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カテゴリ:読書
「号泣する準備はできていた」(江國香織)を読みました。
こないだ読んだ「葉桜…」と一緒に買いました。 先に母に渡していて、読み終わったかと聞くと、買った私に遠慮しながらも「悪いけど私は別にぃ~ってカンジ。それがどないしてん。そんなこともあるわいな。ってとこやな」と言われました。 ふぅん。やっぱりそっちか。。私はこの人の最初の頃は結構読んでたんですが、最近はヘンな感じになったなーと思って敬遠してたら、久しぶりに読んだ間宮兄弟が思いのほかよくて、やっぱりいい感覚持ってるんかもとまたちょっと期待していたのです。 で、この作品はずっと長編だと思っていたのですが、本屋さんで手にとって見たら短編と分かり、この人は短編向きのような気がしてたので、読んでみようという気を起こしてしまった、私が間違いでした。 本当に、「それがどないしてん」「そんなこともあるわいな」は言い得て妙。 短編ひとつ終わるごとに、「で?」「あん?」 むずむずむずぅっ、いらいらいらぁっとしてきます。 薄っぺらい本ですぐ読み終わりますが、ひとつひとつ読むのが苦痛でした。 きらきらひかるとか、ありえない世界だったけどもっと感性がキリッとしていたような。 なんか世俗にまみれて、お疲れです。 カタログみたいに重たくて立派な女性月刊誌とかに連載されている小説のようだなと思いました。 昨日は久しぶりに電車に乗って出かけてきました。 9月下旬になりましたが、ギリギリです。アッツ。背中なんてベチャベチャしちゃってさ。 ほんでまー無事帰ってきて、遅めの昼食を済ませたと思ったら、サア~っと暗くなって一気に近頃ハヤリのゲリラ豪雨。 ウチのマンションの前はちょっとした広場になっていて、そこにドッシャ~ンと雷が。落ちてはいないと思うのですが青白いような火花が散りました。 アタシラ家族3人はというと、「こーゆー時は精神の安定を図らなければならなぁ~い」という母の号令の下、抹茶のアイスクリームを舐めつつ、ビッチョ濡れで走る人を観賞してました。 …どーでもいいことだけど、たとえばこんなことばっかし書いてあるんだわ、この小説。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.09.22 23:14:32
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