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カテゴリ:読書
「沈黙のメッセージ」(ハーラン・コーベン)を読みました。
マイロン・ボライター・シリーズの第1作目です。 月1度嫌いなビョーインのついでにブック・オフに寄るという楽しみはなくなってしまいましたが、近所の本屋の外側に古本コーナーがあるので、散歩&買い物のついでにチェックするのが最近の日課になりつつあります。 このシリーズは、電車や待合室など外では読めません。 主人公マイロンのしゃべりのおかしさは、まるでコメディアンです。 マイロンの設定は、作者と共通点が多いそうで、きっとこの人自身こんな面白い発想が次々出てくる人なのでしょう。 だから主人公の言葉だけでなく、状況を説明する文章もユーモアたっぷりです。 思わずプッと笑ったもののひとつに、頭髪の薄い人の、分け目はわきの下にあるっていうのがありました。。 でももしこの1作目から読み始めてたら、シリーズのほかのものも読もうとは思わなかったかもしれません。 マイロンの相棒ウィンやFBIの謎の人物PTなど、お助けマンをあまりに都合のいいところで使いすぎで、こんな展開やったら私でも考えられそ~やんと思ってしまいます。 それに、この手のハナシをここまでストーリーの真ん中に持ってくるのは、あくどい。 でも確かに、向こうのニュース聞いてても毎日こんなことばっかり言ってるけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.16 18:33:54
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