天使のキス
るうちゃんの沐浴をしていて気付いたんですが、うなじに、赤いあざのようなものがあります。私が、ちょっと力入れて首を持ったから跡がついたのかな~?って思ってたんですが、ずっとあるし、もしかしてこれって生まれつきのあざ??なのかな?ってちょっと心配になりました。ちょうど昨日、ベビモ(育児本)を見ていたときに、あざの特集をしていて、じっくりは見てなかったんだけど、赤いあざの事も書いてあったので、病気だったらどうしようとちょっと気になってました。で、今日ネットで調べてみたら、こんな記事が・・・。Q. うなじの赤いあざはとれますか? A. うなじの赤いあざは、新生児の3人に1人の割合でみられ、赤ちゃんのあざの中で最もありふれたものです。これだけ多くの赤ちゃんがもっているとなれば、これは病気とはいえず、個体差というべきものでしょう。医学用語では、サモンパッチ、またはウンナ母斑といいますが、欧米では一般に「天使のキス」とか「コウノトリの嘴の跡」とも呼ばれています。「天使のキス」とは、生まれてきた赤ちゃんを祝福して、天使がキスマークをつけたという意味でしょう。また、欧米では、コウノトリが赤ちゃんを運んで来るという言い伝えがあります。それゆえ、うなじの赤いマークは、コウノトリが赤ちゃんを嘴でくわえて空を飛んできた時についたものだというわけです。何ともメルヘン的な、素敵なネーミングではありませんか。うなじのあざは、普段は目立ちませんがお風呂に入った後や激しく泣いた時などに、その部の血液の流れが増えて、赤みが目立ってくることがありますが、気になさらないで下さい。いずれ赤ちゃんが大きくなって髪の毛がのびてくると、隠れてしまいます。 このウンナ母斑はほとんど自然に消えてしまいますが、5~10%は成人になっても残るようです。母親になっても「コウノトリの嘴の跡」が残っているというのは、何だか楽しくなりますね。お母さんのうなじにも、ひょっとしてウンナ母斑が残っているかもしれませんね。(周産期医学Vol.28増刊号,1998.周産期相談300.p.372) 天使のキスだなんて、ホント、素敵なネーミングだわ。ひとまず、ホッとしました。