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テーマ:暮らしを楽しむ(388221)
カテゴリ:自然素材リフォーム
私が入院した4日後から、我が家(マンション)の部分的なリフォーム工事が始まりました。
最初はトイレから。この日は丸1日トイレが使えないため、母は近所のスーパーをウロウロ巡ったそうです(またこの日は特別寒かった!)。 翌日から3日かけてお風呂。この間今度はお風呂に入れません。またお風呂とトイレはすぐ隣りにあるので、この工事中もまた日中母はスーパーをさまよっていたとか。 お風呂の壁や古い浴槽・便器などを取ったりする音はかなりうるさく、また人工的な素材の非常に細かい粒子がたくさん飛び散ったり、窓枠に塗ったペンキのシンナーのような臭いがしつこく鼻についてコタエタと…、言ってました。 そのおかげで、トイレの便座は暖かくなったし、これまでの3分の1の水量で済むようになり、消臭機能もついて(ハッカのスプレーを作る必要はなくなった)、とっても快適に。 また戸を内開きから外開きに変えてもらったのは大正解で、これだけのことで中がずい分広く感じられるようになりました。 お風呂もパッキンの奥にカビが来ていたのが清潔なユニットバスになり、ゴミの集まる排水溝はスッキリとしているし、浴槽もラクに入れる高さで冷めにくいよう魔法瓶浴槽なので洗濯に使う残り湯がこれまでより温かくなりました。 その後はいよいよ、私の部屋の工事に突入。 まず、隣の部屋とのさかいにあった間仕切壁を取っ払いました。 クロスが貼ってあれば普通の壁と変わらなく見えていたものの、いざ取ってみると呆気ないほどチャチなつくりだったそうです。マンションなんてそんなもんだ。いや、そんな可変的なつくりのものの方が価値があるのか。。 壁紙もフローリングも引っぺがし、作りつけのクローゼット(小さいものが2つ)も取り払うと、とんでもないホコリだったとか。 部屋の広さが2倍になったところに新しいフローリングを貼り(長い方の壁に平行な向きに貼る方が広く見えるので、これまでと貼る向きを変えた)、新しいクローゼットをしつらえ、そして壁には珪藻土を。 今回の入院では体調が安定していたので、週末ごとに外出することが出来(家の事情さえよければ外泊も可能だったけど)、途中経過を確認しながら、「ここはこうして欲しい」という希望を言うことも出来ました。 たとえば、クローゼットの中のしつらえは、あまり作りこむとかえって不便になるかもしれないので、頭の上くらいの高さの棚と、大きく真ん中で縦に区切りをひとつ、そして、その向かって右側にハンガーなどを掛ける棒を付けてもらう。これだけにしてもらうことに。 あと壁の塗り方についても、よく珪藻土や漆喰の塗り壁のときに、壁に表情をつけるためにこてで扇形や横にストライプのような模様をつけたりしますが、私はアレはあえてせずにすっきり何もない塗り壁を希望しました。 特に珪藻土はシロウトでも気軽に塗れる素材として体験会など盛んに行なわれていて、そのシロウトが塗った自然にデコボコ感のある表情が、かえってプロの人が計算して模様をつけるよりも味がよかったりするそうです。 でもせっかくプロの左官屋さんに塗ってもらうのだから、シロウトではできないピシッとした表情の塗り壁がいいな、と思ったんです。 出来上がりは、もう、惚れ惚れします♪角のところなんか、いいシゴトしてます。 色は、「ペールペンク」ですが和に模様にもある温かみのある白、といった色合いです。 工事中はさまざまな過程でシンナー系のきつい臭いがして大変だったそうですが、この珪藻土は塗った直後も全然臭いがしなかったとか。 今も部屋は、ほのかな木の香りです。 フローリングには私が退院してくる日の朝に、父が「AURO(アウロ)」のワックスをかけました。 すぐに部屋に入っても何の臭いもしないし、ヘンにテカテカピカピカせず自然でやさしい仕上がりです。 あと、天井には入院する直前に注文しといたシーリングライト(HHFZ5323)が付き、洗面所にもチェストがちゃんと届いて収まっていました。 ネットの便利さを実感。。 ま、我が家の大散財の結末は、だいたいこんなカンジです。 師走もクリスマスもお正月も、我が家にとっては他人事のよう。 あっちを片付け、こっちを処分し。全然片付いてないのに、突然見学者が現れる、という落ち着かない日々です。。タハハ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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