|
カテゴリ:読書
「下妻物語」(嶽本野ばら)を読みました。
何年か前の手帳の読みたい本のリストにメモしたまま、何で読みたいと思ったのかさえ忘れていました。 テレビ好きの母が先日、見渡す限り田んぼの中を現実とは思えないようなフリフリの格好をして暮らしてる女の子のことをやってたよと、話してくれました。 どこだったか忘れましたがある地方で、朝の5時に起きて4時間かけて完璧にメイクして、フリッフリの格好でタクシーで仕事に行く、のだとか。 目立つ格好をしていても全然恥ずかしくないし、その格好がすっごくかわいいと思う、のだとか。 世の中には、いろんな人がいるもんだねぇ、とハナシました。 数日後、読む本が全然なくなり何ともイライラ落ち着かなくなり我慢できなくって、古本を物色していて、あっ!これのことだったのかっ!と気づきました。 母がテレビで見た女の子の世界は、この「下妻物語」の桃子そのものでした。 そういうことだったのか。私は、ホントに世の中のこと何にも知らないなぁ。 さっそく読み出すともう、可笑しすぎる。毎度のことながら、これも病院の待合室では読めません。 おちゃらけた文章で、都合が良すぎる展開のところも多く、マンガだこりゃと思います。 でも、ヤンキーやマンガやパチンコなど、私の知らない世界のことが書かれていて、とても面白かったです。 作者が乙女な人だとは認識していましたが、実際に読むと、ムムム世の中にはいろんな人がいるもんだなぁと改めて思うのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.08 14:29:55
コメント(0) | コメントを書く |