カテゴリ:映画
急に思い立って映画に行った。
昼の1時から始まるので12時30分には家を出なければと思いつつ、 40分過ぎになってしまい、急いで自転車に乗った。 『シネ・リーブル梅田』は空中庭園のあるビルの3階、 『善き人のためのソナタ』はここでやっていた。 ドイツ映画で07年アカデミー外国映画受賞。 大きな映画館ではやっていないので分かりにくいけれど、 じっくり観たい映画だと思い行ってみた。 1984年、壁崩壊直後の東ベルリン。盗聴器から聞こえてきたのは、 自由な思想、愛の言葉、そして美しいソナタ・・・ それを聴いた時彼は、生きる歓びにうち震えたー。 緊迫感に満ち溢れていた物語はヴィスラー大尉が文化部長グルビッツから、 劇作家ドライマンとその恋人で同棲している舞台女優クリスタを監視し、 彼らが反体制である証拠を見つけるよう命じられたことから始まる。 「この曲を本気で聴いたものは、悪人になれない」 恋人のためにこのソナタを弾くドライマンがこうつぶやく。 この言葉から次第にヴィスラー大尉の内面に変化があらわれてくる、 そして最後には信じられない行動を。 ラストの出来事にまたまた感動が湧き上がる。 重苦しい物語だが、最後までじっくり観てしまった。 時にはこういう映画も良いものだ。 実はこの映画、沢田夫妻も観たらしい。 昨日のブログ検索で見つけた。 行ってみて良かった。(^^ゞ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2007 12:15:23 AM
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