＊＊青葉の頃＊白雪の朝＊＊

お彼岸の時期に行われる行事「彼岸経」なるものに
先日　周り当番の「宿」として参加？実行？してきました

本来なら次の当番（引き継ぎ宿）のお宅は3軒のはずが
１軒の70代の奥様が　不参加表明されていて
結局、宿2軒と引き継ぎ宿2軒での　彼岸経でした

掛け軸を飾り　その前にテーブルを出し　上には
・お神酒に半紙で包んだ杉の葉を挿したもの
・ロウソク
・お赤飯１膳分を　並べ
テーブルの隣に　直径５～６０センチの太鼓を準備

分からない者同士なので　太鼓はたたかず
お題目を数回唱え　その後は雑談となりました

雑談中に　公民館の玄関が開き見ると
当番ではない方の姿

「初彼岸なのできました」と

へえええ　そういうものなのね　と少々驚きました

初彼岸のその方は
掛け軸に手を合わせて　
お宅の名前が書かれた仏用の袋を供えて
しばし雑談…

私の住む地区は　軒数が多いので2つに分けていて
多くの行事は　それぞれで行うのに
一緒にやるものもあり「彼岸経」はそのうちの一つだったようです

あまり気にもせず今回の彼岸経は
担当宿と引き継ぎ宿だけで行う旨の回覧板を
うちのほうだけで回してしまったので
初彼岸のその方は「どこが宿なのかわからなくて…」と一言

地域の行事をしっかり　
心に留めている方もいるものです

とはいえ、その初彼岸のかたのほうでは
子安講が受けるお宅がなく　宙ぶらりんになっているとか

今回の彼岸経でも　引き継ぎ宿で「不参加」が１軒あったし
みんなが「受けません、やりません」となれば
宙ぶらりんになるよなあ…

そうなった場合　話し合いをするのが本当でしょうが
その話し合いも誰が発起人になるのか？そこが問題になりそう
私だって　先導はしたくないから　多くの人がそうだと思います
さて　どうなっていくのか・・・


日本全体が　超高齢化で　田舎はその割合が強いから
にっちもさっちも行かないことが増えるでしょうね

ちょうど今　端境期　なのでしょう