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のんびり幸兵衛夢日記

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2007.10.29
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先週末、とうとうリフォーム工事の契約を交わしました。
ここまで、長かった。。リフォームの成否は業者選びにあるというらしいですが、そこまでも結構タイヘンだったし、業者を決めてからもマンションゆえのややこしさがあって。。

ウチのマンションは管理会社ではなく住人自らによる管理組合が管理しているのですが、くじに当たってしまったという人たちが役員になっているので、トンチンカンなことを言ったりします。
専有部分がどこまでか、どこからが共有部分か、区分所有とはどういうことで管理組合にはどういう権利があるのか、なんてあんまり分からず、そのときの気分でモノを言われ、そのたびに行動が制限されて、なかなか物事が前に進まみません。
母は神経質になって、夜眠れない…と言い続けるし。いつも一番に爆睡する人なのに。

お風呂を入れ替えるについて、今使っている給湯器が古く近々部品がなくなることが予想されるため、現在主流となっているものに切り替えることになりましたが、
元電気・機械の仕事をしていた父が必要以上にネッチリこく詳細を根掘り葉掘り聞いて楽しんでいたところ(少なくとも私にはそう見えた)、担当者が我が家のシステムを一部勘違いして理解していたことが判明。
「これまでのお客さんで、ここまでの指摘をしてくださった方は初めてです」この言葉を字面どおり受け取って喜ぶ父、を憂うひねくれものの私。。

とにかく改めてガスの専門の人がやって来て、家じゅうを点検し、ここはこうなっている、ここについてはコンクリートを流して固められている(リフォームが想定されていない、管の寿命が考えられていない)、これについては100パーセントカンペキにすることには限度がある、などひと通り指摘してもらい、それに基づいて夜中まで家族会議。
そして、確実で一番安全な方法をとろう、という結論になり、お風呂の追い炊き機能はやめることにしました。

これだけ書くと、どういうことか分からないと思いますが、うちのマンションは各戸の床の下にガスで温められたお湯が流れるパイプが走っていて、これがお風呂では追い炊きに使われ、各部屋では温風暖房機に使えるようになっているのです。
今回私の部屋を広くするため撤去する間仕切り壁には、このパイプの先端が繋がっているため、撤去にあたり水の栓を閉める必要がありますが、突き詰めるとその方法は何十年先まで確実なものがあるかといえば、難しいのです(設計した人はそんなこと考えてなかったと思いますが)。
閉じた栓はそういう状態で、また床下の管についても銅管とはいえ築年数がかなり経つことを考えると、今の機種より高速で温水が流れるという新機種での追い炊き機能を使うと、常に不安とともに暮らすことになって気分が悪い、ということです。

…ああ、めんどくさ。
このマンションが建った頃は、父の実家の人たちには「あんな箱を積み上げたようなところでずっと暮らすのはイメージが湧かない」というようなことを言われた時代です。
マンションでずっと暮らして古くなったらリフォームするとか、中古マンションを安く買って自分たちの好きなようにリフォームして引っ越して暮らす、なんて考えられなかった時代に作られたものなので、やりたいことがあっても、制約がたくさんあって、なかなか思うようになりません。

今日は午前中、父は何年も前から故障していたインターフォンの取替え工事(電気工事の資格を持ってるんでしょ、と母に言われ。リフォームの人に頼まずに済みちょっと節約になった)、母はゆうちょ銀行(っていうのかな)お金の算段に、私は生協で買い物してからカレーを作って。
午後からは両親で、TOTOのショールームへお風呂の色などを選びに行きます。





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最終更新日  2007.10.29 14:26:45
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