Who is “JIRO”?

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• 憂鬱…

  やっぱり，昨日の校長との話のせいかな…。ベッドでウダウダ…。Ａ子にも弱音を吐く。「大丈夫さ。今年みたいにすればいいとやろ。できるさ。」…そうかな。映画でも見に行こうかと言うＡ子に，「家でのんびりしとく。」と答えた。「落ち込まんやったらいいけど。」ちょっと気にしながら，Ａ子は五島から来る新しい同僚の迎えに大波止へと出かけた。私はテレビを見ながら，パソコンに向かった。といっても，動悸がする。今日も夜の部へ出かける。少しでも現実逃避できますように…。夜の部。２勝２敗。碁を打っている途中で，部活動のコーチから電話が入った。「明日の練習試合に行けなくなったんですよ。先生行ってもらえますか。」「…はい。」そう答えるしかないだろう…。最近まったく顔出してないし…たまには行かないとね。ますます気が滅入る…。しっかり現実に引き戻されてしまった。でも，しょうがない。

  2010/03/27

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• こんなこともあるんだね…。

  職場は大忙し。といっても，仕事が忙しいわけではない。片付けが忙しいのだ。転勤する者はもちろんだが，残る者も席替えに備えて身軽にしておかなければならない。私もボチボチ片付けている。校長は転勤するが，次の校長に引き継ぐために来年度の校内人事を進めている。私も校長に呼ばれた。「進路指導主事をしてもらえませんか。」「…まだ，薬に頼って生活している状態です。肩書きが着くのはちょっと荷が重いです。」「１年間見てきて，先生にならできると思うんですが。」「実際，進路指導主事はやったことありますし，以前この学校にいるときにも学年の進路事務担当でいろいろと勉強させてもらいました。でも，この病気をしたきっかけが研究主任を受けたことなんです。自分に合わない仕事だと思って断ったんですが，そのときの校長に他の選択肢は考えていないと言われて引き受けました。が，結果的には他の先生方にも迷惑をかけることになりました。…今日，返事しないといけないんですか？」「やっぱり，主任や主事が決まらないと他が決まっていかないんですよ。」「…」「それでは，主事は他の先生にやってもらうとして，そのサポートならできますか？それもできないとなると，せめて担任をもってもらわないといけなくなります。」担任はまだしないほうがいいでしょう。担任はどうしても突発的なことに振り回されるでしょう。保護者への対応もしないといけないし…。…先週の主治医のことば。「…今年並みの仕事ということになるんですかね？」「そうです。」「じゃ，３年担当ということですよね。」「そうなります。」「…わがままばかりも言えませんよね。」「やっぱり，何かはやっていただかないとね。できないと思う人には頼みません。」「…わかりました。できるだけのことしかできませんが，今年並みでよければやってみます。」「よろしくお願いします。」本当はもっともっと粘って，愚痴もいっぱい言ったのだが…。簡略するとこんな感じ。正直言って，憂鬱である。今年３年生担当だったので，来年度は１年生担当希望。３年職員はそういうものだ。当然のことながら，新しく入ってくる職員もほとんど１年生担当希望のはずである。…わがままばかり言えないよね。部活のほうもどうにかしてほしいと頼んでいるし…。なるようにしかならない。ふと，耳に入ってきた会話。「○○が結婚するんだって。あっ，今日だ。身内だけで式するんだってさ。」それは，私の休職中に私の代わりに数学の授業をしてくれていた若い男の先生の名前。まだ，正式採用されていないが熱血漢でとてもいい先生である。私が復帰するよりもその先生に教えてもらったほうが，生徒たちは幸せだったに違いない。「本当ですか！」思わず，口をついて出た。「あぁ，先生。本当ですよ。相手は先生も知ってる人です。」この会話の相手は前任校でも同僚だった。「っていうことは，××中（前任校）の職員ってことですよね。」「そうです。驚きますよ。」誰だろう。何人か独身女性の顔が浮かんだが，それは私が復職後の同僚たちで，いまの会話の相手の先生は知らないはず…。「…誰ですか？」「△△△子。」何？？用務員さんだ。「えっ△△さんは，お子さんがいるでしょう。」「今度中１かな。出戻りだったんですよ。○○はいきなり中１の子持ちになるわけです。先越された。」この先生のお子さんは２人。まだ小学生。「え～」言葉を失った…。しばらくして，他の同僚から笑われた。「西川先生，おもしろかぁ。ま～だ，驚いとる。」「衝撃ですよね。わかりますよ。ははは。」「いやぁ…，本当にビックリです。」だってさ，△△さんは私が転勤した当時からその学校にいて，復職したときは隣の席で，出るときも見送ってくれて…。○○先生は私の復職後も，市教委の職員として私の正面の席に残って，授業にも付き合ってくれていた。１年前に，私の正面に座っていた○○先生と隣の席の△△さんが結婚したということ自体に驚き，１０才近く姉さん女房でコブ付きということにも驚き，さらには，二人が知り合うきっかけとなったのが紛れもなく「私の休職」だったということが最大の驚きだ…。唖然とするしかなかった…。家に帰って，Ａ子に報告。Ａ子も大笑いした。「よかったたい。人の幸せの役に立って。」長い人生，塞翁が馬。何が何を生み出すかまったくわからない。ちょっと，複雑な思いだけど…。めでたい，めでたい。

  2010/03/26

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• 校務整理日＆送別会

  今日は校務整理日だった。今年度の仕事納めの日と言ったらいいだろうか。各係での反省，職員会議，校内研修…。昼には学年職員が集まって，校庭の桜が見える教室で一緒に昼食を摂った。夕方，職員集合。転出職員のあいさつ。離島に行く者も…。夜。思案橋の料亭で送別会。卒業式になぞらえて会が進行するのは，教職員ではよくある話。生徒たちのことをよく考えて仕事してるんだな…。その思いがよく伝わってくる。私はまだまだ情熱が足りない。転任する職員の皆さんに注いで回った。離任式とはまた一味違うお別れのあいさつ。校歌斉唱で締めた。２次会にも行こうと思ったのだが…店の前まで行って，断念。早めに帰って明日に備えた方がいい。思案橋からＪＲ長崎駅まで歩き，家の最寄り駅まで移動。２２０円也。駅から家まで約２０分，徒歩。タクシーで帰ることになれば，４０００円ぐらいかかる。やはり，２次会に行かなくて正解。家は真っ暗。まだ０時になったばかりだが，子どもたちはおとなしく寝ているようだ。ふ～ん…。Ａ子も送別会だったが，私が家に着いて１０分後に帰宅。明日も仕事。そそくさと薬を飲んで寝た。

  2010/03/25

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• 修了式＆離任式

  いよいよ生徒にとっての３学期終了日。大掃除。修了式。表彰伝達。学活。離任式。離任式では，転勤する先生方の話が長く，予定を４０分もオーバー。「こんな長い離任式は初めてだった。」「来年からは，（弁論大会の）チンを用意しとかんばね。」と，冗談が飛び交う。離任する先生にとっては，生徒に向けての最後のあいさつ。誰も途中で止めることは出来ない。毎年のことながら…寂しい行事だ。一説には長崎県の教職員の人事異動は広域人事があるために１校当たりの年数が短いそうだ。自分にとっては，先生方に気を遣うのはきつい…。それよりも，すでに来年度のことが気がかり。どうなる事やら…。

  2010/03/24

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• 最後の授業

  明日は修了式。今日は最後の授業だった。１校時，２校時と１年生の授業。最後の最後にやっと教科書を終わった。ふぅ…。５校時。２年生が３年生の教室の掃除をしてくれるという。来月からは自分たちが使う教室だ。私は副担任をしていたクラスの掃除を見て回った。きちんと指示通りに掃除をしてくれた。きれいな教室は気持ちいい。さて，今日掃除した者の中に来月この教室で過ごしている者はいるだろうか。６校時。校区内の小学校の６年担任が集まった。小学校からの引き継ぎだ。１人の担任に１人ずつ３年担当がついて話を聞いた。私も１クラスの児童たちの話を聞いた。…来年の１年生はこんな子たちが入ってくるんだ。さて，自分は何年担当になるんだろうね。記録した用紙を教務主任に渡す。これが来年度の１年学年主任の手に渡ることになる。いよいよ年度末。明日が３学期最終日だ。

  2010/03/23

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• 

  またまた…。

  春分の日…代休。今日は予選を勝ち上がったペアが大会に出場する日だったが，コーチに任せて休むことにした。ここのところ，部活動にはまったく行ってない。昨日行けなかった墓参り。朝から行くことになった。祖父と叔母が眠る墓。三女を除く我が家の４人と母の５人でお参り。年に何度か参っているが，何度行っても神妙になる。次年度も無事に乗り切れますように…。亡くなった親戚にお願いしてもいいものなのだろうか？？？午後，のんびり過ごしていたが…私一人。これといってやりたいこともない。「『ライアーゲーム』見に行ってくれば？」とＡ子は言ってくれたが，そんな気分にもならない。映画ねぇ…。また，「ただ，君を愛してる」を見たくなった。のんびりと見て，しんみりとして，夕方を迎えた。明日は仕事か…。

  2010/03/22

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• いつものこと。

  朝，ゆっくりと起きた。１０時くらいだったかな。今日はＮＨＫ杯の決勝戦結城聡vs井山裕太がある。見なければ…。とりあえず，将棋の決勝を見た。羽生の連覇。タイトルは取ったり取られたりだが，羽生がまだ第一人者としての地位を失ってはいない。この長い「羽生時代」。大したものだ。「将棋の時間」が終わったら，「センバツ」になった。長崎県勢が出てないと，今一つ見る気にもならない。子どもたちは部活動。Ａ子は髪を切りに行って，私は一人。特別やりたいと思うこともなく…Ａ子の「教員免許更新講習」の受講料納入手続きをした。ネット銀行をうまく使えば振込手数料もタダである。手続きを終えて，「囲碁の時間」を見始めた。解説の小林光一九段の話にプロの読みはさすがだなと感心しながら，決勝戦に見入る。昨夜，私は「結城に勝ってほしいな。」と親父に言った。でも，石の流れは時代の流れと同じく井山のほうへと向いているようだった。「この対局は放送時間を超えて打たれました。しばらく，手順のみをご覧ください。」てっきり，結城の負けだと思った。結果，結城聡九段の３目半勝ち。ＮＨＫ杯連覇だ。結城は強い。ぜひ，７大タイトルを勝ち取って欲しいものだ。

  2010/03/21

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• うだうだ。

  休みの日は朝寝。その習慣がついてしまった。親父と夜の部に行くとき，言われた。「今日，ユウタロウくんが高校の合格の報告に来とったばい。」「そうか。そうよね。ボクも行かんばやった。」エースくんと同じ学校。でも，ユウタロウくんに出番が回ってくる可能性は１００％ではない。エースくんはすでに八段格と言われている。どんどん強くなってる。他にも強い子がいるようだ。うれしいような，寂しいような…。自分は弱くなってる。夜の部の皆さんには申し訳ないが，自分がここでしか打っていないからだ。ほとんどが星目。やはり競い合う相手がいないと伸びない。自分の生活には，夢がない。

  2010/03/20

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• 内示

  転勤。私たちの仕事にはつきものだ。特に長崎県の教職員は必ず離島勤務をしなければならない。幸い私とＡ子は初赴任から６年間離島勤務をしており，もう島に行くことはない。今年の我が校は本校勤続年数が長い人が多く，大量異動との噂が流れていた。ふたを開けてみると中規模…かな。８人出て，１１人入ってくる。授業時数が増えるからだ。私にとっては，元同僚が２人入ってくる。少しは気楽になるかな…。来年度の希望学年，校務分掌を提出した。来年度もまだ無理しない方がいい…。主治医にも言われた。思った通りに書いて提出した。どれだけ願いは聞き入れられるだろうか。

  2010/03/19

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• 親もいろいろ。

  「○○先生，××さんからお電話です。」事件は，何気ない電話の取り次ぎから始まった。電話を受けた３年担任…。「えっ？？それでどうなさるんですか？」「三者面談のときに確認したはずですけど…。」「本当ですか。」「でも，かなり厳しいと思いますよ。」入学手続きで何かあったらしい…。公立に落ちて私立に入学するものと思っていた生徒が，どうも予定通りには進まないようだ。「しっかりと確かめたいと思いますので，学校のほうに来ていただいてよろしいでしょうか。」私は，１年生の授業があるので，話が途切れ途切れにしか伝わってこなかった。その生徒が合格していた私立高校担当が電話で話していた。「もう，それでいいということですので，すみません。お手数をおかけしました。」昨日，入学手続きを済ませなければならなかったところを，何とかならないか交渉してみたようだ。本人の意志さえあれば，私立高校は入学を認めてくれたに違いない。生徒が定員割れになるよりは，手続きの遅れに柔軟に対応するほうが私立高校としてもいい話のはずだ。でも，そうはならなかった。つまり，本人，保護者の態度は決まったということだ。「仕事をしながら，通信制で高校を卒業する。」通信制が悪いとは言わない。私にも過去に通信制の高校を卒業した教え子がいる。ただ，経験からわかっていること。「通信制を卒業するのは，強い意志がいる。」学校に行くのは月に２回。あとは本人が日々どれだけ努力できるかだ。普通の高校を違って，滅多に指導を受けない。それが何を意味しているか，本当にこの親子はわかっているのだろうか。７～８年かかるのは当たり前。卒業できない者も少なくない。それが通信制だ。以前，家庭訪問したときにある親に言われた。「うちは中学校卒業したら，自分の力で生きていけという教育方針ですから。就職口を探してやってください。」「いえ，今の時代，定時制に通いながらといっても，中卒で雇ってくれるところはないですよ。高卒でもなかなか難しいようで，ハローワークの人からも『中卒での働き口はないと伝えてくれ。』と言われてます。」「いやぁ，ありますよ。よく探してください。自分たちもそうやってやってきたんですから…。」成績も悪くない。高校に行こうと思えば，公立にだって十分入る力はある。それなのに，進学できない。そういう生徒もいるのだ。この子の場合は早い段階で親からの申し出があり，本人も小さい頃からそう言われて育っているのでその心構えができていた。結局，私はインターネットで全国を探し，企業内高校を紹介した。企業のほうからも「うちは高校に行くだけの学力がない生徒を働かせるところではありません。それなりの試験がありますが，大丈夫ですか？」と言われた。私はもちろん，「大丈夫です。」と答えた。受験のために本人だけで面接と試験の２回会社に行ったが，その往復の交通費と宿泊費を会社が出してくれた。本人も親もとても喜んでいた。働いて給料をもらいながら高校を卒業して，そのままその企業に就職し，いまも元気に働いている。いろいろな考え方がある。通信制でしっかりがんばるのもひとつ。本当に独学して，大学入試検定試験の合格を目指すのもひとつ。一浪して公立高校を再受験するのもひとつ。長い人生，１年２年遠回りしたってどうということはない。自分がそういう年頃のときは考えもしなかったが…。「４月からは公立の授業料免除が決まりましたよね。私立もそれなりに負担は軽くなるはずなんですけどね。そういうことはご存知なんでしょうかね…。」誰にともなく，私はつぶやいた…。

  2010/03/18

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• 悲喜こもごも

  朝から一旦出勤。私は合格発表を見に行く高校が近いので，ちょこっと仕事をして，そのあと親父のバイクを借りて見に行くことにした。実家に寄って高校に向かう途中，うちの学校の生徒の集団が歩いているのを追い越した。「また歩いてる。」そう思うと，なんだかおかしくなった。歩くと４５分から１時間。まぁ，急いでいく必要はないにしろ，よく歩く気になったもんだ。保護者や中学校教員の車の列が高校への坂道の両側にでき，車は一方通行状態。バイクで来て正解だった。３校時には１年生の授業が入っていたので，とにかく急いで帰らないといけない。発表時刻まで校門は高校の職員でがっちり固められ敷地内にも入ることができない状態だった。私は一番前に陣取り，開門と同時に事務室にダッシュした。記録簿に学校名，職名，氏名を記入し捺印した上で受領証を渡し合格番号一覧を受け取ると，まだ受検生が登ってきている坂道をバイクで下った。中学校に戻って，番号を確認する…。４人落とされていた。推薦で１８分の１４，一般で３４分の３０。合計４４名の合格。合格できなかった子は残念だが，全体としてはいい成績じゃないか。それからも他の高校から続々と結果が入ってきたが，やはり，倍率が高かったところはそれなりに厳しい結果となっていた。担任たちは不合格者からの私立への入学手続き完了の連絡を待ち，励ましの言葉を送っていた。毎年のことながら，喜びと悔しさが入り乱れる一日だった。

  2010/03/17

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• 

  卒業証書授与式

  今日は卒業式だった。穏やかに晴れた空。来賓，保護者が多数列席した中，３年生は最後まで先輩としての堂々とした姿を見せつけて，校舎をあとにした。校長は教育長から握手を求められたそうだ。気持ちのいい卒業式だった。話は飛んで…３年部会は夜の部へと突入した。平日だというのに…。フランス料理なのかな？？上品なお店でのコース料理。おぉ…，何の料理かわからんぞ…。これはエビだ。本物の伊勢エビかな？？きっと違うな。本物は高級すぎるでしょ。でも，私の大好物。おいしかった。ワインやビールを飲んで，６０００円也。わいわいヤイヤイ…いろんな話をした。ほとんどが楽しい話だった。明日は…公立高校の合格発表…。どうなるかな？？いい結果が出ますように…。

  2010/03/16

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• 総練習

  卒業式の総練習だった。かといって，特別どうこうということはない。もっぱら見ているのみ。そうそう，昨日は部活動の３年生とのお別れ会だった。焼き肉食べ放題の店で楽しく盛り上がったらしい。「らしい」というのは，私は参加しなかったからである。前もって，断っておいた。昨日の１日を考えると…，正解だった。とても，付き合える状態ではなかった。寄せ書きだけの参加。まぁ，ヨシとしよう。「断れるだけ，ちゃんと自分の状態がわかってるってことじゃない」とは，Ａ子の言葉である。一通り，明日の本番の用意を終えて早めに帰宅。明日はどうかな…。イベントは苦手だ。記念撮影とか頼まれるんだろうな。今日，３年生たちからいろいろもらった。クラスごとに，寄せ書き，文集…。その中に一人，気になるコメントが…。「西川先生，お世話になりました。どうでもいいことですけど，前先生がこの学校にいたとき，私の姉の担任が先生だったそうです。それだけです。ありがとうございました。」…なに？ということはあの子だ。似ていると思ってたんだよな。でも，１１才違いだからまさか姉妹とは思わなかった…いろいろありますよね。その子にとっては，今年度の初めからいろいろ話は聞いていたわけだ。世の中，どういう縁があるかわからない。怖いですねぇ…。

  2010/03/15

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• 寝る，寝る，寝る…。

  朝寝坊。正午頃に起きた。ＮＨＫ杯の準決勝結城聡vs河野臨を見た。武宮正樹九段の解説が軽妙で面白かった。「数えてはいないんですが，白がいいはずなんです。」「私は感覚を大事にして打ちますから，余り読んでないことが多いんですよね。」さすが宇宙流の親分。長年高いレベルの碁を打ってきたからこそ養われた感覚だろう。結城ＮＨＫ杯，連覇へ王手。しかし，次の相手はいま飛ぶ鳥を落とす勢いの井山裕太名人。決勝戦が楽しみだ。３時を過ぎて，昼寝。６時半過ぎに起きて，夕飯。平成教育学院を見て…何をしたっけ…。風呂に入って，早めに寝た。今日は起きていた時間が極端に短かったな。明日は卒業式の総練習。明後日は卒業式，明明後日は公立高校の合格発表。今年度も，もう終わりだ…。

  2010/03/14

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• 囲碁教室行けず…。

  もう，囲碁教室に行かなくなって２ヶ月くらいになる。朝がつらい。ついに今日も行かなかった。休みの日はしっかり休まないとどうにもこうにも，次の週が不安でたまらない。普段あまり使わないデスクトップに電源を入れ，この日記のリンクを使って「明菜」を聴きまくる。振り返ってばかりではいけないんだろうけど，振り返らずにいられない。あの頃はよかった…。あの頃に戻りたい…。悲しいことに，誰も決して過去に戻ることはできない。こんなとき，私は志半ばで亡くなってしまった教え子たちを思う。「彼らが生きたかった未来にオレは生きている。こうして振り返ってばかりではいけないんだ。前に進まなきゃ…。」そうは思っても，やっぱり折れてしまいそうなこの心…。思い出の中の自分や仲間たちに力をもらいたくなるのだ。明菜さんはいまどうしてるんだろうね。夕方，いつものように「夜の部」へ。親父は，「今日の囲碁教室は大人も子どもも少なくてさびしかったばい。」と言っていた。出てこいよ…と言いたいのかもしれない。「きつかとさね。」２戦２敗。あはは…。何をやってもうまくいかない。

  2010/03/13

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• 早退

  朝から「早く帰ろう！」と決めた。とにかくきつい。１校時，空き時間。卒業式練習の会場設営。椅子の出し入れやピアノの移動で体力を使った。２，３校時，１年生の授業。４校時，空き時間。だが卒業アルバムが届くことになっていた。クラスごとに分けなければ…。全部で１９６冊。段ボール９箱。重…。ドタバタと仕分けをして各クラスから取りに来た男子生徒に渡す。終了。５校時。１年生の授業で授業参観。今日は１，２年のＰＴＡだった。１０数人見に来ていた。教員やっている以上は避けて通れない。疲れる一日だった。わかっていたから，朝から休みを取った。でも，ちょっと休みすぎかな…。

  2010/03/12

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• どうしようもない。

  正直，今日は休みたかった。でも，授業は待ってくれない。そうそう…。今日はやってしまった。授業が始まって約１０分後，「失礼します。西川先生に用があってきました。」と，数学係の女の子の声。ドキッ！この時間に生徒が呼びに来るって，理由は１つだけなんだよね。「えっ？？授業だった？」「はい。」「次の時間じゃなかったっけ？」他の先生が，「今日は道徳がカットで１時間繰り上がってます。」「ゴメンゴメン。すぐ行きます。教室で待っとって。」何年ぶりだろう。授業を忘れてた。私の記録ミス。小テストをカット。なんとか１時間分を終わらせた。職員室に戻ると，「ちゃんと進みました？」と聞かれた。「なんとか，予定のところまでは終わらせました。」いろいろあるよね。朝からは卒業式練習の準備のために会場設営を手伝い，午後からは撤去作業を手伝った。あまり疲れることはしないほうがいいと言われてるんだけど…。どうしても眠い。昼休みはひたすら机に突っ伏して寝ていた。とにかく，疲れた。

  2010/03/11

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• つらい…。

  朝，起きるのがとてもつらい。これって，症状の一つですよね。出勤してしまえば何とかなる。授業は自習課題を用意するのがかえって面倒なので，なんとか休まずに行きたい。１，２校時，１年生の授業をして，３，４校時は３年生の卒業式練習。４校時は練習というよりも，お別れレクレーションだったが…。職員は「世界に一つだけの花」を歌った。午後からは環境整備。俗に言うところの「立つ鳥運動」。教室をあちこちと見て回る。手伝えるところは少しだけ手伝うが，だいたい自分たちでやらせる。放課後，時間外ながら部活動の来年度の試合の予定の話し合い。７時を過ぎて帰宅。昨日，休みをもらっただけに，反動はなかなか大きかった。しかたないか。

  2010/03/10

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• お疲れ？？

  １，２校時。いつも通り授業をした。でも，どうも眠気が取れないので，さっさと休みをもらった。家に帰ると，先生方が入試の採点のために学校が休みになっている長女と二女がいた。「どうしたと？」「きつかったけん帰って来た。」「それじゃ，部活に送ってもらおうかな。」「ラッキー！」オレはお前たちを送るために帰って来たんじゃない。長女は私に昼食の用意をし，食べたあとは片付けまでした。二女は宿題に追われ，制服姿でひたすら問題を解いていた。しょうがない。送ってやるか…。高校まで二人を送ったあと，どうしようかと迷った。家に帰って休む。これが一番。でも，せっかく出てきたんだから，この際どこか買い物でも行くか。休みの日には部活の試合やお別れ会が入っている。なかなか休めない。いや，それでも休ませてもらっているのだが…。滅多にない機会だ。スラックスを１本買って帰ろう長崎市内に向かい，ブランド店に入った。だいたいブランドものとか買ったことがない。なぜ，今日こんな店に来たのか…。知った人に会う可能性が低いから。店の人に勧められるまま，何着か試着したあと，「これ」と決めた。補正に１時間。サボタージュ，終わり。おとなしく家に帰り寝る。家族が帰ってきたところで，スラックスをはいて出て行く。誰も気づかない。逆のときは，「気づかんと？」って言われるんだけどね。「気の利いた人は気づくとけどね。」私は気が利きません。期待しないでください。Ａ子に，「わかる？」と聞いたら，「あれ？買ったと？」ですと。「あんたにしてはセンスいいたい。」「高かったもん。」「シルエットのすっきりしとる。」まぁ，好評で何より。でも，当初の予定ほどには休めんかったな。自分のせいやけど…。…よしとしよう。

  2010/03/09

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• 昨日に続いて…。

  疲れたので，さっさと帰って来た。ふと，「赤い鳥逃げた」を聴きたくなった。明菜ファンなら誰でも知っている。でも，ファンでない人にはあまり知られていないだろう。かの有名なレコード大賞受賞曲「ミ・アモーレ〔Meu amor é･･･〕」と異名同曲異歌詞である。一人の歌手がこのように異名同曲異歌詞を歌うのって結構珍しいのではないだろうか。私が知っているのはもう一組。I WiSH「明日への扉」と川嶋あい「旅立ちの日に…」。聞き比べてみると面白い。どちらの歌手も，どちら歌もいい。あれ？日本語がおかしい？？ほかにもこんな歌ってあるのかなぁ

  2010/03/08

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• 

  浸る。

  休みの日には，朝遅く起きる。もともと低血圧。そのせいか，それとも薬のせいか…。私はとっても朝が弱い。今日は部活の生徒が１ペア県大会に出場するというのに，引率は保護者に任せてしまった。でも，正解だったと思う。トシがばれるけど…。中森明菜「ＢＥＳＴ」。　１．スローモーション　２．セカンド・ラブ　３．トワイライト－夕暮れ便り－　４．北ウィング　５．サザン・ウィンド　６．ＳＡＮＤ ＢＥＩＧＥ－砂漠へ－　７．ＳＯＬＩＴＵＤＥ　８．ミ・アモーレ（Meu amor é…）　９．飾りじゃないのよ涙は１０．十戒（１９８４）１１．禁区１２．１／２の神話１３．少女Ａ「北ウィング」だけはなぜか「ザ・ベストテン」。時代を感じる…。ほかのは静止画だけど，動画もお薦め。若かりし日の明菜さん…かわいいね。絶頂期だよね。懐かしい歌を聴きながら，くつろぐ。…まったりと時間が流れていく。いいねぇ…。

  2010/03/07

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• 公立入試問題

  昨日，公立高校一般入試の学力検査が終わった。長崎県では英語と数学は比較的解きやすいＡ問題とちょっとひねってあるＢ問題の２種類がある。進学校はＢ問題ということになる。中学校の教員としては，受検生はもちろん，１，２年生から質問を受けることもあるので一通り解いておく。私はＢ問題から解いてみた。なるほど…。この問題は，「直角二等辺三角形」に気づかないと解くのに時間がかかるな。あれ？この問題は「新傾向」のふりして「記数法」じゃないか。選択数学をとっていた者には有利だな。でも，気づいたかな？？Ａ問題も解いてみた。やはりこっちのほうがやさしい。でも，大きく２つの問題が違っていただけだった。う～ん…，Ａ問題の学校で，生徒たちは解けたかな？？１先生の授業で，「問題が新聞に載るから，解いてみなさい。公立の問題は１年生，２年生の内容からもほぼ均等に出題されるから，君たちでも２～３０点は取れるんだよ。」と言っておいた。どのくらいの生徒が解いてみるだろうか。質問が出るのを楽しみにしておこう。

  2010/03/06

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• 週末

  今週末，部活の地区予選を勝ち上がったペアが県大会に出る。…きついなぁ…。２日間しっかり休んで，次の週に仕事に行ける…そんな感じだ。でも，行かんばやろうな…。悩んだあげく…休むことにした。「すみません，今回休ませてもらっていいですか？」と，部長さんに電話。「はい，わかりました。いいですよ。」かけ終えて，ホッと一息。言えば，ダメとは言われない。それはわかっている。でも，それを伝えるのにとてもエネルギーが要る。進路事務が忙しかったこともあって，部活動にも久しく行ってない。いまは一山越えて，少し余裕が出てきたが，それでも行ってない。ダメだなぁ…。自分でも思うが，とても気が重いのだ。これからも週末に部活の大会が入っている。全部休むわけにもいくまい。…憂鬱な日が続く。

  2010/03/05

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• お疲れ

  昨日の話じゃないが…疲れた。ヘロヘロだった。これで，主治医の指示通りってわけだ。朝から受検引率。出席と受検票を確認。集合場所まで同行し，生徒たちを見送った。職場へ戻って授業。授業以外は学年の仕事。合間に部活動の名簿をくれと言われて，急いで作成。…また，10分で作ってしまった。仕事がさばけてはいけない…。主治医のアドバイスは守らないと。放課後はやや放心状態。これという理由はなかったが，落ち込んでしまった。久々…。だけど，これくらいでちょうどいいのだ。明日も朝から受検引率。数学の問題も気にかかる。生徒たちの健闘を祈る

  2010/03/04

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• 受検前日＆病院

  今日は３年生は午前のみの授業だった。私は１，２校時に１年生の授業をし，３校時は受検指導。午後からは受検生の下見の確認。私の担当高には予定通り１６名の生徒が来た。明日の集合場所と集合時間を現地で確認。「今日は忘れ物がないように準備をして，早めに寝る。いいな。」「はい。」「もし，緊急事態が起こったら中学校に電話。先生には学校から連絡が来るから。何か質問は？」「ありません。」「じゃ，号令。」「気をつけ。例。」「ありがとうございました。」…と，解散。私は職場に戻って，通知表のゴム印押し。やるべき事は一通り終わった。そうそう，今日は病院の日だった。ギリギリに病院に着いた。「どうですか？公立の入試が終わるまで忙しいのかな。」「いえ，一通り仕事は片付いたので，もう山は越えましたね。」「来年度は仕事の分担は今年よりも重くなりそうですか？」「校長次第ですね。今年も担任の先生が１ヶ月半入院したときに代わりに担任をやってくれないかと言われましたからね。今年よりもきつくなる可能性は大きいと思います。」「担任とかもったら，いろいろ突発的な仕事が増えるんじゃないですか？」「そうですね。」「まだ，担任は持たない方がいいでしょう。」「そう思います。」「グターッとしとかんですか。もう，きつくてたまらない。一年の疲れがどーっと来たって感じで。」「はぁ…。」「まだ，負担は少ない方がいいですよ。いまの仕事で精一杯ですって思ってもらった方がいいでしょう。」…その割には，ここんところ働きすぎたかな。月曜日には朝，急に言われた仕事を２時間後には仕上げていたし，昨日，今日で２クラス分通知表のゴム印押しを片付けたし…。…まぁ，過ぎたことは仕方がない。年度始めの校内人事で「まだ，担任は無理です。医者にも止められました。」と言うためにも明日から作戦開始だな…。あはは…。

  2010/03/03

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• 仕事。

  １，２校時に授業をしたあと，３，４校時に通知表にゴム印押しをした。押しながら，あれ？この評定でいいの？と思うことが何度かあった。私もかつては教務に携わった。評価についても，一応自分の考え方というものがある。…いいのかな…。これでいいんだったら，オレも評定をもうちょっと考えてもよかった。ちょっと厳しすぎたかもしれない…。後悔してもしょうがないけど…。今日は結構はかどった。よし。

  2010/03/02

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• えっ？

  朝，職場に着くと学年主任に言われた。「西川先生。卒業生台帳ばさ，早う上げんば卒業証書の清書のできんとって。とりあえず，名前と生年月日と台帳番号のいっとさね。なんとかなる？？」…実はこの卒業生台帳の仕事は卒業式の準備担当の中で学年主任の担当になっている。オレ？？でも，学年主任は進路指導主事も兼ねていて実際休む間もなく働いているし，パソコン仕事もあまり得意じゃない。私がやるほうが効率いいに違いないし，私も手伝うつもりだった。しかし，こんなに急だとは思わなかった。よく考えてみると，卒業式が１６日だから急がないといけないのか…。「卒業証書のできあがったら，今度は１年担当が公印押しばせんばやっけん。頼むね。」あいよ。去年のファイルを見てみる。打ち替えれば何とかなりそう…。今年の分の名簿からコピーしまくって，完成…。いやいや，担任に確認してもらわないと…。自分が授業している間に回覧してもらった。間違いが数カ所。さっさと打ち直して提出。…案外，早かったじゃん。さてさて，今日の本当の仕事（本当も嘘もないが，予定してた仕事ということですね。）は，１年生の成績つけ。今日が締切。おいおい…。ある程度考えてはいるが，同学年同教科のもう一人の先生との調整をしていない。まぁ，いままでの経緯があるから，そう大きなズレはないだろう。放課後，受検指導の件で学年部会…成績つけができない。勤務時間を過ぎて，１年の成績処理担当教員に言われた。「西川先生，成績打ち込みできますか？」「もうちょっとかかります。」「いつ頃にできますか？」「今日中にはなんとか。」「今日の何時頃ですか？」粘るなぁ…。「７時頃までにはなんとかします。」「その頃には私はいませんね。わかりました。いいです。」「すみません。遅くなってしまって。」「いえいえ，数学だけじゃありませんから…。」宣言通り，７時までには打ち込んだ。でも，その先生はすでに帰宅していた。お互い言った通りだから，ま，いいか。今日，できるだけの仕事はやった。よしとしよう。

  2010/03/01

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• TSUNAMI

  チリでの大地震。Ａ子と一緒に聞いた第一報。瞬間，言ってしまった。「津波の来るぞ。」Ａ子は５０年前のことは知らなかったらしい。大津波警報。初めて見た。これはどうなる事やら…と不安になった。長崎は西向き，特に我が町は内海に面しているので津波の心配は皆無だ。オリンピックの女子パシュートの結果だけは知っていたが，なんだかんだで映像をなかなか見ることができなかった。津波警報は徐々に注意報に変更された。思ったよりも津波は小さかったようだ。でも，警報は少し大げさな方がいいと思う。逆になるよりはずっといい。本物の津波はサザンの「ＴＳＵＮＡＭＩ」の曲想とはほど遠いな。でも，大きな被害がなくてなにより。

  2010/02/28

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• グランドスラム

  今日は少し早めに目が覚めたが，やっぱり囲碁教室には行かなかった。きつい…。あとで親父に聞いたら，子どもたちも講師陣もえらく少なかったらしい。第３４期囲碁棋聖戦。４勝１敗で張栩挑戦者が棋聖位奪取ついに趙治勲以来，史上２人目の囲碁界７大タイトル（棋聖，名人，本因坊，十段，天元，王座，碁聖）全制覇（グランドスラム）達成だ。この１年タイトルを取ったり取られたり，挑戦手合いに出ずっぱりで大忙しである。５冠（名人，十段，天元，王座，碁聖）を達成したとき，「１年後もこの状態でいられたら，本当にすごいことだと思います。」と，偉業達成にも謙虚に答えていたのが印象的だった。その後，名人を井山裕太に，天元を山下敬吾にそれぞれ奪われ，不調説もささやかれていた。これで，また“４冠”に戻した。第一人者は健在だ。「次の目標は全冠同時制覇ですか？」の問いに，「それは，夢のまた夢です。」と答えたそうだ。私は…

  2010/02/27

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• やっと，金曜日…。

  今週も疲れた。最後は受検指導だった。今年だけの特例措置（新型インフルエンザ対策措置）について。結局，インフルエンザの流行はとっくに過ぎた。ＤＶＤをレンタルした。「ＬＡＤＹ ＨＡＷＫＥ」…懐かしい。邪悪な司祭に魔法をかけられ，昼と夜のすき間のほんの一瞬にしか会えない恋人たちの悲恋。ずーっと昔に見たことがある。Ａ子も見たいと言っていたので借りることにした。子どもたちも一緒に見たのだが，「何これ～。オリンピック見ようよ。」と言い出す始末。それでもめげずに親の権力を振り回して最後まで見た。月曜日には成績をつけてしまわないといけないので，この週末にある程度目処をつけておかないといけない。どこまで仕事できるかなぁ…。

  2010/02/26

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• 研修会

  今日は，放課後「情報研修会」なるものがあった。でも，内容は教育公務員の信用失墜行為の撲滅に向けての注意という感じだった。なんだ…。途中，生徒たちの騒がしい声が聞こえて，私の隣に座っていた生徒指導主事が様子を見に行った。「あんたのとこの部活の生徒やったよ。雨で外の使えんけん中で練習しよっとって。下で会議しよるけん静かにやれって言うてきた。」「すみません。」と，小声で答えた。しばらくして，また騒がしくなってきた。「じゃ，行ってきます。」「行ってらっしゃい。」部屋を出て，上の階に上がる。生徒たちが腹筋運動をしていた。ただ，声を出して運動しているだけで「騒いでる」という感じではなかった。「さっき，○○先生の上がってきたやろう？いま，下で会議のありよっとさ。声ば出さんでやってくれんか。４時半には終わるけん。」「はい，わかりました。」その後は，ひっそりとして何事もなかった。静かな部活動…。いいのやら悪いのやら…。研修会も無事に終わった。ためになったのかなぁ…。

  2010/02/25

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• 出張

  今日は最後の出願書類提出で，午後から高校３校を回った。ちょっと，お疲れ気味なので「もう帰って来ません。」と宣言をして職場を出た。１校目。福山雅治の母校…。書類を事務室に出すと，あちらでサササッと中身を確認して受領書をもらった。その間，約１分。あっけないもんだね。２校目。いつも我が母校と花園を争っているライバル校。事務室に案内され，担当の教員が出てくるのを待つ。２人来た…あれ？？あいつは高校のときの同級生じゃないか。目があった。「橋本？」「西川？」「久しぶりやね。」「いつ以来かな？」「高校卒業以来やろう。」手続きをきちんと済ませたあと，ちょっとだけ話をした。「免許更新制，どうする？」「申しこまんばいかんねーって思うとっとけどさ。」「オレは延期することにしたよ。」「延期してもさ，来年３０時間取りきるかなって思うとさね。」「更新制がなくなるっていう前提で延期しとっとけどさ。」今年は同業者の同級生とはこの話ばかりになりそうだ…。３校目。いつもの我が母校。また，事務室に案内され，担当の教員が出てくるのを待つ。「こんにちは。」「こんにちは。」お互いにハッとする。これは，去年の長女の担任じゃないか。「どうも，去年は○○がお世話になりまして…。」「いえ，こちらこそ。」もう一人，先生が来た。「こんにちは。」「お世話になります。」「推薦のときは優秀な生徒さんにたくさん受けていただいて，ありがとうございました。」「こちらこそ，合格内定をたくさんいただきまして，どうもありがとうございました。」手続きを済ませたあと，また少し話をした。去年の長女の担任もこの高校の卒業生だ。唯一，甲子園に出場したときのキャプテンだ。私は卒業生として，寄付させてもらった。「お嬢さんがこの学校にいらっしゃるんですよ。去年私が担任させてもらってですね…。１年生にも妹さんがいらっしゃるんでしたよね？」「はい。お世話になってます。」「先生ご自身もここの卒業生なんですよね？」「はぁ…（笑）。４回生です。」「そうですか。それは，それは…。」と，もう一人の先生もかしこまる。ってことは，この先生も後輩なのか？？我が家の裏のお宅の先生が，長女の学年の学年主任だし…それも，２回生だし…。世の中，狭いよなぁ…。予定よりも早く，仕事を終えた。ちょっと，早すぎたかなぁ？？でも，いいや。さっさと帰って休むとしよう。

  2010/02/24

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• 面接練習

  今日は面接練習最終日。面接練習では一人ひとりにコメントを書いているので，目を配らないといけないし，少々疲れる。でも，やるしかない。最後の集団５人。普通に始まった練習だったが…クスクス笑いが漏れる。他の生徒の返答内容がおかしいのだ。準備していなかったことがわかる。予想される質問に対して答えを準備していない生徒はときどきいる。担任から指導はあっているはずなのだが，それでもまだ何を答えればいいのか，考えられないのだ。でも，それを周りの連中が笑うなんて，こんなことは初めてだ。この真剣みのなさ…。４月に転勤して来て以来，初めて生徒に爆発した。「何がおかしい。本番でもこんな面接やるつもりか？こんな練習なんてやる意味がない。時間の無駄。勝手にしろ」私はファイルを投げ捨てて，職員室に戻った。生徒たちはことの重大さはわかっていたようだ。すぐに追いかけてきた。「先生，すみませんでした。」５人揃って，職員室までやってきた。「きちんとできるのか？」「はい。」「教室に戻って待っとけ。」とは言ったものの，病気のせいか，それとももともとそういうたちなのか…私の気持ちが静まらない。しばらく職員室でお茶をすすり，気を落ち着かせた。…まぁ，授業放棄にならない訳じゃないけど，彼らの薬にしないといけない。教室に戻ってみると，５人の生徒は面接練習用に並べられた椅子の横に直立不動，無言で待っていた。…ちったぁ，反省したのかな？そのあとは，ふつうの練習だった。私もきちんとコメントを添えて担任に渡した。もちろん，不真面目な態度だったことも含めて。たまにはこんなこともある。人間同士だからね。でも，精神衛生上あまりよろしくない。

  2010/02/23

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• 教員免許更新制

  今日から受付開始。本当に有益な制度なのか？いろいろな方面にひずみが出ているとも聞く。今年該当者になっている私とＡ子。Ａ子は今日申し込んだ。私は延期することにした。教職関係者以外の人にはあまり興味がないことかもしれない。しかし，本当に必要なのか。本当に教員の資質向上に役立つのか。民主党はこの教員免許更新制を廃止すると言った。ところが，まだ法案は成立していない。いつになったら，法案が通るのか。昨日の長崎県知事選挙選挙の結果からして…雲行きが怪しくなってきた。早いところ，法案成立を…！

  2010/02/22

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• 眠剤飲まず。

  昨日，睡眠導入剤を飲まなかった。この間，先生に言われたもんね。「休みの日に試してみなさい。」即，実行夜１１時頃寝て，朝４：００頃起きた。オリンピックのジャンプラージヒルを見るために…。２回目の葛西紀明の大ジャンプ。起きてよかった！ナマは違うよねぇ。予選の結果がよかっただけに，ほかの日本代表も含めてちょっと不完全燃焼…。７時前にまた寝た…。１１時頃に起きて，遅い朝食。誰もいない…。いつものようにＮＨＫ杯を見た。井山裕太名人vs張栩十段。名人戦の再現だ。結果もまた名人戦の再現。これで井山裕太は張栩に対して６連勝らしい。なんだかいつの間にか優勢になっていたという感じ。すごいな…。長崎県知事選挙。Ａ子がちっとも帰って来ないので，しびれを切らして一人で出かけた。どういう結果になる事やら。カーリングも見たかったな。明日のお楽しみか。

  2010/02/21

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• 朝寝

  いつもの土曜日。囲碁教室にも行かず，のんびりと起きる。昼からはオリンピックを見た。カーリング女子日本vsイギリス。Liveはいいねぇ…。１投１投に一喜一憂。素晴らしい試合だった。ただ勝っただけでなく，内容がとてもよかった。次もがんばってほしい。午後，散髪に。夕方から両親との食事会だったので急いでもらった。食事して，風呂に入って夜の部へ。２勝１敗。まぁ，こんなものでしょう…。夜の部に行くのもちょっとつらくなってきたかな…。

  2010/02/20

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• またまた進路事務

  今日は金曜日。朝の占いではまあまあの日のようだったが…。朝から志願変更の手続きに娘たちの通う高校へ行った。何事もなく終わった…はずだった。学校に戻ってハッとした。…コピーを取り忘れた。終わったことはしょうがない。現物がない以上，印鑑のない書類を揃えられるだけ揃えた。授業のほうも今一つだった。放課後は，また来週提出の書類を用意した。週末だってことだけがせめてもの救い。疲れをしっかり取れるといいのだが…。

  2010/02/19

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• 選択数学

  ３年生の「選択数学」。あと残り２時間ということだった。やるしかない。ここのところ，入試対策問題をやっていた。せっかくの選択教科なのに，今一つ楽しい内容ではなかった。最後に一つ…「直角三角形の内接円」をやってみようと…。「どんな三角形であっても３つの辺に接するような円を描くことができます。これを『三角形の内接円』といいます。では，もとの三角形が直角三角形であったら，その内接円の半径の長さともとの直角三角形の３辺の長さの関係について考えてみましょう。」それにしても，頼もしい連中が集まっていたものだ。いままでも「選択数学」には数学好きの生徒たちが集まることが多かったが，今年の２９名はその中でも優秀だった。この問題，いままではなかなか解ける生徒がいなかった。現在は授業の中で「円の接線の長さ」についての定理を扱わなくなった。つまり，生徒たちはこの定理なしで解くか，それとも自分で証明して使うか。今年は生徒たちの解答の中から，そのどちらも出てきた。すばらしい！答えは２通り。さて，なぜ数学の答えなのに正解が２つあるの？というのが最後の課題。最終回は月曜日。楽しみだ。

  2010/02/18

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• 心を亡くす…とは？

  今日は病院に行く日だったので，２軒続けて行こうと企てた。おまけに血液検査の予定も…。で，朝から食事を抜いた。進路事務がさばけず，ＴＴ（ティーム・ティーチング）をサボらせてもらった。それにしてもさばけない。来週には公立の一般入試の書類を出さないといけない。授業と進路事務と…どっちも大事だが，なんだかミスしそうで怖い。余裕をもっていくしかない。昼食。給食を何事もなく平らげた…あっ！！抜く予定だったのに…。これもミスだよね。「心を亡くす」と書いて「忙」。もう一つ「心を亡くす」と書いて「忘」。忙しいと忘れやすいわけだ…。結局，内科での血液検査は延期。心療内科では，主治医と四方山話。「いいんじゃないの？」自分では，あまりそうは思わないが…。「１年前からは考えられないですよ。」…それでも，十分に疲れているけどな。「薬はいつも通りでいいですね。」「はい。睡眠導入剤ですが，使わなかったら眠れないものでしょうか？」「試してみればいいですよ。休みの日に。」…黙ってやってみてよかったんだ。今年度終了まで，もう一息。

  2010/02/17

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• 採点

  学年末テストが終わった。今日は採点だ。臨時に学年部会があって，学校で採点を終わらせることができなかった。進路関係だから仕方がない。持ち帰り…。嫌だなぁ…。さて，明日には２クラス返さないといけない。採点はちゃんと終わるかな？？

  2010/02/16

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• 学年末テスト

  １日目。数学のテストは２日目。まだ作成中。１年を一緒に担当している同僚には，「やさしくていいですよ。お任せします。」と言われた。３年を担当している同僚には，問題を見せてもらって解いた。答え合わせをしてみたら，私の方が２箇所間違い。明日はその同僚の都合で，私が代わりに質問を聞いて回る。はてさて，どうなることやら…。少しだけ残って，テストを印刷して帰って来た。部活の休みは今日まで。こちらも，少しプレッシャー。公立の出願も出揃い，志願倍率も公表された。これからさらに志願変更が出るのか…。県教委も罪作りだ。一度だけ志願変更が可能だからこそ，後悔する者が増えている。私はそう思っている。

  2010/02/15

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• オリンピック

  昨日は開会式を見た。いよいよって感じだ。でも，あまり興奮はしなかった。ワクワク感が乏しい。病気のせいかな？？朝起きて，注目の女子モーグルを見た。上村愛子…４位。何とも言えない結果。４年間精一杯努力して，目の前のメダルに届かない。勝負の世界の厳しさを思い知らされる。里谷多英が転倒しなかったら…。「たら」「れば」を言っても仕方のないことだけど…見てみたかったな。午後，ゆっくりと昼寝をした。その分，やるべきことが出来てない。やっぱり，現実逃避。逃げてばっかりだ…。ダメだなぁ。

  2010/02/14

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• 囲碁教室

  久しぶりに囲碁教室に行った。初心者の子どもたちに３面打ち。高校の頃を思い出した。よく小学生相手に多面打ちをしていた。９路盤だったので，打ち終わったあと全部並べ直した。そのあと，詰碁の解答解説。まぁ，無事にこなして帰って来た。でも…，講師もたくさんいるし，オレが行かなくても別にいいか…大して役に立っているわけでもない。ちょっとやる気がなくなってきた。親父が手に負えなくなって講師に呼ばれた頃，エースくんたちがいた頃が一番面白かったかな。いまは強い子たちが育ったせいか，講師陣も充実している。手を引くにはちょうどいい時期かもしれない。夜，ちょっと遅めに夜の部へ。２局打った。１勝１敗。我ながら，弱くなった。何をやってもダメだな。きっと，親父の目にはそんな風には写ってないと思うけど…。ダメだ，ダメだ，ダメだ…。何をやってもダメだ。

  2010/02/13

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• 研究発表会

  うちの学校の研究テーマは「家庭学習」。授業を公開したのが６クラス。…授業で，家庭学習との関連を見るって，とっても難しいよね。私は駐車場係でしばらく外に立っていた。元同僚など，知り合いが結構来ていた。今話題のプリウスに乗っている人も…。バックで駐車するのを見ていたが，まったく音が聞こえない。「やっぱりプリウスはいいですか？」「よかよ。前乗っとった車が月に（ガソリン代が）48,000円ぐらいかかりよったとがさ，いまは15，000円ぐらいかな。全然違う。」そんなにいいのか。でも，前乗ってた車の燃費が悪すぎたんじゃないの？？（笑）でかい車に乗ってきて，枠に入れきれない人も…。下手やなぁ…。でかい車に乗るんやったら，もっとうまくならんと危ないやろ…。などと，いらんことを考える。同僚の数学の授業を見て，研究発表会に参加。自分の出番は全くないのに，動悸がする。「まぁ，いい気はせんでしょう。」主治医のことばが胸に浮かぶ。夜には打ち上げ。行かないほうがよかったかな？つまらなかった訳じゃない。ただ，自分がふがいなく思えただけ。いつもより早いＪＲで帰宅。Ａ子に駅まで迎えに来てもらった。明日は囲碁教室に行けるかな？

  2010/02/12

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• 建国記念の日

  休みだった。ホッとした。でも，学年末テストを作らなければならない…。そう思いながらも，ついつい現実逃避。「天使にラブソングを…」を見た。面白かった。どこかのサイトで，「原題の『Sister Act』を『天使にラブソングを…』と訳した人はエラい！」というコメントがあった。私もそう思った。ついに現実に戻らないまま，一日が終わった。

  2010/02/11

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• 穏やかに…。

  今日も高校へ出願書類の提出に行った。授業を２時間して，出張に出て…昼から…。明後日は研究発表会。私が休職に入った最大の要因「研究主任」を任されたこと。思うように研究を進められなかった。職員集団としては当たり前でも，少なくとも管理職はこっちが仕事を進めやすい環境を提供してくれないといけんでしょう…。いまさら愚痴ってもしょうがないが。というわけで，昼から環境整備と会場設営。でも，あいにくの雨。明後日はどうなる事やら。

  2010/02/10

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• 怒り

  今日は公立高校一般入試の出願手続きに２校行ってきた。午後，疲れていたので休みをもらって帰ってきた。家でのんびりしていたのだが…。三女が帰ってきた。「お帰り。いろいろ文句言われんごと，さっさと風呂の用意ばしとけよ。」「は～い。」三女はしばらくゴソゴソして，２階に上がっていった。私は，ちょっと気になって，ネット銀行のセキュリティアップの手続きをしていた。Ａ子と二女が帰ってきた。「お帰り。」「おぅ，父ちゃん。早かったね。」「休みもろうて帰って来た。」「あっそう。」Ａ子はバタバタと食事の用意を始めた。「○○（長女）は？」「部活。」「△△（二女）は？」「なんか具合の悪くて早う帰って来たって。」「ふ～ん。」二女はカバンを置いて２階に上がっていった。Ａ子，「△△！カバンば片付けんね。もう，いっつもやっけん！」いまにして思えば，最初からＡ子はイライラしていたのかもしれない。降りてきた二女に言った。「風呂の用意はできとっとかな？」その声が聞こえた私は「さっき，用意させたけん，もう洗っとると思うよ。」この言い方が悪かったかなぁ…？この先の会話はよく聞いてなかったのだが…。「じゃ，先に風呂に入りなさい。」外は大雨になっていた。長女からＡ子に電話が入った。「迎えに来て。」「お父ちゃん行ける？」「行ける。」「たぶんずぶ濡れやけっけん，タオルば持って行かんば。」「うん…。」風呂に入ろうとした二女は裸になって浴室に入ったようだった。湯が少ししか張ってない風呂桶を見て，「もう！洗ってもおらんたい！」Ａ子，「お父ちゃんは風呂のわいとるって言ったろ？」「言うとらん。『洗うとるはず』って言うた。」「洗ってもないってよ。」「え？洗っとるはずさ。ちゃんと言うし，××（三女）もしよったごたったもん。」「でも，洗うとらんって言いよるたい。」「知らん。××に聞いてみればよかろうが。」「××～！ちょっと降りてきなさい。」三女が降りてきた。「あんた，風呂洗うたとね。」「洗ったよ。」「洗うとっとに，なんで溜っとらんとね。」「まだ，早いかなって思うてさ。スイッチは入れたけど，しばらくして止めた。」「まったく。お父ちゃんもこっちで風呂に入ろうってしよっとのわかっとたやろう？早う教えてくれたらよかったい。」「オレはちゃんと言うたろうが…。」「『沸いとる』って言うたたい。」「『洗うとるはず』って言うた。」「それでも，こっちの話は聞こえとったやろう？教えてくれればよかったい。」「こっちはこっちで集中しとる。そっちの話とか聞いとらん！」「もうよか。○○ば早う迎えに行かんば。」私はイライラしながら，車の鍵をとった。「あれ？タオルは？」「そこに置いたたいね。『ここに置いとくよ』って。」「聞いとらん！」「まったく，人はドタバタしよっとに，自分だけが正しかごと言うてさ！」部屋を出ようとしていた私はカチンと来た。持っていたバッグを壁に投げつけた。「誰が『自分だけが正しか』ってか？自分だけが正しかごと言いよっとは誰か？え～っ」と言いながらゴミ箱を蹴飛ばした。「また…。もう…。そげんせんで。もういい。私が迎えに行くけん。」「オレが迎えに行くって言うた。迎えには行く。自分だけが正しかごと言いよっとは誰ってか？」「もう，よかけん。そげん怒らんで…。早う迎えに行かんばけん。」私はイライラしながら，長女を迎えに行った。戻って来る車中もイライラしていた。たぶん，長女もただならぬ気配を感じたのだろう。静かにしていた。「ただいまぁ。」と，長女の脳天気な声。私は，仕事道具を持って再び車へ。グラウンドの脇道に車を停めて，冷静になるように努めた。場合によってはホテル泊かな？何をすれば落ち着くかな…。その後，Ａ子からメール。「言い過ぎた。ごめんなさい。ぜんざい作って待ってるから。」オレも反省しないといけない。でも，なかなか言葉にできないんだよね。ごめん。

  2010/02/09

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• 悲喜こもごも。

  今日は，公立高校推薦入試の合格内定発表日だった。２年前，長女はいま通っている学校を受検して落ちた。当時休職中ながらも一応１８年教員をしていたので，予め私は長女に言ってた。「お父ちゃんが担任やったら，お前を推薦委員会にかけることもせんやろう。お前は校長先生の推薦に値する生徒じゃない。」中学校の推薦委員会は通ったものの，推薦入試では通らなかった。予想通りだ。結果をもらった日，長女は思いの外，ケロッとしていた。そして，一般入試（学力検査）で無事合格できた。こちらも予想通りだった。さて，今日は…内心ドキドキした。どのくらいの生徒が通るのだろう。見当がつかなかった。結果…９校を４１人が受けて３０人が通った。素晴らしい…。上出来だ。担任にしてみれば，受け持った子が落ちると「なんで？」と思うものだが，副担任だと結構冷静に見ているように思える。私が担任をしているときにはいつも言ってきた。「公立高校の推薦入試は，定員がありますからとても狭き門です。ただし，もしダメだったとしても一般入試を必ずもう一度受けてください。それだけの強い意志，志望動機がある人でないと推薦できません。」同僚たちとも話し合う。「一度『落ちる』という経験をするのが，いい方に転ぶ子と悪い方に転ぶ子といますよね。」「狭き門」と伝えていても，やはり受検生は自分の合格を願う。不合格の通知にショックを受ける子がほとんどだ。さて，今回ダメだった１１人が今後どのように盛り返してくれるか…。志願変更はしないでね。

  2010/02/08

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• 現実逃避

  学年末テストを作らないといけないが…。今日もＮＨＫ杯を見た。山田規三生九段の底力を見せつけられたようだった。いつの間にかよくなってる。理想的だなぁ。これが相手に力を発揮させない「迫力」なんだろう。金秀俊八段の力を封印してしまった印象。夕方。第34期棋聖戦の第１局から第３局を並べた。やっぱり，プロの狙いはでかい。フリカワリもものすごく大きい。でも，そんなに大きな差にはならない。不思議だね。張栩十段（挑戦者）の３連勝。囲碁界にあって，最大のタイトル「棋聖」。今回から賞金も４５００万円にアップするという。５連覇で「名誉棋聖」のかかる山下敬吾棋聖は崖っぷちだ。張栩十段，グランドスラムまであと一勝。去年５冠（名人，十段，天元，王座，碁聖）になったあとのインタビューで，「このタイトルを来年まで待ち続けることができたら，本当にすごいことだと思います。」みたいなことを言っていた。実際，張栩十段は名人戦で第１局の半目勝ちのあと，４連敗で井山裕太名人にタイトルを奪われた。そしてその後，山下敬吾棋聖に天元も奪われた。張栩不調説も流れた。その悔しさを持ち続けているはずだ。棋聖戦第４局もものすごいねじり合いを見せてくれるに違いない。

  2010/02/07

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• 夜の部にて。

  今朝もゆっくりと朝寝をして，囲碁教室には行かなかった。これで３週連続の欠席である。夜。今日は対戦表を持って行かないといけないので，いつもより早めに…と思っていたが，ダラダラ…。風呂に入って，７時半を過ぎて親父に電話した。「いまから行く。」いざ着いてみると，車が少ない。あれ？どうしたかな。「遅くなってすみません。」部屋に入ると，碁盤は４面用意してあるのに打っているのは２人。世話役の花屋さん。「今日は先生たちの来たら気の毒っかねぇって言いよったとですよ。せっかく，遠くから来てもろうとっとに。」「いいえ。でも，どうしたんでしょうね。」「これだけスカされたとは初めてですね。」笑うしかない。参加するもしないも個人の自由。誰に強制されているわけでもない。たまたま来れない人が多かっただけだ。「お二人で何局打ったんですか？」「いま３局。１勝１敗で決勝戦がちょうど終わったところですよ。勝たせてもらいました。」親父ともう一人のオジさん。私とお花屋さんが打つことになった。対局ペースが違うので，こちらが２局目を打っているときに，あちらの３局目が終わった。「まーだ，終わらんごたっですねぇ。」と，オジさん。「うん，オレがさっきんとば負けたもんやっけん，今度は負けられんと思うて打ちよっとばってんね。」と，花屋さん。「そいじゃ，もう１局打ちまっしょうで。」と，親父に言う。結局，私は２勝。親父は１勝３敗。じゃ，相手を変えて打ちましょうかという話になったが，オジさんが，「わたしゃ，もうよかですばい。勝っとるうちに帰らんば。」とのことで，お開きになった。「先生。体調が悪いときは無理せんでいいですから。電話ば１本いただければ，それでいいですから。」私が休職していたことをご存知なので，気を遣ってくれる。でも，もし私たちが来てなかったら…。笑える。気兼ねのないのがいいところ。だから，休みにくい。

  2010/02/06

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