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**青葉の頃*白雪の朝**

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2022.10.30
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カテゴリ:思ったこと
先日 探し物をしていて チビコが高校の時に書いた 自分史 がでてきた
初めて手にするものだ
こんな 自分史 なんて書いていたなんて知らなかった
最後のページに当時の担任の先生のコメントが書かれていたから 授業で作成したことが分かった

内容はいろいろだったけど 目についたのは中学の頃の不登校のきっかけや 同居する祖父の死など…
また私が長女とチビコを比較して来た事や どう思っていたかについても書かれていて 読んで申し訳ない気持ちが湧いてきた

長女は何でもできる優等生タイプで チビコにも それを望んできた自分を思い出した それが チビコにとって幸せだと信じていた

できないより できたほうがいい
全てにおいて そう子供たちには要求してきた
自分の不出来な学生時代を棚に上げてだ

けど、違うと今はわかる
優秀な子供の母親でいたかっただけであって 子供のためでは無かった

他人からの目を気にして噂話を気にして…
子供たちにとっては 迷惑な話である 



そういう私も姉が1人いる
また この姉が勉強も運動も出来る人なのだけど 何故か 両親は姉とは比較をしてなかったように思う
だから呑気なものだった

ところが、高校入学時の母の言葉で 今までほとんど感じていなかった劣等感というものを 心の底に重く抱えることになった

母の通った地元の進学校に姉は高校受験し 合格
私はというと 勉強せずにルンルンで通える 高校を受験して 合格

私の高校入学式に参列した母が 
言った一言が 今でも胸に引っかかっている
でも それは その時の母の気持ちを言葉にしただけで姉と私を比較した訳でもなんでもないんだろうが 私は妙に引っかかった

その言葉がきっかけで 自分の置かれているポジションを認識して 勝手に劣等感を抱き 私だってやればできる子なんだ!と 今更ながらに優等生な私を演出するために 娘たちを使ったんだと自己分析出来る

優秀な子供=優秀な母親 
そんな式を勝手に作って…

本当に情けない


情けない母だということを気づかせてくれたのが チビコの不登校だった
今は そう思える 
だから 私にはチビコの不登校は不可欠だったんだと思う

他人をかえることは出来ないけど 自分は変わることが出来る
でも 思考回路の癖はなかなか変えることができない
だから 悩み苦しみ勉強し努力もし 専門家のカウンセリングにもお世話になった

チビコが不登校になる前の スパルタな身勝手な私からすると 多少は変わったと思うし 子供たちにも「変わった」と言われる

それでも たまに立ち止まって 見つめ治さないと 元に戻ってしまう可能性があるから 今がその振り返りの時期なのかもしれない





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最終更新日  2022.11.07 13:59:05
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