劇団☆新感線「蛮幽鬼」
仕事のドタバタは全く収まっていないけれど。午前中にやらなくちゃいけなかった仕事だけは何とかこなして、午後からお休みをGETしました。本当は、お休みなんて取っている場合ではないんだけれど…。来週頑張れば、何とかなるかなと半分諦めてます。やってもやっても、仕事は新しいものが増えていくので、もうどうしようもないし。ちゃんと出来上がっている仕事もあるのに、新しい仕事が増えたら私には余裕なんてもの生まれないじゃないねぇ。今が頑張り時ってことでしょうか。早く仕事の負荷調整をしてくれないかなぁ。午後から新幹線に乗って向かった先は、東京。関東に来ると、妙に落ち着いて嬉しくなる私(笑)なぜならば、自分の現実とは離れて、楽しい時間が待っているから。今日は、待ちに待っていた劇団☆新感線の舞台「蛮幽鬼」を観に行ってきました。場所は新橋演舞場。私の定宿ホテルから地下鉄で一駅です。某クレジットカードの先行予約で、何とか取れたのが今日の夜公演のチケット。土日のチケットを取りたかったのですが、先行予約にはことごとく落ちまくり、一般発売では瞬殺状態に負け…。苦労して手に入れたチケットは、私にとっては重みのあるものでした。新感線の看板役者さんに混じって、今回の外部からの出演者は上川隆也さん、堺雅人さん、稲森いずみさん、早乙女太一さん。そう、私にとっては「大好きな将軍様」である堺雅人さんがご出演。そして、「憧れの人」である上川隆也さんが主演です。これは見ないわけにはいかない!私は久々に、劇団四季・ジャニーズ以外の舞台を観た。そして久々に、泣いた。もちろん大いに笑った。大いにドキドキした。とてもハラハラした。休憩を含めて、公演時間3時間半。それが、こんなにあっという間に終わるものだとは思わなかった。とにかく、すごかった。迫力も、演技も、殺陣も、全てにおいて、ドドンと衝撃を受けた。見終わって思ったこと。実力のある舞台人同士が、舞台の上で本気で激突している様を観るのは、本当に感動する。私はつたない感想しか言えない語彙の乏しい人間だからたいしたことは書けないけれど、私自身はとても引き込まれた舞台でしたと思います。それと、役者さんの演技を観るならば、テレビじゃなくて舞台だ、と思った。あったりまえだけどね(笑)上川さんはなぜにあんなに…存在感があるんだろう。本当に、素晴らしい役者さんです。稲森さんも頑張っていたと思います。早乙女太一さんは…何?まだ十代!?落ち着いてるなぁ。しかも殺陣が素晴らしい。CG見てる?ぐらいの感覚でした。すごい、すごい。とにかく、流れるようでキレイ。大衆演劇の花形は、やっぱりオーラがあるなぁ。…そうそう。堺さんが見せてくれる”笑顔”は。篤姫の時は”将軍様の微笑み”包み込まれたくなるような、惹きつけられる感じ。でも。蛮幽鬼では”むじゃきな笑み”にも”不適な笑み”にも”邪悪な笑み”にも見えた。笑顔で人をガンガン殺すとは…。舞台上の堺さんの笑顔を見て、一瞬ゾッとした瞬間もありました。演技の幅が広いってのは、実力のある証拠なのかな。あんなに殺陣が出来るとも思わなかったよー。微妙に動きがおかしい部分もあったけれど、殺陣は本業じゃないからっ。仕方ない。そういえば新撰組の山南さんや、壬生義士伝の沖田総司でも殺陣はやってたな(笑)アヤシイ人・怖い人を演じさせたらピカイチかも。きっと映画の「クヒオ大佐」も相当怪しい詐欺師なんだろうな。早く見たい(笑)