のんびり幸兵衛夢日記

我が家では昆布をたくさん使います。
住吉大社の前にある粉浜商店街の昆布のお店で、日高昆布をまとめ買いするときは、あらかじめお店に電話で在庫を確認してから向かいます。

先週の土曜日、母が電話すると、
「今年は不作で、10月まで新しいのが入荷しないんです。でも奥さんが来はる思て、なんぼか置いてあります」との返事。
買占めとかなと張り切って出かけましたが、「思ったより少なかった～」と浮かぬ顔で帰ってきました。数えると23本でした（1メートルちょいの長いものが）。

お店の人には、「奥さんとこ、よう使いはるんやね。こんなにようさん買うてくれはる人はなかなかないわ」と言われたとか。
それでも、この後の昆布はどうやって確保したらいい？と、手元にたくさんあるのに、心配ばかり。
そして、また「ネットで調べよ」との指令。
う～ん、いろんなモノをネットで買ってきたけども、昆布って、どうだろうなあ、画面見ただけじゃ分かんないし不安だなあ…、と私は乗り気になれませんでしたが、とりあえず見てみることに。

いつもの昆布屋さんで買うようになったのは、最初の時に「煮こぶが欲しい」と言って、おじさんが薦めてくれた日高昆布の「井寒台」という産地のものがとてもよかったから。
おじさんが体調を崩してお店がしばらく休みになり、今は短い時間だけおばさんが開けるようになって、「前と同じ煮こぶを下さい」と言って買っていますが、希少な井寒台ではないかもしれないと思いながらも、おいしいので買っていました。

我が家での用途は昆布の佃煮や昆布巻きなので、いい煮こぶが欲しいから、ネットでも井寒台を探すことにしました。
そして、「松ヶ枝屋」というお店を見つけました。
井寒台と書かれていても、ホントはそうでないものもあるらしいのですが、お店のHPの説明を見るとよさそうだったので、昨日の午後、1kg注文してみたところ、すぐ今日の朝届いてびっくり。

長さを測ってみたら、105センチありました。



こないだ買ってきた昆布と比べると、黒くて厚さがあります。
でも値段は一緒です（100グラム当たり）。
良心的でいいモノを扱っているお店がみつかりました。よろこんぶ～。