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「糺の森」 名前は聞いたことがあるけれど、世界遺産になっているとは初めて知りました。 バスから降りて一旦その森のなかに入ると、都会の喧騒を忘れさせる別世界でした。 柔らかな色の紅葉があり、そこに日が当たって一層輝きを増す。 観光のバスがその道を通るけれど、人の数が本当に少ないのです。 源氏物語の中で「憂き世をば 今ぞ別るるとどまらむ 名をば糺すの神にまかせて」と光源氏も歌っています。 そしてまた、中にある河合神社は「方丈記」の鴨長明がゆかりの神社で、 「いしかわや瀬見の小川の清ければつきも流れをたづねてぞすむ」(新古今和歌集)に詠んでいる。 小川の石橋を紅葉橋とよぶほどである。 下鴨神社へとつづく道の横には楡の木立がならび紅葉を引き立たせていた。 途中で雨が降り出して急ぎ足の散策になったけれど、又行ってみたい所になりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 3, 2006 02:05:59 AM
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