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カテゴリ:私の実家のこと
父が 亡くなりました。
3月の最終日 でした。 この日は、日曜で 「友引」だったので 新入学をする親戚のお宅にお祝いを持っていく予定にしていました。 そんな朝7:00 姉から 「血圧が下がってきたので 来てほしい。と、病院から連絡があった」と 電話が入りました。 え? ええ?? 朝食の仕度をしていたのですが 主人が 「直ぐいった方がいい」と言ってくれたので スマホとお財布、ハンカチ、ティッシュ、眼鏡を カバンにつっこみ車を走らせました。 病室へつくと 酸素マスクをつけた 痩せ細った父が 胸で大きく息を苦しそうにしていて たまに眉間にシワをグッと寄せ 姉の長女が 「痛いの?」と耳元で聞くと微かに頷くことが 何度かあり 緩和ケア病棟だから 痛みをとってもらえるかも?と 看護師さんに声をかけてみると 6時に鎮痛剤をいれているから無理という説明でした。 朝の血圧は 71/49 ととても低く 血中酸素濃度も低いと伝えられました。 すると…いよいよか… 少しすると、体を拭いてもらい院内着とシーツを交換してもらって 少し落ち着いたよういたので 【これは 夜までがんばれるかも?】と思った のがお昼頃。 息づかいがだいぶ 穏やかになって 朝の荒い息づかいが嘘のよう。 13:12頃 父をすくそばで凝視していた母が 「あれ?お父さん?ちょっと息してる?」と言う声で 姉と姉の娘と私で 脈を確認するため手首をさわったり 首筋をさわったり、胸をさわったり… ナースコールを押し 看護師さんに来てもらい 聴診器で心音を確認 瞳孔をみて 医師に確認してもらうと言うことで 呼んでもらいました。 しばらくして、休日の外科担当医がやって来て 臨終を告げられました。 2019年3月31日(日)13:28 膵ガン を告げられて 1ヶ月チョイ 父 満77歳 享年79歳 父親を早くに亡くし母子家庭で育ち 兄弟も多く苦労をたくさんしてきたらしい父。 人生のなかで大きな病が多かった父でしたが 私たち娘2人が生まれて孫も4人 そのうち3人の孫の成人式の晴れ姿もみることができたから 幸せな時もあったかなと思っています。 本人に確認は出来ないけど そうであってほしいな~とおもいます。 納棺された父は 畑仕事の好きだった元気だった日のように 明るく日焼けした程度にお化粧してもらい 眠るようにいます。 葬儀が終わるまで しばらく バタバタしそうです。 実家の窓の外では 春の花が咲き揃い始め 近くの田んぼからは蛙の声がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.04.01 16:00:19
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