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テーマ:住宅コラム(1809)
カテゴリ:自然素材リフォーム
昨年のリフォームに先駆けて、私の部屋の住環境の改善として、窓ガラスの取替えをおこないました。
壁の対策は、昨日取り上げた「珪藻土」の塗り壁&断熱材の補強&石膏ボード。 そして窓はエコガラスのひとつ真空ガラス「スぺーシア」にして、今は以前の結露やカビがうそのようにすっきりになりました。 今回は「エコガラス」について。 ずっとこの日記を読んでいただいている方はよくご承知のように、私の部屋は北側でじめじめ湿気やすいところ。 冬場は毎朝窓がベッチャベチャ。小さい窓なのに雑巾がズブズブになり、拭いても拭いてもカラッとすることがありませんでした。 私がずっと体調がよくなく毎日日中部屋にいるので、余計空気の通りが悪くて、家具をどけると壁紙が黒カビで真っ黒。継ぎ目がベロンとめくれ、中の板の芯の方までカビが入り込むあり様…。 やー、過去になったからいいけども、毎日が湿り気やカビとの闘いでした。 母はずっとリフォームをしたいという主婦としての夢を持っていましたが、それはCMみたいに「キッチンを新しくしたい!」とか「お風呂を新しくしたい」というもので、私のアトピーとの戦いが終わったらやろう、との考えでした。 でも何年経ってもよくなんないし。みんな年を取るし。カビカビもどんどんひどくなり、ついに主婦が英断を下したわけです。 前置きが長すぎましたが、つまりウチの場合も、行き着くところまで行ってようやく、「見てくれ」より「機能」を重視する考え方に方向転換することが出来た、ということです。 で、その結露ベチョベチョの窓。 ずっとガマン比べで拭きまくってきたのですが、いよいよ「どうにかならんの」ということになった時、母が「窓ガラスを替えると結露がなくなると聞いた」と言い出しました。 最初に聞いたときは、そんな大仰なことせんでも、結露対策グッズなんてよくあるや~んなんて思いました。 が、「そんな小手先のもんではアカン」と本気なので、こっちもネットで調べると、いろいろ種類があることが分かりました。 簡単にいえば、断熱性や遮熱性により外気の温度変化が室内の温度に響くのを抑える、ので、室内の空気が急激に冷やされることによって起こる結露を防ぎ、冬はあったかで夏はひんやり、エアコンの電気代を年間を通じて節約できる、という効果がある窓ガラスです。 複層ガラス(ペアガラス)という、1つのサッシに2枚以上のガラスを入れて、その間に空気の層を入れることにより、外気と室温の差を少なくするものは、最近の新築の戸建住宅ではかなり普及していて、特に意識しなくてもこれが導入されるという時代になりつつあるそうです。 この中の空気を、さらに効果を高めるために真空にしたものを真空ガラスといい(ウチが入れたのはこのタイプ)、これは少し重くなる欠点がありますが、既存のサッシの幅のまま導入できるので、マンションのリフォームなどに向いています。 気候の違いから地域によって、勧められるエコガラスの種類が違ったり、また、住宅の種類によっても、生活スタイルによっても選択が違ってきます。 詳しいことは、ここでは説明しきれないので、こちら→エコガラスとは(板硝子協会)をご覧ください。 ウチでは、ガラスの種類を決めてから、ホームページでそのガラスを扱っている近所のガラス屋さん(工務店)を探して、来てもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.07.14 17:27:12
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