アンサンブルニット完成
編み始めたのはいつだったっけ。何か月も放置していましたが、ようやく仕上げることができました。カーディガンと。ベストのアンサンブルです。ボタンは、いいのが見つかったときに付けます。使った毛糸は、【313】メリノウールの「11 シェアーグリーン」。おそらく昭和50年代の古い雑誌の切り抜きを母が綴じたものの中にあった、編み図を見て編みました。この毛糸の「06 淡赤茶」で、同じアンサンブルを母が自分用に編み、私はこれを、叔母用に編みました。姉妹で、おそろ。くれぐれも、同じ場所に着て行かないよう願いたいところ。このベストの柄は母のお気に入りで、私が小さいころから、母は自分用に何枚も編んで着ていました。ただ、体格ががっちりみっちり、そこそこ巨乳なので、このダイヤが縦長ではなく、横長になるのです。子どものころの記憶では横長のダイヤだったのに、今回編み図を見たら縦長だったので、そうだったのか~と、笑ってしまいました。カーディガンに、初めてポケットを付けました。裏から付けるタイプです。すごく難しいんじゃないかと思っていたけど、やってみたら意外と簡単でした。でも、仕上がりがあんまりきれいじゃない。薄手なので、下手さが余計目立ちます。袖や襟ぐりの接ぎ合せるところとか、Vラインのゴム編みの目を拾うところなど、すっきりときれいにいっていないところが気になります。言い訳をするわけじゃないけど、何か月も間を空けて編むと、手が狂ってしまって、目がそろわないし、接ぐときの縫い目の間隔や糸の引き具合も変わってしまったりするので。もう毛糸ものを着る季節も過ぎてしまったし、叔母にあげないで、自分で着てもいいかなとも思っています。製造者責任ということで。最近、私がもっぱら着ているのは、去年編んだ、リネンのカーディガン。1年も着たら伸び伸びのヨレヨレになるものと思っていたのですが、2年目も活躍してくれて、めっちゃうれしい。自分で編んだものを着るって、めっちゃ楽しいです。今は、オークションで1キロ1,000円で買ったストローヤーンで、透け透けのプルオーバーを編んでいます。透かし編みの編み図だけ、本を参考にして、全体の目数やデザインは行き当たりばったり。ちゃんと着られるものができるのか、自分でも甚だ疑問。