＊＊青葉の頃＊白雪の朝＊＊

私の実家は書類上　母が一人で住んでいることになっています。
徒歩１～２分のところに　姉夫婦の家がありますが
現実的には　私の姪っ子二人（一人成人・一人学生）が
私の実家で私の母とほぼ一緒の生活をしています。


今年の春ころ、姉夫婦の家の給湯器が故障し
何年振りかで姉が母の住む家のお風呂に入りに行ったようです。

その時、とても不便なお風呂で姉が驚いたようです。

お風呂の窓が閉まらない
シャワーがチョロチョロしか出ない
亡くなった私たちの祖父の趣味で
岩風呂風に作られた岩とタイルの壁にもヒビがはいり
寒々とした浴室に驚いたとか。

窓が閉まらないのは
２０１１年３月１１日の東日本大震災で
私の住む地域は被災地指定になったところなので
その影響もあって建付けが狂ってしまったと思われ
結構な年数　こんなお風呂に入っていたのか～と
考えてしまったようです。

実家は実家、父と母の家だからと　
何かと見ぬふりをしてきたと
自分の今までを振り返りったようです。

父が亡くなってしまった今
母も高齢になり　姉の子供たちも
生活している空間だし
他県で一人で住む母の妹も近々実家へ越してこようという
そんな計画もあったようで
この際、直すか！！！となったのが夏前

あれよあれよと　いう間に１０月に入り解体工事が始まり
実家のリノベーションが始まったようです。

今回、浴室、脱衣所、トイレを直し
収納庫として使っていた部屋もつぶしそこに家事室を作り
姪っ子の寝起きしていた元はトショさんの部屋だったところも
ちょっと変えるとか。

建材費も人件費も上がっている昨今
結構な代金になったようで
姉が住宅ローンを５５歳にして組むことにしたようです。

と、最近になって分かったことが
母名義の家を姉がローンを組んで直す　と、いう事は
贈与税がかかるとか。

地元では手広く住宅などを建てている会社に
リノベーションを頼んだのに
まったくそのような話はなかったというので驚きです。

担当の子が　若い女の子で　リフォーム部門はほぼ初めてだったから
仕方がないと姉は言うけど　私からすれば「そうか～～～？？？」です。
上司もいるだろうし　チェックしてくれていいんじゃないの？？と
思うわけです。
だって　お金がかかるわけだしね～～～


結局姉が自分でネット検索をして調べてから
実家でお世話になっている　司法書士の先生に聞いてみたところ
税理士の先生に相談したほうがいいと言われたようで
うちでお願いしている先生を紹介しました。

その後、税理士の先生とのやり取りの姉からの報告では
今のままだとローン金額からして　贈与税が３００万円くらいになると…

(-_-)

それを回避すべく手立ては　母が姉に月々数万円ずつ返す
という契約を司法書士の先生に作ってもらい
ちゃんと銀行振り込みで目で見てわかるようにすること…
ということ。


知識があるのとないのでは　雲泥の差。
なんとか　贈与税は回避できそうでよかったです。