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カテゴリ:読書
「黄色い目の魚(さかな)」を読みました。
いい、かな?微妙です。登場人物たちと同世代(10代)だったら、もっと理屈抜きでハマったかもしれません。そんな小説はいっぱいあります。。おいコーなんかも読みたいけど今さら読めんし。中身だけは若いつもりなんだけどな~。 第1章は、これだけでひとつの作品だと思って読みました。とってもよかった。 第2章も、まあ面白いと思う。キャラクターでも魚の目が三角で黄色って、私にはイマイチに思えるけども、この作者が女の子を主人公にしているものをはじめて読んだので、なるほど、私もこういう感じが好きだなと思って読みました。 ここまでに登場した人物が、あとの章でも登場し物語が発展していく、という構成が分かったとき、少し前に読んだ「サマータイム」を思い出しました。 「サマータイム」は、ちょっと絵本的な要素があり、余計な言葉を省いたよさが感じられましたが、この作品も構成は似ているのですが、逆に後から話を付け加えたことによって、つまらなくなってしまっているような印象を受けました。 文体も、各章によって話し手を変え、イマドキの高校生の男の子や女の子(最初は小学生の頃もある)の日常の話し言葉で砕けた感じになっているのですが、 雰囲気が出ているのはいいものの、最初から最後まで全編これで通されると、せっかくのカギカッコの中の言葉がイキイキと感じられなくなってしまって、砕けた感じがうっとうしくなってきました。 なんて書いておきながら、昨日はいつものようにダァ~~ッと一気に読んでしまったんですけど。 昔、友達にコバルト文庫とか分厚い漫画の雑誌とか貸してもらって読んだのとか、思い出した。青春だ! 昨日母が道端の花を引っこ抜いてきた。雑草だから、いいっしょ。 ホトトギス。 ピラカンサ。色づいてきたので、毎朝モズなど鳥たちがピヤピヤ大騒ぎ。食べるのは周囲の木々の実がなくなってから。まずいらしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.10.30 18:11:20
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