覚めた。「いま何時?」私が聞くと,「1時半。」「オレは何時に寝たとかな?」「何時やったかな…。」「イライラせんようにしとるとに…ゴメンね。」そんなことを話したように思う。A子からどんな返事があったのか…よく覚えてない。朝,目覚めると雪だった。長女はテストがあるというので,早めに歩いて登校したという。次女は塾に行った。私は三女と一緒に食事を摂って,囲碁教室へ。A子はストーブの前で寝ていた。家族がみんな帰ってきても,昨日のことは忘れてしまったように,誰もそのことを口にしなかった。記憶には残っているのだろうが…。平和に一日が過ぎた。
2009/01/24
今日は午後から出張に行ってきた。小学校算数の研究発表会だった。2年前,もし私が休職しなかったら…あの先生のように,会に集まった人に向かって研究の概要説明をしたり,質疑応答に答えたりしないといけなかったのだ…。そんなことを考えていると,ちょっと動悸が…。その帰り,久しぶりに懐かしい道を通った。前任校のすぐ近くを通るので,ちゃんと土産を用意していた。「こんにちは。」職員室を覗く。「はい,どちらさまでしょうか?」知らない顔だ。「3年前までこちらに務めていた西川と申します。○○さん(用務員さん)はもうお帰りになりましたか?」もう,勤務時間は過ぎている。「はい,帰りました。」「じゃ,これをみなさんでどうぞ。」と土産を差し出す。「どうもありがとうございます。」「校長先生はいらっしゃいますか?」「はい,居ります。」「それじゃ,ちょっと失礼します。」「はい,どうぞ。」勝手知ったる校舎。これまた土産の焼酎片手に校長室へと向かう。校長は,私のことを気にして電話をくれるときはいつも酔っている。家族は子どもたちの進学に合わせて,みんな福岡にいる。…一人暮らし。田舎の校長公舎で一人寂しく焼酎を飲んでいる姿が目に浮かぶ。3年前,この学校に勤務した最後の年,私は3年担任で校長の末娘も受け持っていた。そしてその子は福岡の高校に進学していった。県外受験の手続きは書類の様式が違ったりするので,ちょっと手間暇がかかる。「面倒をかけた。」という思いがあったのかもしれない。担任していた子たちの卒業とともに私も転勤。いままで31kmだった通勤距離が50kmに伸びた。その内示のとき,校長は言った。「ゴメンねぇ,私の力不足で遠くになってしもうて…。」そんな縁もあるのかもしれない。校長は私の休職に責任を感じているようだった。校長室は開いていた。そして,校長は何か書類に目を通していた。付箋がたくさん付いていた…。細かく見ているのだ。「こんにちは。」私の方をチラッと見ると,校長は「おぉ…!」と言った。私が復職したことはうちの学校の校長から連絡が行っている。「お久しぶりです。」「まぁ,入らんね。」校長室のソファに座った。「今日は,どうしたと?」「出張に出たので,久しぶりにこっちを通ってみました。」「そうね。先生の戻ってよかったばい。どげんなるとやろって思うとったもんねぇ。」「ご心配をおかけしました。」この校長はもともと五島の人。次の異動では,おそらく五島に帰る。「きちんと顔を見せておかないとと思いまして…。」「そうねぇ,やっぱりこげんして顔見せてもらえば安心するばい。どうね。もう慣れたね。」「はい,復職訓練の頃からするともうずいぶん慣れました。」「前からすれば,先生たちもだいぶん替わっとったとでしょう?」「そうですね。職員室の雰囲気はずいぶん変わりましたね。」「そうやろうねぇ。」忙しそうだから早めに引き上げた方がいいかなと思いつつも話し込んでしまった。「△△さん(末娘)は,もう高校卒業ですね。どちらに進むんですか?」「う~ん,ようわからんばってん,どっかの専門学校に行くって言いよったよ。福江も福岡も遠してねぇ…。」ふと室内を見渡すと歴代校長の顔写真がある。先週一緒に飲んだ,私がこの学校に赴任した当時の校長の写真もある。その校長からいま目の前にいる校長まで,6年間で4人の校長の下で働いた。いい職場だった。毎日が楽しかった。先週の飲み会の通り,ただ保護者の方だけでなく,地域の方々との付き合いもあった。もう,こんな学校に務める機会はないのかもしれない。途中,私の知らない女性の先生がお茶を運んできた。「この人が西川先生。」校長が紹介する。「お名前だけはかねがねお聞きしてます。」「囲碁が強くてね,五段なんですよ。」「そうなんですか。」「いやはや…恐縮するばかりです。」四方山話は尽きなかったが,仕事の邪魔になってはいけない。「では,また来ます。」「うん,先生の復帰祝いもせんばねぇ。」「いやぁ,もう,お気持ちだけで…。ありがとうございます。」まぁ,社交辞令だろうがありがたい言葉だ。校長は五島へ帰る。定年までの残り年数もあと3年。私はもう,離島勤務はおそらくない。つまり,もう一緒に仕事をする可能性は限りなく0に近い。たった1年だけの上司だったが,娘さんのこともあるし思い出に残る校長になるだろう。
2009/01/23
家に帰って,夕食後くつろいでいた。居間でノートパソコンに向かっている私の横で「ぷーっ。」と音がした。ふと見ると風呂上がりの次女。「お前なぁ…。」と一瞥。すると,もう一度「ぷーっ。」あきれて,「いい加減にせろよ。」次女曰く,「いいたいね。お父さんだってするじゃん。自然現象だし。」「お父ちゃんとお前は違うやろ。」「ここは家族しかいないしさ,くつろげる場所じゃん。」「そうか,じゃ,お父ちゃん,明日学校で言うわ。『うちの次女がですね。居間で堂々と屁こくんですよ。』ってさ。」口調がガラッと変わった。「言わんでよ,絶対。」「別にお前を知らん人ばっかりやし,いいじゃん。」「ダメだよ。」「そうだろ。お父ちゃんとお前は違うんだって。言われたら恥ずかしいこと,すんなよ。」男女平等といってもねぇ…。次女は中3の受験生。お年頃でーす。あぁ,屁いぃわな一日。お後がよろしいようで…。
2009/01/22
今日は病院の日だった。「どうですか?」いつもの質問。「順調です。」「そうですか。」これといって話すことがない。「…昨日,校長に呼び出されたんですよ。」「どうしました?」私は昨日の校長との話を聞いてもらうことにした。昨日の校長からの言葉。「前校長と,前教頭そして,先生の前任校の校長さんに先生の復帰の報告をしておきました。皆さん,心配されていたので。」「そうですか。」「前任校の校長先生とは電話で直接話をされたそうですね。」「はい。ずっとご心配をおかけしてましたから。」「前校長と前教頭にも電話なさいませんか?ご心配なさっていましたよ。」私は,しばし無言。言葉を選んでいた。「病気が本当によくなっていたら,何の気兼ねもなくお話しできるのかもしれませんが…。特に前校長には怒鳴りつけたりしましたからね。失礼なことをしたとは思いますが,私はいま,こちらからお話するようなそこまでの心境にはなっていません。」「そうですか…。老婆心でしたね。」「いいえ。先生からご報告していただいて,ありがとうございました。」「いいえ,こちらこそお節介だったみたいで,すみませんでした。」「老婆心」のくだりでは,主治医は爆笑していた。「細かい校長先生ですね。そんな先生の下では働きにくくないですか?」「私は,いま何の役も持ってないですからね。教務主任とか,学年主任とかの役を持っている先生には細かいチェックが入るから,やりにくいかもしれませんね。」「う~ん。私の目からいうと,西川さんは病気が完全によくなってからも前校長,前教頭には電話しないと思いますよ。電話する必要もないと思いますけどね。いまの時点での気持ちをはっきりと伝えることができたのはいいことだと思いますよ。」うん,これでよかったんだ。明後日午後から出張なのだが,その帰りに前任校に寄って復職の挨拶をしてこようと思っている。
2009/01/21
今日も一日仕事を終えた。疲れた。これでも,他の同僚よりも楽させてもらっているのになぁ。授業の用意にも時間がかかる。実力テストの訂正ノートのチェックもいまだに終わらない。きついけど,がんばらねば…。…放っておくと仕事がたまっていく…。なはは…。
2009/01/20
受験シーズン到来。同時にインフルエンザの流行の兆し。県内の有名私立の問題を入手した。いくら有名私立とはいえ,中学校の学習内容で解ける問題のはず…。中学校教員としては,自分の教科は100点が取れないと…まずいですよね。一通り解いた。もちろん手こずった問題も…。しかし,難易度の高い問題でも解き方がわかればすんなり解ける。「美しい」と思った。こんな問題が作れるようになりたいものだ。さて,解答は入手できないので,どうやって確認するか…。…今のところ,手はない。
2009/01/19
昨夜の飲み会。楽しかった。帰って来てから,薬を飲んだり,その他もろもろ…。寝たのが1時過ぎ。朝はすっかり寝坊した。朝?いや,昼だ。12時頃にゴソゴソ起き出し,朝昼兼用の食事を摂る。15時を過ぎて,昼寝。やはり,眠気は収まらない。夕食,風呂など済ませたが,翌日の仕事に向けて22:30には寝る体制に。のんべんだらりとした一日だった。
2009/01/18
囲碁教室。遅れてしまうことが多いので,今日は少し早めに家を出る。初心者の子たちの碁をしばらく眺める。たまには,このレベルの子たちの碁を見るのも面白い。死んでいる石に対して,お互いに手を入れる。「こういうところは,このままでもう終わりなんだよ。白から2回続けて打たないと目が2つできないでしょ?」そうしているうちに,小学生くんがやってきた。いつものように,2子,時間ハンデ付きで打つ。「あんまり続けて負けると,石を増やすよ。」と,少しプレッシャーをかける。そろそろ時間のハンデをなくしてもいいはず…。最初からねじり合いになった。お互いに時間をどんどん消費していく。小学生くんはチャンスを何度も逃して,白が優勢のわかれになった。あとはサラサラとヨセまで打って,20目以上の差で終わった。「ここが勝負だったね。」彼もうなずく。「生きるには生きたけど,周りの白が厚くなっちゃったからね。」勝負どころの手順を見直して,黒からの反撃の手をいろいろと検討する。小学生くんは,納得している様子で聞いていた。一通り検討を終えて,ぐるっと周囲を見回す。「もう一局打ってみようか。」2局目は,牽制し合う感じでじっくりとした展開。白から決定打を放つべく黒地に手をつけていったが,うまくかわされ振り替わって形勢は動かない。細かい勝負になった。ヨセまで行って,小学生くんの時間はギリギリセーフ。整地して,3目白勝ち。小学生くんも少し残念そうだった。こうして,悔しさの分だけ少しずつ腕を上げていくことだろう。19:00から前任校の職員と地域の方々で集まっての飲み会。職員のほうが私も含めて3人。地域の方々が7人。懐かしい顔ぶれだった。昨日の飲み会でも豪勢な料理だったが,今日の料理もなかなか豪勢。ただし今日は飲むことができるので,食事が進まない。「近況報告を…」とのことだったので,私は休職したことや,復職に自信がなくて2種免許を取ったことなどを話した。その当時の教え子の話や,地域のその後の変化など,話題には事欠かなかった。2次会まで行ってタクシーで帰宅。0:10。連チャン…ちょっと疲れたかな。でも,楽しかった。
2009/01/17
花の金曜日。仕事を終えて…今日は飲み会。それも…なぜか,幹事。しかも,職場の近くで飲むため,私は飲んだら帰れない…。せっかくの飲み会だというのに,飲めない。私は普段飲まなくても特にどうということはないが,飲み会のときに飲めないのはつらい。会費5,000円。今回の参加者10人。豪勢な料理+飲み物代=50,460円欠席者からの寸志があったので,クリア。結構,楽しむことはできた。同僚を一人送って,家に着いたのは22:30頃。予定通り。まずまずの新年会だった。
2009/01/16
手元に文化祭のDVDがある。生徒たちが作った作品をダビングしたものである。これはパソコンでコピーされている。オレにもできるはず…だよね。遅ればせながら…挑戦フリーソフトを使ってハードディスクにコピー。ハードディスクからDVDに焼く…。手順はわかる。ただ,このソフトは以前からこういう時のために持っていたが,使うのはまったくの初めて。この作業ができるようになれば…用途はいろいろ…ムフフ。これまでHDDレコーダからのDVDコピーしかできなかったし,それで満足していた。動画をPCで扱う気はなかった。でも,人がPCで手軽にコピーしている姿を見ると,自分もマスターしたくなる。よく言えば,向上心。悪くいえば,物好き。でも,できるようになりたいんだ。とりあえず,HDDにコピーはできた。あと半分の作業ができるかどうか。できることを祈って…。奮闘あるのみ…。明日,明後日は連チャンで飲み会。明日は飲まずに帰ってくるが…更新できるかな
2009/01/15
今日は,A子に合わせて朝早く起きた。余裕を持って準備することができた。当然,職場に着くのも早い。朝家を出るのが10分早ければ,着くのは15分ほど早くなる。それだけ多くの人の出勤時間が重なっているということだ。余裕が出た分,授業の準備もできる。朝の余裕は,一日の余裕になる。でも,なかなか早めの準備ってできないんだよなぁ…。今日は隣の席の同僚の希望で,私物PCがLANにつながるように設定をした。何のトラブルもなく,LANにつながり,インターネットの使用が可能になった。プリンタのインストールも何事もナシ。こんなに順調な設定作業は久しぶりだった。同僚にも喜んでもらって,何よりであった。一日の仕事が終わって病院の日。先週も書いたが,時間には余裕がない。今日はA子は所用があって来れない。病院にも余裕を持って到着。私が着いたときは他の患者さんもいたが,すぐに呼ばれた。なぜだろう??「どうですか?」いつも通りの質問。「思ったよりも順調ですね。」「順調というと?」「気持ちが落ち込むこともなく,仕事をこなしていくことができてます。」「そうですか。授業もうまくいってる?」「…まぁ,『わかった』とか,『楽しかった』とか,『わからん』とか,生徒の反応もいろいろですけどね。」「わからない子もいて当然でしょうからね。手応えがあるわけですね。もう,以前の調子が取り戻せた感じですか?」「それは,まだまだですね。『ああすればよかった,こうすればよかった』が多いです。」「それでいいと思いますよ。今の段階できちんとできているというほうが不自然ですから。今ぐらいの調子で3月まで続けていって,ちょうどいいでしょう。」「悪い夢にうなされることもなくなりましたね。」「薬はどうですか?」「カプセルの薬はなくてもいいです。そのほうが寝起きが楽なようです。」「わかりました。」受け付け終了時間の約10分前には病院を出た。今日は何事も順調な一日だった。こんな日もあるんだね。
2009/01/14
ハッピーマンデー制度が始まってから,どのくらいになるのだろう。月曜日の休みが増えて,連休が増えたのは事実である。でも,一方でウィークデーにしかできないことが休みになったためにできないということもある。例えば,大型2種の免許を取るときがそうだった。月曜日が休みだったためになかなか予約が取れなかったことがあった。学校の時間割でもそうである。月曜日の授業は必ず少なくなる。一長一短である。今年の我が町の成人式は日曜日に行われたそうである。確かに,祝賀会や県外在住者の移動のことを考えるとそのほうが都合がいい。でもそうなると,成人の日が移動日になる。変なの…。今日は,実力テストを返却した。代わりに冬休みの宿題を回収。チェック作業が始まった。のんびりゆっくりマイペース。空いた時間の有効利用。着実なペースを維持して,この3学期を乗り切りたい。
2009/01/13
今日も冷えた一日だった。朝から雪。連休は寒いまま3日目を迎えた。長女は部活へ。三女は友達と買い物へ。次女は一応勉強A子は送り迎え&買い物で出たり入ったり。私は一日中,のんびりとパソコンに向かっていた。そろそろバックアップも取っておかないと痛い目に遭いそうなのだが…。始めは他学年の試験問題をパソコンに打ち込んだ。一段落したところで昼寝。目覚めたら,久々にネット碁…。押され気味だと思っていたけど,中盤以降なぜか…これは勝ってるみたい。終局して,…やっぱり勝ってた…。それも結構な差だ。まぁ,こんなこともある。(;SZ[19]PB[oty2]PW[JIRO]BS[0]WS[0]KM[6.5]HA[0]RU[Japanese]RE[W+19.5]PL[B];B[dp];W[qd];B[dd];W[pp];B[oc];W[pe];B[md];W[pc];B[od];W[pg];B[ic];W[fp];B[dn];W[kp];B[qn];W[ql];B[qq];W[pq];B[qp];W[po];B[rn];W[pn];B[hq];W[go];B[jq];W[gr];B[kq];W[qr];B[rr];W[pr];B[rs];W[io];B[lp];W[ko];B[hr];W[er];B[mq];W[mo];B[lo];W[ln];B[mp];W[mn];B[cr];W[qm];B[ip];W[ho];B[kn];W[jo];B[ng];W[rm];B[rp];W[nf];B[mf];W[ne];B[me];W[mg];B[mh];W[lg];B[lh];W[kg];B[kh];W[jg];B[nh];W[jh];B[ji];W[ii];B[jj];W[ij];B[lj];W[kk];B[jk];W[gj];B[kl];W[lk];B[hl];W[gl];B[hk];W[gk];B[mk];W[ll];B[ml];W[jl];B[kj];W[km];B[oj];W[pi];B[pj];W[qj];B[oi];W[ph];B[ik];W[kc];B[kd];W[jc];B[jd];W[ib];B[lc];W[hc];B[id];W[gb];B[fc];W[hd];B[he];W[hf];B[ge];W[fb];B[ec];W[lb];B[mb];W[kb];B[if];W[gh];B[ck];W[ci];B[cg];W[cm];B[cn];W[cc];B[cd];W[bd];B[be];W[bb];B[db];W[cb];B[dc];W[ac];B[hg];W[dm];B[ih];W[bn];B[bo];W[bl];B[em];W[ao];B[bp];W[el];B[en];W[ch];B[dg];W[eh];B[ae];W[ad];B[fl];W[ek];B[im];W[fm];B[jn];W[jm];B[ab];W[aa];B[in];W[hm];B[mm];W[il];B[lm];W[hn];B[kl];W[eg];B[gf];W[ee];B[fe];W[ef];B[pb];W[qb];B[sm];W[sl];B[sn];W[qo];B[ro];W[pk];B[ok];W[ol];B[ap];W[ob];B[an];W[bm];B[bg];W[bh];B[dh];W[di];B[nb];W[pa];B[hj];W[ms];B[nr];W[ns];B[os];W[or];B[ls];W[ps];B[mr];W[os];B[gi];W[fi];B[hi];W[is];B[js];W[lr];B[ks];W[hs];B[ir];W[dr];B[cs];W[dq];B[cq];W[ep];B[gq];W[fq];B[gs];W[fr];B[fn];W[gm];B[do];W[nd];B[nc];W[ag];B[df];W[de];B[ce];W[gc];B[fd];W[np];B[om];W[nq];B[lq];W[nn];B[nl];W[pl];B[oe];W[of];B[og];W[pf];B[nm];W[pm];B[on];W[oo];B[af];W[da];B[ah];W[ai];B[ea];W[ca];B[eb];W[hs];B[is];W[la];B[na];W[am];B[fa];W[ga];B[oa];W[pb];B[ds];W[gg];B[ff];W[fg];B[hh];W[ag];B[ao];W[ah];B[tt];W[tt])なんかモタモタして,決していい内容ではない。打っている石の一貫性もない。勝因もわからない。まぁ,勝ったからヨシとしよう。私の棋力はこの程度のものです。なはは…。
2009/01/12
昨日,飲みに行ったA子。昨年度の同学年職員での飲み会。1次会は飲み屋。2次会からは独身で年配の女性職員の広いマンションに招待されたらしい。そこまでは聞いていた。私は以前からA子に,「午前様にならないように帰って来いよ。今後の子どもたちのこともあるから,女が夜遅くまで飲み歩くもんじゃないって言うところを見せておかないと…。」と言っている。そのことで,これまでに数回もめている。だいたいA子が私よりも酒が強いのも原因の一つかもしれないが…。「オレの同僚だった女性陣はだいたい12時には帰りよった。そのあとは男たちで飲んで乗り合わせて帰るっていうパターン。まぁ,それからなんか食べに行きよったかもしれんけどさ。それが普通じゃないの?」そう話しても,私の「普通」とA子の「普通」の基準は違う。私は飲み会があれば,だいたい最後まで付き合って帰ってくる。飲む量も多少はセーブしながらではあるが,男の付き合いってもんだろうと思っている。A子の基準では,「男女平等」なのだ。女性の皆さん,やっぱりそれが普通なの?私の考え方は男尊女卑なのかな?「身だしなみ」なんじゃないの?でも,A子にとっては,たぶん…あんたは遅く帰ってきてもいいのに,何で私は我慢しないといけないの?っていう感じなのである。いつも1時,2時に帰ってくるようになり,ついには3時を過ぎるようになった。で,怒り爆発。玄関にチェーンをかけてやった。それが,まだ病気になる前の話である。しばらく,家の外に放っておいてそれから開けてやったのだが,さすがに,チェーンをかけたのには逆ギレされた。それでも,「言うてもわからんヤツは,もう帰ってくんな。」と,言い放っておいた。それから,私の病気のこともあっておとなしくなった。12時にはだいたい帰るようになって,ケンカすることもなくなっていた。それが,私の病気が快方に向かうにしたがって,時折欠席していた飲み会への出席が増え(まぁ,それはいいのだが…),帰る時間がまた遅くなってきたのだ。1時,1時,1時半…放っておくとどんどん遅くなる。子どもたちがもう少し大きくなって朝帰りするようになったら,A子は何て言うんだろう「もう少し,早く帰ってきたら?」私だって,最初から怒鳴りつけてるわけじゃないのだ。昨夜の話。私は夜の部に出かけていた。ついでに,昨夜の成績は1勝2敗。22:42 「いまから帰る。時間が合えばいいけどね。」要するに,そろそろお開きになるようなら迎えに行くよ,ということ。私が帰るまでに30分ぐらいかかる。ちょうどいい時間かなと思った。23:17 「まだ,○○先生宅です。(^^;)もう少しかかるかな?」23:18 「了解」しばらくして… 0:20 「余計なお世話かもしれないけど,迎えに行けるよ。」 0:22 「ありがとう。でも,なかなかお開きのタイミングが…(^^;)(^^;)(^^;)自分のペースで寝てよ!」いま思えば,これでちょっとカチンときたのかな…。 1:12 「お泊まりですか?」これで,A子はヤバイと思ったに違いない。 1:18 「いまから帰ります。乗り合わせて帰ることになりそうだけど…。」 1:25 「オレが何て言ったか,すぐに忘れるヤツは帰ってくるな。」A子から携帯に電話が入った。…拒否した。 1:29 「ゴメン,乗り合わせるか残るか決めかねてしまって,メールのタイミングが合わなかった。タクシーに乗ったよ。(^^;)」 1:33 「書いてある意味が理解できない。オレの頭がおかしくなったかな?読み返してもさっぱりわからん。」 1:37 「今,○○駅前。もうすぐ帰って来ます。待ってて!」それからほどなくして,A子は帰宅した。「ただいま…。」「おかえり…」私は,怒りをかみ殺して言った。私は,昨日のブログを書いていた。A子が帰って来ても,黙々と書いていた。「お父ちゃん,寝ようよ。」と,A子は言ったが,私は黙ったままパソコンに向かっていた。A子は一人で寝るのも気が引けたのだろう。居間のストーブの前に横になった。2時を過ぎて,いっしょに寝室に入った。「帰ろうと思っても,なかなか言い出せないこともあるたい。」「誰かが言い出さんば,帰ろうっていうことにはならんやろうさ。」「その独身の先生には,あんたのことでも相談に乗ってもろうとったし…。みんな帰りにくかったったい。その先生がつぶれて寝てから,みんなで部屋ば出てきたとたいね。」「それでよかとならよかったい。オレがイライラしとけばよかっさ。だいたい,部屋の主が寝てから出てくるってこと自体理解できん。」「だって,やっぱりさびしかとさ。」「そげんことしたって何の解決にもならん。毎日でも行くつもりか。」「そんなわけなかたい。」「もう,何時になってもよかっさ。好きなだけ飲んでこいっ」怒鳴りつけて寝た…。朝,資源ゴミ回収のために早起きをして,A子と二人で収集場所まで持って行く。子どもたちにも声をかけたが,誰も起きてこなかった。家事のほとんどをA子が一人でしている。帰って来て,A子に言った。「やっぱり,オレがおかしいのかな?」A子は何も言わなかった。普通に朝食を食べ,薬を飲んで,ウダウダと時間を過ごした。そうしているうちに,睡魔に襲われた。ベッドに入り,夕方まで寝た。夕食を摂り,薬を飲んで…またウダウダと時間を過ごした。少し憂鬱ながらも,のんびりゆったりした一日だった。
2009/01/11
朝,目覚めると,雪が積もっていた。長崎では珍しいことである。近所の子どもが我が家の隣の空き地で雪だるまを作っていた。積雪といっても,九州の積雪はたかがしれてる。まるまる一日雪が残ることって…いままでに何回あったっけ?我が人生の中でも数回…それも小学生の頃のほうが多かったような…これが地球温暖化か…。「おはよう。」と声をかけると,「雪だるま作ったよ。」と見せてくれる。…泥まみれの雪だるま…。どうせ降るならもっと降ってくれれば,真っ白い雪だるまが作れるのにねぇ。三女と私は,いつものように囲碁教室に行った。今年初めての囲碁教室。小学生くんが私を待ち受けていた。「じゃ,いつもの手合いでいこうか。」2子局,持ち時間白20分,黒30分。何が悪かったのかな?私はサラサラと早打ちをして消費時間15分。小学生くんはきちんと考えて時間切れ。最後整地までしたけど,30目以上の差で白勝ち。終局後,1手だけ指摘した。大ヨセの段階で,黒が白の生き石をセキに持ち込んだのだ。でも,そこは白から打っても後手生きの5目の地。つまり大ヨセで,まだ大きいところがたくさんあるのに黒は後手5目の手を打ってしまったのだ。「ほら,白から打っても後手5目でしょ。この段階でそんなところに白は打とうとは思わないよ。だから,黒からいつでも打てるってことだ。」小学生くんは理解はしているようだったが,黙って聞いていた。今日は詰碁のプリントの中から1問選んで解説してくれと頼まれた。どれも結構面白い詰碁だったが,悩んで1問選んだ。「セキにならないように注意して,殺してください。」とヒントが書いてある。見てみると,殺せそうな手がいくつもある。でも,もちろん正解はその中の1手のみ。・・・・・説明が終わると他の講師の皆さんから,「危うく2つ正解があるって言うところやった。説明してもろうてよかったばい。」と言われた。それにしても,このプリントの問題は面白い。家で全部三女にさせねば…。三女に,「お父ちゃんの説明はわかったか?」と聞くと,「だいたいね。」まぁ,三女のレベルにはちょっと難しい内容だった。「で,今日は何勝何敗やったとか?」「三戦全勝」おっ,成果が出始めたか?…過剰な期待はやめておこう。今日は昼から内科の受診に行った。いつものように血圧を測り,血中酸素濃度を測って薬を処方された。「もう安定しているようですから,薬を4週間分出しましょう。もう一段階弱い薬に替えようと思ってるんです。次の血液検査しだいですね。」え~っ!薬は完全になくならないの?ずーっと飲み続けないといけないの??でもまぁ,痛風になるよりはいいか。夕方,飲み会に行くA子を送って駅まで行く。そのあと,長女用にジャパネットたかたで買った電子辞書が届くというので,次女に印鑑を用意させておく。ついでに,自分の日頃持ち歩いている印鑑を探してみる…ない!銀行印にしているのにポーチの中身を出して探す。でも,ない。入れ替えたときに他に移したかな?これだから,替えたくないんだよ。まったく!ほんの一ヶ月前,古く汚れてしまったウェストポーチからA子が買ってくれた少し小さめのポーチに入れ替えたのだ。イライライライラ…ポーチの中身を全部出す。…やっぱり,ない。ポーチを触ってみる。…固いものが…あったポーチの中のポケットの奥に入り込んでいた。とりあえず,ホッとする。そして,出したものを整理しながら入れていく。上手に入れないと入らない。めんどくさっ…。そうこうしているうちに,長女が帰ってきた。そして,次女が風呂の用意と夕食の用意をしてくれた。夜の部にいくので,少々急がなければならない。A子の作ってくれたカレーを食べて,風呂に入った。すると次女が,「お父さん,餅食べる?」と聞く。「うん,もらおうかな。」風呂につかりながら答える。「何個?」「1個でいい。」風呂に入っている間に電子辞書が届いた。自分の持ち物となる長女は大喜び。早速,開封して見てみる。「保証書を確認すること。たぶん,店の分とメーカーの分があるから。そして,ゴミをちゃんと片付けること。」「は~い。」餅を食べ,歯を磨いて夜の部に行く。今日はどんな勝負が待っているかな??それにしても,今日一日いろんなことがあったな…。
2009/01/10
高校の同窓会から一週間。東大卒の副社長はタイに帰ったことだろう。京大の大学院を出た博士は八王子に帰っただろう。もう一人の地元の友達も普段通り出勤しているに違いない…。私も復職し,出勤している。今日は実力テスト。全学年とも5教科のテストがある。テスト監督は2学期の期末テストでも行った。でも,今回は出席簿に自分の名前を書かなければならない。う~ん,復職したんだなぁ…。些細なことに,しみじみと思う。私が作った1年数学のテストは4校時。中程の時間に,生徒たちの質問を受けに教室を回る。しかし,質問はゼロ。進み具合を見て回ると,かなり進んでる。易しすぎたかな?職員室に戻る途中で,校長に会った。「今回のテストは先生が作ったんですか?」「はい。」「平均はどのくらいになりそうですか?」「私はなかなか予想が当たらなくてですね…。60点いけばいいと思って作るんですけど,今回はどうも易しかったみたいでした。」「じゃ,70点とか?」「そうですね。どうでしょう。」放課後,採点をする。きっと,家に持ち帰っても憂鬱になるに違いない。「採点して帰るから,遅くなる。」A子にメールしておく。採点は,後々の評価のことも考えて観点別に集計する。そのために,問題,観点ごとに点を出し,パソコンに打ち込めば,個人の点数から集計まで一気に終わるという仕組みにしてある。68人分…どのくらいかかるかなぁ…。とにかく,気合いだ黙々と採点をしていく。そして,ときどき同僚たちと会話して,気を紛らす…。時間が過ぎて…無事終了。20:30。こんな時間まで職場にいたのも久しぶりだ。平均49.6どういうことあの速さは何だったんだ??のんびり家に帰って,着いたのは21:45。これで,ゆっくり3連休を過ごすことができる。まぁ,明日が休みじゃないと,こんなことはできないけどね。めでたし,めでたし。
2009/01/09
今日は3学期の始業式だった。いささか緊張気味だったものの,動悸も震えもなかった。式が終わって,諸連絡の中で私の正式着任と授業の担当が生徒に向け発表された。生徒たちも復職訓練のときからわかっているので,どうという反応はなかった。ただ,発表されるときに起立したものの「よろしくお願いします。」の一言を言うタイミングを逃してしまった…。大掃除のあと,ひたすらプリント作り。とにかく,早め早めが大事だよね。今日,やっと辞令が届いた。正式に復帰の承認が得られたところで,出勤簿に印を押した。それにしても,週末がつらい…。やっぱり,疲れがたまっていくのよね。明日は実力テスト。…採点も待っている…。
2009/01/08
年末年始の休暇が明けて,久しぶりに病院の日。私も休職が終わったので,定時に職場を出て病院に向かう。時間に余裕がないことは,こうなる前からわかっていた。A子からメール。「5時ダッシュできるよ。」勤務先から病院までかかる時間はA子約15分,私約50分。A子が5時ダッシュしても私がつかないと始まらない…。病院に近づいたところで,A子にTEL。どうでもいいことだが,私は運転中はほとんどイヤホンマイクをつけている。長い移動時間は所用の連絡をつけるために活用する時間にしている。A子,「もう着いてて,いま診察室に入ってる。」患者がいなくても付き添いが入れるの?「誰もいなかったから,『先にお話しなさいますか?』って言われたからさ。先に済ませることにした。」ほどなく到着。受け付け終了の約10分前。私が着いたときは他の患者さんもいたが,すぐに呼ばれた。「どうですか?」いつも通りの質問。「まぁ,ボチボチですね。」「疲れてませんか?」「いまはまだ生徒がいませんからね。明日からです。」「生徒がいないほうが疲れるんじゃないの?」「…何でですか?」「職員室で机に向かっているほうがきつくないですか?」「疲れとしては,やっぱり授業するほうが疲れますね。その場ではどうということがなくても,後から疲れが来ます。授業中は立ちっぱなしですしね。3階に行くことが多いので教室までの行き来でも結構疲れます。」「そうですか。生徒がいるほうが気が紛れるだろうと思ったんだけどなぁ…。眠気はどうですか?」「昨日の帰りが眠くてしょうがなかったですね。」「夜は眠れてますか?」「はい。」「薬はどうですか?」「カプセルの薬の中身を少なくしたら,朝の目覚めはよくなったようです。」「私はあの薬はもういらないんじゃないかと思ってるんですけどね。」「眠りが浅くなったりしませんか?」「あの薬のカプセルの中身を空っぽにして処方しても,あなたはきちんと眠れると思いますよ。」「そうですか。」(笑)「一応,出しておきますね。睡眠関係の薬は自分でいろいろ調整してみてください。」「はい。」薬を使わないですむなら,それに越したことはない。ついでに眠気からも解放されるのなら,一石二鳥?さて,明日からどうなるか…。
2009/01/07
今日は先で使う予定の単元末テスト作り。急ぐようなものではないが,いざ仕事に入ってしまうとなかなか時間ができない。早く済ませるに限る。それにしても,今日は眠かった。集中力が切れっぱなし…って感じ。学年の仕事も2つこなしたが,眠気には勝てない。今日も辞令は届かなかった。帰ってくるときも眠くてしょうがなかった。眠い状態で1時間は長い。「ちゃんと途中で休んでこんば,危なかたい。」A子に言われたものの,休んだらいつ起きるかわからない…とも思ってしまう。今日も三女が碁の練習をしようと言った。私の睡眠の関係もあって,今日は5問。手こずった問題もあったが,合格点。この調子が続くといいな。
2009/01/06
今日は仕事始めだった。平常通りの勤務時間。ただし,生徒はいないので当然授業もない。始業式の翌日に実施される実力テストの問題を作った。…何とかできあがった。何事もなく,復職第一日目が終わった。ただ…辞令をもらわなかったな…。家に帰ると,三女が碁を打とうと言う。珍しいこともあるもんだと思いながら,その気になる。よく話を聞いてみると,どうも親父に星目で挑戦してやられたらしい。…う~ん,まださすがに無理だろう。「お父ちゃんに星目で勝てるようになったら,じいちゃんには絶対に勝てる。」去年のプレゼントクイズで当たった初心者用の詰碁集を持ち出す。去年はさっぱりだったのに,今年は結構スラスラ解ける。囲碁教室での問題演習のお陰か…本人の自信にもなるだろうな。10問解いて,今日の碁勉強は終わった。これを実戦で使えるかどうかだ。実戦で使えるようになれば,急速におもしろさが増すに違いない。
2009/01/05
今日は,夜の部の新年会だった。13時から新年碁会,18:00から懇親会だった。碁会のほうは2連敗の後4連勝。全体での成績は4位。6連勝が1人,5勝1敗が1人,こともあろうに4勝2敗が親父と私の2人。点数の関係で親父が第3位,私は第4位であった。まぁ,勝ち越したのが以上4名だということを考えると,成績は決して悪くない。今日は,A子の教え子たちの同窓会があり,行きも帰りも同乗した。今日は楽しく一日を過ごすことができた。明日から仕事。しっかり休んだ分,しっかり仕事をこなしていくしかない。
2009/01/04