のんびり幸兵衛夢日記

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  たしかなものでからだをつくる

  ノドが右側だけ腫れると、洟も右からだけ出る。へぇ～そーなんやぁ～と感心している場合ではなく。次第に、風邪らしくなろうとするカラダに、精一杯抵抗しています。午後はずっと、机にタオルを置いてその上にベッタリ顔をつけ、熟睡。何も出来ずに、また一日が終わりそうです。でも、私が本格的に風邪を引くと、もうとんでもないことになるので、なんとしても避けねばなりません。頑張ります（どないして）。母は、ついこのあいだ、あんなにたっくさん野菜を買ったばっかりなのに、「たけのこが欲しい」などと抜かし、直売所へ。お昼に、頼まれた買い物から帰ってみたら、あの和歌山での買い物の後遺症はまったくなく、またテーブル一面野菜だらけ。「あのときは、葉物やトマトがなかったから」といわれれば、そうだけど、それにしてもウチは、毎日野菜ヤサイと言いすぎちゃうか、これはヨソから見たら異常じゃないのか？と思ったりします。でも、ま、逆に。最近『食品の裏側』という本が売れているとよく話題になって、ひとりで2冊3冊買う人が多いとか、小学生から高齢の人まで幅広い人によく読まれているとか、いろいろ言われますが。そんなにもたくさんの人が、お店に並んでいる食品に不安を持っているわりには、お惣菜とか、手を加えられたもの、調理済みの便利なたべものが、あいかわらず物凄くよく売れていて、そんなことも見方を変えれば、異常というかおかしなことだなと思います。昨日デパートをチラッと回っても、ウチにとっては、お呼び出ないものが、まあ多いこと。あの本を買っている人の多くは、単に一時の衝動に駆られて買い物をしてみたくなっているだけで、たぶんこれからも生活を替えようとはしないだろうな、という気がします。先日から、欲しいと言ってなかなか買えなかった、このあたりの地卵。直売所で買えました。新鮮そのもの。この４月からポランの宅配をやめたので、安心して食べられるものを探していました。今日から、試してみます。 上が今日買った卵「夢想丸」。（でも、私の住んでるところは岸和田ではないけど。念のため）下はポランの平買い卵（蒼生舎）__________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・餃子（生協の豚ミンチ、ニラ、キャベツ、しょうが、ニンニク）・刺身こんにゃく（あしたば味。酢味噌）・ごぼうの煮物（すごく太くてお芋のような味でした。仕上げにかつおをまぶした）・小松菜の胡麻和え

  2006.04.26

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  リップクリームを買いました。

  私はリップクリームというものは、あまりたくさん使わないので、１本あればものすごく長いあいだ持ちます。いつも、パックスのナチュロン・リップクリームを使っていたのですが、これももう、自分でホントにうんざりするくらいに減りませんでした。ナチュロンのリップクリームは、酸化剤や防腐剤、着色料といった合成化学物質が使われておらず安全だし、そのわりに値段もリーズナブル。シアバターがしっとりと唇のあれを防いでくれて、しかも紫外線防止にもなっているので、もうリップはこれと、迷うことはありませんでした。でも、ずっと使っていて、やっとなくなったリップ、さあ新しいのを買おうと思って、ずっと近所の生協のお店をチラチラ覗いてるのに、いつまで経っても補充してくれない。。せっかく、新しいのが買えると、ウキウキ待ってるのに。私は、カラダの皮膚は、全体がデリケートでデリケートで、やっかいなのに、どういうわけか、くちびるは、まったく荒れ知らず。母は、じつは安い１００円ほどのリップを使っていて、このあいだから、それを借りていますが、恐ろしいほどミントがスカーーッと利いているのに、唇がそれで荒れたりもしていません。別に、使えてしまうんです。でも、口に入ることもあるものだから、肌荒れがすぐ起こることはなくても、リップは絶対安全な成分のものを使いたい、と思っています。それで、今日はもう、待てなくなって、街に出かけたので「ロフト」に寄って、これなら納得、というものを買ってきました。それが、これ。 マジック オーガニックリップバーム ペパーミント　です。アボカドオイルやホホバオイル、ヘンプオイルなどでつくられたリップクリーム。アボカドオイルは肌にいいだけでなく、ＵＶ効果もあるとのこと。成分の９９.９パーセントはオーガニック（残りの成分は、オーガニックの認定の基準がないビタミンＥ）で、USDA(米国農務省)の認証を受けている商品です。さっそくこれを少しつけてみました。ペパーミントの香りは、とても穏やかで、肌への刺激も感じません。リップクリームがちょうどいい柔らかさで、すぐにしっとり潤ってきもちいいです。すっと伸びるので、口紅の下地に使いやすいと思いました。わりとコンパクトですが、私にかかったら、これもまた長く使うことになりそうです。※　マジック オーガニックリップバーム ペパーミント 4g

  2006.04.25

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  風邪気味で電車待たされる

  朝起きたら、ノドが腫れていました。モノが飲み込めません。昨日は、和歌山の山を車ではしったあと、連続してクシャミが出るようになり、私もやっぱり花粉症だったのか、閾値（許容量のバケツ）が高い（大きい）だけだったのか、と思っていました。でも、迂闊にも風邪を引きかけたみたいです。でも今日は、（アトピーとは関係ないけど）病院へ薬をもらいに行く日。人ごみは避けたかったけど、いや、フツーの人はこれくらいで、いちいち用心しないんだからと思い、出かけました。電車の中で、転げ落ちそうなほど良く眠れました。いつも乗るＪＲ、この同じ線に３週間ほど前叔母が乗ったとき、ちょうど人身事故があって、偶然叔母がドアにもたれて立っていたその真下で、その惨状が起こり、１週間ほど食欲が失せた、という話を、ちょうど昨日聞いたところでした。だから今日は、その電車を降りてすぐ渡る踏み切りも、かなり用心して、辺りを注意深く見るようにしました。私が乗るのは普通電車で、途中、後続の特急か急行が追い越すのを止まって待つのですが、今日はどういうわけか、かなり長いあいだ止まっていても、後続電車が来ませんでした。しばらくして、後続電車が遅れているため、このままこの電車が先に発車します、とアナウンスがあり、出発。その電車を途中で降りて用事を済ませ、またすぐに、同じ方向の電車に乗るため、ホームで待っていると、少々遅れていますとのアナウンス。少し待たされて、その電車は現れ、無事乗り込むと、今度は梅田付近で、踏切事故があったため、遅れが生じました。と聞かされました。車内の人は、聞こえているのかいないのか、まったく平静のままでした。私は、ときどきしか乗らないのですが、この電車に乗るとよく、事故とか、人身事故とか、遅れとか、点検のため、とか、そんなアナウンスを聞かされます。ヨソモノにとっては、異常に思えました。またよりにもよって、今日みたいな日に。____________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・豚肩ロース薄切り肉のしょうが焼き、サニーレタスと赤軸ほうれん草のサラダ ・刺身こんにゃく（あしたば）、酢味噌・カボチャの煮物・ほうれん草の胡麻和え

  2006.04.25

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  大っきな野菜の直売所「めっけもん広場」へ行きました。

  和歌山の北部にある、ファーマーズマーケット「めっけもん広場」に行ってきました。叔母の家まで、ウチの車で行って、そこからオジさんの運転で、大人５人が１台に乗り込みました。大阪の南部から、紀伊山地へとぐうっと奥深く入って上っていき、今度はぐわぁと下って、うす気味悪いトンネルを抜けると、和歌山県。そこから少し車を走らせると、周りは低く剪定された梅や柿の木、玉葱だらけになってきて、その中に大きな平屋の建物が建っています。中はすごく広くて、果物や野菜、花などがいっぱい。ここはＪＡ紀の里がやっていて、どれも地元で採れたばかりなので、とても新鮮です。モノにもよりますが、全般に安い。めっちゃ安いものも、かなりあります。清美とか紅八朔とか、普通のお店ではもう少なくなっているものも、みたことがないくらい見事なものが箱に入って、生産者の名前入りで安く売られていました。私と母も、お店をぐるぐる回って、かごに入りきらないほど野菜をいっぱい買いました。 ビニールに入ったまま撮ったので分かりづらくなりました。ミモザの花、清美オレンジ、紅八朔、甘夏、刺身こんにゃく（あしたば、よもぎ。まだ温かかった）、赤軸ほうれん草、ごぼう、しょうが、赤じゃがいも、里芋、パセリ、サニーレタス全部で合計３１８０円でした。野菜いっぱいのお店の中をめぐるのも、すっごく楽しい体験でしたが、私は今日、１０数年ぶりに、こういう山道のドライブを楽しむことが出来たことがとても嬉しかったです。四方から木々に囲まれて、下は深く吸い込まれるように鬱蒼としていて、新緑や、山桜、山吹といった花々も咲いて。木々の青々した美しさは、いくら見ても見飽きることがありません。ああ～～、きれいだったぁ。昨夜は、突然電話で号令がかかり、ふだんカラダの調子がなかなか整わない私は、そのときからほとんどものも食べられませんでしたが、なんとか、今日の午前中、少し歩きに出たり、出かける直前まで何度もトイレに行ったり、あの手この手で、出かけられました。ずっと、こんな風に出かけられたらなと思い続けていたけども、なかなかかなわなかったのに、急に、思いもよらずこんなことになって、ビックリしました。※　・ファーマーズマーケット「めっけもん広場」のホームページ　→　こちら______________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・ホタテのバター焼、生協のハム、レタス・焼き茄子・ピーマンとちりめんじゃこの炒め物

  2006.04.24

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  雑誌『クウネル』からの本２冊

  たった２００円（新玉ねぎ１０個）で、腕が引きち切られるかと思うほど重たかった・・・、グチではなく、もちろん至福のツブヤキ。すぐに帰ればいいものを、そんな重りを手に、また本屋に長居をしたから、堪えたのです。今日は、先日から母が、買おうかどうかすっごく迷ってると言っている、『私たちのお弁当』という本を見たかったのですが、残念ながらみつけることが出来ませんでした。これは、『クウネル』の連載から出来た本。私もいつもこのコーナーを楽しみに読んでいるので、母が「あれ面白いね、買おうかな」と言い出してちょっと驚きました。普通に地道に生活している人が、毎日作り続けるおべんとう。取り立てて、見栄え良くするために格好をつけるのではない、毎日の食事の流れの中での、お弁当。売り物じゃない、自分んちの知恵が詰まっている、おべんとう。そんなお弁当の写真が、ドカンと載っていて、その説明が、詳しく書かれていて、そこからまっとうに生きる人の暮らしとか、何気ない知恵とか、家族への思いやりとかが見えて、読んでいて、いいな、と思えてきます。あいにくこの本が見当たらなかったので、目に付いた『伝言レシピ』という本を手に取りました。偶然ですが、これも『クウネル』からできた本。いろんな人から、ちょっとした料理のアイディアやカンタンなレシピを聞いてメモしたものをまとめました、というような本。その内容が、私にはなかなか面白いなと思うものが多くて、毎日の献立のマンネリ化に悩む母だったら、きっとお弁当よりこっちじゃないかな、という気もしました。そう思いながら、結局買わずに置いて帰ってしまったのは。。レシピ本というほど大そうなものではないので、という意味だと思うのですが、本のサイズもコンパクト、書かれている文字も、ほんとにまるで、ちょちょっとメモしてみました、とでもいうように、ちょっと丸めの字の手書きです。この、小さめの本、丸っこい手書きの字、というのが、還暦を過ぎた母には、きついのではと。スタイリッシュかも知れん、オシャレかもしれんけども。この丸文字についていける人だけ、分かってくれる人だけに伝わればいいの、というようなガードを感じてしまって。中身はいいのになぁ～と思いつつ。※　・ku：nel（クウネル） 　5月号　　・『クウネル』のＨＰからこれらの本の内容の一部を見ることが出来ます。__________________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・ちらしずしたけのこ（これのためのメニュー）、かんぴょう、高野豆腐、干ししいたけ、れんこん、錦糸卵、絹さや、焼き海苔、紅しょうが ・おでん（大根、ちくわ、こんにゃく、がんも） ・無添加ハムともらってきたばっかりの無農薬レタスハムは、生協で足１本丸まるそのままハムにしたものをその場で切り分けて売っていた。

  2006.04.23

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• いい買い物の充実感に浸って読書

  朝もハヨから、母におべんと作らせ父は、イソイソ山へと遊びに車で行きました。母は、牛乳や醤油の空き瓶をまとめて生協に返しに、歩いて持って行きました。私は昨日出来た八百屋さんに急いで行って、りんごやきゅうり、レタスに茄子をゲットすることが出来ました。袋にずっしりになるほど買って400円ポッキリ。こういうときにこそ、充実感があるというもの。そのずしりと重い袋を提げたまま、1時間ほど本屋で、じっくりと、立ち読み。先日から、本屋で読み続けている（ｽﾐﾏｾﾝ）のは、今話題の『まっすぐに』。大家族の長女あずみちゃんの言葉が綴られています。今日は入り込みすぎて、ハンカチが要りました。でも、決して単純に、感動とか、かわいそうとか、そういうものでもなく。感想としては、いろんな家があるんだな、といったところ。この女性はまだとても若いけども、これから少しずつ、年を重ねて人生経験を積み重ねていって、その都度、母親はいまの自分の年齢のときにどうしていたか、そのときどんな思いだったか、といったことを考えるようになるだろう、と思いました。１０代後半、２０代といえば、人生で一番充実しているべきとき。何でも出来るとき。やりたいことがいっぱいあるとき。そういう時期に、夫はほとんど家におらず、子どもがどんどん増えて家から出られない。事情はまったく違うけれど、ずっと放っとかれたまま家から出られない、という人の閉塞感は、とてもよく分かるな、とも。一方で、低年齢での出産が繰り返される実態、親子の複雑な人間関係、その他諸々・・。人ひとり成長していく過程で、そのニンゲン個人の努力だけでは超えられないものが、やっぱりあるな、世の中には、とも。でもこの本は、なんといってこの女性の底抜けの明るさ、強さが際立っていて、たくましいわ・・と思いました。あ～、さぁもう引き揚げようと、本を置き、少し重心を移動させたら、グラッ。重りをぶら下げたまま、長いあいだじっとしていたため、立ちくらみになりました。立ち読みで倒れても、本屋さんに助けてもらえるはずないので、急いで逃げて出てきました。。家に帰って、お昼を食べながら、読んだ衝撃的な内容を忘れないうちにと、母に話して聞かせました。　・・私も、結構たくましい、かな。___________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・ハンバーグ、バジルソースパスタ、千切りキャベツ・ぬた（わけぎ、ほたるいか）・ほうれん草のおひたし

  2006.04.22

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• 八百屋さんがやって来た！

  駅前のショッピングセンターに、大きな八百屋さんが今日オープンしました。このスペースは元々お漬物屋さんが入っていたところ。我が家で冬場に２年続けて作った、「干しするめのこうじ漬け」の材料である「米麹」もこのお漬物屋さんのものだったし、赤しば漬けは、祖母の家に行くときにお土産にしても好評で、よく買っていました。でも、この冬は自家製の白菜のぬか漬けが美味しくて、つい足が遠のいてしまい、ふと気がつくと、お店は畳まれたあとでした。「ウチが潰したね」なんて言っていたんですが、今度来た八百屋さんは、すぐ隣の駅前のスーパーの中に入っている、売れに売れている、とても新鮮な野菜を安く売るお店。オープニングセールの今日は、もう、この近所に、この平日の午前中に、こんなに人がいたの？といいたくなるくらいの大盛況。なにも、大きなスーパーがドカンと建った訳じゃないのに。ちっちゃいスペースに、きゅうりや大根やジャガイモが並んでるだけなのに。どの人も、かごに入りきらないくらい入れていました。私も母から、「茄子3本100円×２袋」との指令を受け、馳せ参じたわけなのですが、暇あり金無しの私としては非常に珍しいことなのですが、ギブアップ。買えませなんだ。とにかく、ズラ～～ッと並ぶのです。100人は少なくともいたはず。決してオーバーではなく。みんなかご一杯に大根や、キャベツ、ジャガイモ、バナナ、50円の卵などを入れているのに、茄子だけ手に持って1時間ほどボ～っと並ぶには、人間まだ出来ていませんでした。お昼前ギリギリぐらいに行かないと買えない、「豚バラブロック」を買いに生協に行かなければならなかったこともあって、今日は泣く泣くあきらめましたが、それでも、車に乗らずにあんないい八百屋さんに行けるのは、めっちゃ嬉しい、これからどんどん行きたいと思います。昨夜、「1万円生活」の番組を見てたら、母がポツリと、「そら、どんな肉でもよかったら、なんぼでも安く美味しく出来るわナ」と言ってました。今日の八百屋さんでも、卵1パック50円だなんて、それでなんとも無い体なら私も喜んで買うんだけど。オカネとカラダとカゾクと。いろいろ妥協し合って、やっております。_________________________________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・国産うなぎの蒲焼・煮しめ（たけのこ、高野豆腐、れんこん）・ほうれん草のおひたし

  2006.04.21

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• ネットでの買い物改めて慎重にしようと思いました。

  賞味期限の切れた冷凍イクラを、製造年月日や賞味期限のラベルを張り替え販売したとして、販売者「アセットアルカディア」と張り替え作業を手助けした宅配業者が農水省に厳重注意された、との報道が先日ありました。18日夕刊で読んだところでは、この製造年月日や賞味期限を改ざんした冷凍イクラを、業者は『同社が運営する通販サイトで』販売した、としか書かれていませんでしたが、その後改めて同記事のページをネットで見ると、『同社のサイト「かにかに市場」や、楽天市場に出店していた「マルシェ生活」に』と、より具体的な記述がありました。ネットで買い物をするといえば、ほとんど楽天で済ませることが多いので、楽天内のお店だったのか・・・、と驚きました。単純に「アセットアルカディア」をネットで検索すると、はじめのほうに出てくるのは、かにやイクラのページではなく、『アバンセ』というお店のページで、腕時計や革鞄などを扱い、コンサル業を行うと事業内容に書かれています。海外のブランド品を扱っているお店のようなので、別の会社かと思いましたが、同じ事業者でした。いくつもサイトがあって、中には牛肉など、かにとはまた違う高級食品を扱っているところもありました。この事業者は、今回の件に関して、改ざんしたという認識はないが賞味期限が2年あると思い込んでいた、とコメントしています。賞味期限をはっきりと認識せずに食品を売ろうとするとは、恐ろしいことだと思いました。ネットで買い物をするとき、画面上のイメージでつい安心して、初めてのお店で買い物をすることがあります。特に、あまたあるネットショップの中で、楽天のお店というと、安心できるというイメージがあります。しかしこれからは、ネット上の新たなお店で買い物をするときには、冷静に情報を集めて考えてからにしよう、と改めて思いました。

  2006.04.21

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• 葉桜の季節・たけのこや木の芽など

  夜のあいだ、ひとしきり雨が降りました。午前中歩きに出る頃には、雨は上がり日差しが強くなってきたものの、まっすぐ歩くのが難しいくらいの強風で、帽子をかぶることが出来ず。一応、日焼け止め効果をプラスしたお粉を軽くはたきはしましたが、やっぱり直射日光が頬に当たったりすると、気が気ではありません。もうそろそろ、日傘に季節だな。。今の季節は、毎日どんどん周りの景色が変わっていきます。昨日はまだ、桜の木に花びらがたくさん残っていて、風が吹くとそれらがファ～～ッと辺り一面に舞い、桜並木の下を通るときなど、演歌歌手の気分でした。紺色のブレザーに、紺と緑のタータンチェックのプリーツスカートの幼稚園の制服を着た女の子が、そこらじゅうにピンクの花びらが舞うなか、サクラサクラ～と走り回っているのは、ちょっと出来すぎちゃうん、と言いたくなるくらいかわいかったです。それが、今日はもうすっかり花も落ちきり、黄緑の葉桜に。また、すぐ近所のおうちの庭には、八重の山吹が見事に咲いていました。桜の淡い春の色から、もっと黄緑やオレンジといった、元気な色が似合う季節へと移り変わっています。今日は週に一度の野菜ゴッソリ買い物デーで、とれたてのたけのこや、真っ赤のトマトや、緑の濃いぃ～ブロッコリーや、木の芽や、小松菜、ほうれん草・・・なんやかんや、いつもの如くテーブルいっぱいてんこ盛り。ホンマにこれを家族３人１週間で食べつくすんかい！？てな量です。家に着くと、着替えるよりも先に棚から大鍋を出してお湯を沸かし、たけのこを湯がき始めます。いつもは、たけのこが茹で上がるまでに、母はほかの青菜を茹でたり、台所に立っていろいろやっているのですが、今日はちょっと調子が悪く、へとっとしぼんだように座り込んでいました。ここ数日、なんか訳もなく不機嫌で、私何したっけなぁ～？と、思っていたんですが、どうやら体調がイマイチ優れず苛立っていたようです。気温の変動も激しいし、今年はいつになく雨ばっかりだし、昨日今日と風がきつくて黄砂もすごいし。ま、たまには、そんなときも、あるわいなぁ～。__________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・自家製アジの干物・小松菜の胡麻和え・新じゃがと鶏の手羽先の煮っ転がし・唐辛子の葉っぱとチリメンジャコの佃煮※　唐辛子の葉っぱは、柔らかい葉だけをちぎって湯がき、絞って冷凍しておいたもの。これをサッと炒めて、ちりめんじゃこをくわえ、醤油、みりん、酒で味付け。ごはんがススムクンです。

  2006.04.20

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  過ぎたるは及ばざるが如し

  半月ほど前のテレビ番組で、数人の芸能人にビデオカメラを持たせ、1ヶ月の食生活を記録させて、それを見た脳や心臓・胃腸など各専門医が、その食習慣をこのまま続けると今後5年10年後、どのような病気になる恐れがあるかを告知する、というものがありました。印象に残っていることをちょこっと書き出してみると。。女性タレントＡさんは、朝起きてまず、豆を挽くところから始めてコーヒーを飲みます。仕事に出かけると、移動中車の中でまたコーヒー。着いた先でもやっぱりコーヒー。ずっとコーヒーの入ったカップを手放さず、完全な中毒です。なぜコーヒーを？と聞くと、健康番組でからだにいいとやっていたのだとか。ほかにも、オリーブオイルがいいと聞いて、オイルの有効成分をサプリにしたものを朝から何粒もまとめてカプリッと飲んだり、ハマるととことん、という性格のようでした。でももちろん、このような習慣がからだにいいはずが無く、詳しい病名などは忘れてしまいましたが、将来はこうなるかもしれないという再現では恐ろしいことのオンパレードで、散々でした。きっと、早めに改めてほしいとの願いもあったのかもしれません。また、イリュージョンとかいう仕事をしているプリンセスなんとかさんも、この先ずい分コワいことになるとの予想でした。彼女の食生活は、もしもビデオでの自己申告が正直なものであれば、超人的です。まずとにかく小食。1日1食400キロカロリーほどしか食べないそうです。日本にいることが少ないからと魚は一切食べず、お肉中心の欧米型食生活。そして、生のものは一切口にしません。刺身はもちろんのこと、生野菜のサラダも、果物も。なんでも、メロンにはメロン菌があるんだとか、イチゴのツブツブが苦手だとか、普通の大人の発想では出てこないフレーズがポンポン出てきて、驚きました。この食生活で特に問題だといわれていたのが、ひとつには際立った小食。どんどんからだの機能が萎縮してしまうだろうといわれていました。それは、私自身も経験上、そのように思います。そして、ナマモノを一切口にしないということをずっと続けていると、火を通す前のたべものにしか含まれていない酵素を、からだに取り込むことが出来ない、と指摘されていました。スローフード、という言葉以外に、ローフード、という言い方をされて、あまり調理せず食べることも大切、とされるのはそのため。でも結局、このプリンセスなんとかさんに対しては、でもホントは違うでしょ、と言外にみんなで言っていて、そのため将来こうなるという再現ビデオも、ずい分悪意に満ちたものでした。本当に1日１食小鳥ほどしか食べられない人には、火の海の中で意識を失って死の危険にさらされるだろうと言うことは出来ないはず。だいたいの人が、将来コワいことになるよ、といわれる中、一人だけお医者さん１０人総立ちで拍手され、何も問題ありません、といわれた女優さんがいました。その人Ｍさんは、自分では一切食事を作らず、熱心に何冊もの本を見比べたりして、食べたいものを前日ホワイトボードに書いておいて、お手伝いさんにつくってもらっていました。健康やたべもののことにはとても関心があって、作ってもらうために書き出すメニューは、いろんなものが少しずつでバランスがいい。そして、おやつもしっかり、自分の好きな和菓子を毎日食べて、果物もたっぷり食べて、これらを入れると１日５食。自分でつくる手間はかけず、食べたいものをたっぷり食べて、それで、満点なんだそうです。お医者さんが言われていたことには、おやつはだいたい手のひらに載るくらいを目安に。そう言われるとカンタンで、やりやすいなぁと思いました。１食にドカンとたくさん食べないなら、このように４食５食でちょうどいい、そうです。もちろんコーヒーはからだにはよい、けれどもそんなに何杯も飲むもんじゃないし。食べすぎはダメとはいえ、霞だけ食べて生きていける人はいないし。いくらいいといわれることでも、やりすぎはかえってよくないよな、と思いました。_________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・マグロの漬け丼 ・煮物（レンコン、高野豆腐、天ぷら）・大根サラダ（大根、ほうれん草、人参、鮭トバ）

  2006.04.19

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  黄砂の影響？

  ここ２,３日ほど、首の辺りの肌がちょっとイマイチ。そしてなにより、めちゃくちゃ眠くて、午後は机に突っ伏して爆睡しているうちに、すぐ夕方が来てしまいます。目がショボショボで、いくら眠ってもスッキリしません。家の中では何ともありませんが、外に出ると、立て続けにクシャミを3,4回したり。こうなると、冬のあいだもっと摂生したりからだを鍛えておくべきところを、サボっていたツケが回ってきたんだなと思わされます。ただ、これにはもしかしたら、黄砂の影響もいくらかはあるかもしれません。今年になって何度かニュースになるほど大量の黄砂が発生していますが、今日も歩いていて、何となく遠くの景色が全体的に靄がかったような、ぼやっとした色合いに見えました。確か先日新聞には、今年は平年の７倍の量の黄砂が降っているとか、北京では１日に３０トンも降り積もったとか、書いてあったように思います。今日歩いていても、立体型の最新鋭のマスクをつけた人に何人も会いましたが、あの人たちももしかしたら、スギやヒノキといった花粉だけでなく、黄砂による影響でアレルギーの症状が出ているのかもしれません。花粉症の人がマスクをするのって、本当のところどれほどの効果があるんだろう？と、以前からギモンに思っているのですが、今回の黄砂の場合は、なおさらのこと、なんだか無駄な抵抗のような気が、しますが、こんなこといっちゃいけないのか。。ま、とにかく、うちでは、お布団や洗濯物を干すのはあきらめて、それから、どんなに天気がよく、いい風が吹いて（風が吹いているならなおさら）、いい魚が安くお店に並んでいても、干物作りもしばらくはあきらめるつもりでいます。_________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・天ぷら（たけのこ、ごぼう、チリメンジャコ＆あみえび）・厚揚げとえのきを炊いたもの・うまい菜の胡麻和え※　ちりめんじゃこと、あみえびの組み合わせは、我が家では毎日欠かせない食材です。いつもは、昼食の生野菜のサラダにかけて食べています。このときのじゃこ＆あみは、カリッカリにしておくと美味しいので、平皿に広げて電子レンジで水分を飛ばしたものを使っています。

  2006.04.18

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  くつ下１０足目（メンズサイズ）編みあがりました

  昨日の午後、編物をしていたらインターホンが鳴り、「米倉涼子です」と老けたオバサンの声がしました。「あ～、叔母サマがいらっしゃいましたぁ～」と言いながらドアを開けると、背の低い下腹の突き出たヨネクラリョウコが、「ばれたか」と抜かしました。叔母は、自分の家ではお茶を入れるのも面倒くさいらしいので、うちに来るといつも、コーヒーが飲みたいわぁといいます。昨日は、久しぶりにこのカップを出してきてみんなで飲みました。 この写真は、今日の午後、紅茶を飲む前に撮ったもの。何年か前にこちらで購入しました。叔母の話はいつもの如く絶好調で、こちらが口を挟みたくてもその隙を与えてくれません。おかげで、編物がとてもはかどりました。男物として少し目数を増やして編んだくつしたが、完成しました。 これで、編んだくつ下も１０足になりました。そして、ずい分前に私が編んで置いていた手袋を、叔母のお友達にあげたところ、その方からお礼にと、京都のお土産を戴きました。 偶然というか、このお店は、私が大学時代4年間住んでいた所のすぐ近く。商店街の端にあり、いつもその商店街に買い物に行っていました。なのに一度もお店の中に入ったことはなかったのだけど。。包みの文字を見たら、その辺りの風景が目に浮かんできました。______________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・パリッパリ皿うどん（白菜、人参、白ねぎ、もやし、しめじ、ニラ、豚肩ロース、小エビ） ・厚揚げをフライパンでジュージューに焼いたもの（大根おろしを添える）

  2006.04.17

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  お粉をＵＶカットに

  毎日１～２時間歩くのを日課にしているので、これからの季節紫外線がとても気になります。去年使ってみてよかったので、パックスの日焼け止めクリームを今年も使おうと思っているのですが、いつも置いている生協のお店は品切れが続いていて、今月末まで入荷しないとか。ツバのちょっと広めの帽子はかぶっているけど、お昼前のピーカンの日差しをもろに受けると、ああもう一刻も早くどうにかしなきゃ、という気持ちに。とりあえず、お店に日焼け止めが入るまで、少しでも紫外線を防ごうという気持ちになりました。いつも外出するときに軽くブラシでひと刷けして使っている、オーブリーオーガニクスのナチュラルルーセントベース（お粉）。これに、紫外線を散乱させたり、遮断する効果がある、酸化チタンの超微粒子粉末を混ぜて、ＵＶ効果を持たせることにしました。手づくり化粧品、というほどのものではないけれど、こういう材料を扱うのは初めて。【ぴのあ】というお店での掲示板でのやり取りを見ると、この酸化チタンは、５パーセント程度を目安に入れるといいようです。この粉は色が真っ白で、１０パーセントを超えると、肌触りも悪くなり、しかも顔が真っ白になる、と書かれています。また、肝心のＵＶ効果については、酸化チタン１パーセントでＳＰＦ２～３、酸化チタン５パーセントでＳＰＦ１０～１５、さらに、超微細粒酸化チタンの場合は２～３割り増しの効果があるとのこと。つまり、超微粒子酸化チタン５パーセントなら、ＳＰＦ１２～２０くらいの効果が期待できることになります。ただ、実際には人の手によって粉を混ぜるので、どうしてもムラが出来、ＳＰＦ効果も必ずしもこのとおりとはいかないことがあるそうです。それらの説明を読んだ上で、先日注文しメール便で届いた超微粒子酸化チタンを、普段使っているお粉に加えてみました。といっても、５パーセントというと、ほんの耳かき程度。よく混ぜると、色もそれまでとまったく変わりません。そして今日これを初めて使ってみました。非常に粒子が細かいので、粉が肌に一層よくなじみやすいというか、ほんの薄くブラシでなでただけで、ツルンとした触感になってとても気持ちいいです。刺激もまったくなく、肌につけたことによる重たさなども全然感じませんでした。まだ１日使っただけなので分かりませんが、出来ればこのお粉とパックスの日焼け止め、そして帽子や、もう少し暑くなってきたら日傘といったものを併用して、これからの季節を乗り切って行きたいと思います。※　・超微粒子酸化チタン（20g入り）　　・太陽油脂 パックスナチュロンUVクリーム 45g _______________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・ワンプレートディッシュたけのこの天ぷら、おからの炒り煮、ポテトサラダ、鶏もも肉の照り焼き、ほうれん草、トマト、・黒米のおにぎり（中身は、焼き明太子、かつお節＆梅干）※　黒米には、何故か魚卵が合う♪明太子は焼くと一層プチプチしておいしかった。ほかに、筋子もすごくおいしくておススメです。ウチはいつもこの黒米を使っています。富山県産１００％。有機ＪＡＳ認定。黒米は玄米で食べるので、品質の確かなものを。 有機黒米

  2006.04.16

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  重曹とお酢で排水溝の掃除

  お風呂の排水溝の流れが悪くなりました。うちは、私がもう５年くらい漢方薬の薬草風呂に入っています。病院からもらう薬草は、何種類もの漢方薬の薬草を乾燥させて１回分ごとにピッチリと真空パックされています。これを、うちではガーゼのハンカチの端を縫って作った袋に入れて、口を縛り浴槽に入れて、なるべく熱いお湯を入れて、薬草風呂にしています。しばらく置くと中の薬草がじわ～っと出てきて、湯船が深い深いこげ茶色に。いつも一番にお風呂に入る私のときは、ちょっととろみがあるという程度なのですが、最後に入る母が出る頃には、ヌルッとしてきているんだそうです。ちゃんとガーゼの細かい生地の目を通ったものしかお湯に出てきていないのですが、漢方の生薬の力はなかなか凄いものがあって、薬草を入れているガーゼの袋は５年間毎日使い続けて洗濯機でガンガン洗っても入るのに、一度も破けないどころか、どんどん頑丈になっているほど（毎日草木染めをしているようなものかも）。そんな成分が少し時間が経ってトロンとなって、最後に一気に排水溝を通ろうとするんですが、どうも最近、流し始めはいいものの途中から動きがピタリと止まり、じわりじわりと水面がせり上がる気配が出てきました。そしてつい先日、テレビを見ていたら、母がポツリと、「あれ買おっかな」というので何かと見ると、パイプユニッシュなる強力な漂白剤のようなもの。なんでもパイプに詰まった髪の毛までも溶かして流してしまうのだとか。迷惑をかけてるのは私だから、そのときは、うん。としか言えず、でも、コワいな、と思いました。で、翌日、重曹を使ったらどうかと言ってみました。参考にしたのは、この本。　重曹・酢・石けんでナチュラルおそうじ排水溝のにおいが気になるときや汚れがひどいときには、まず重曹を振りかけて、そのあとお酢を半分の量流し入れます。すると反応で泡が出てくるので、すぐに排水溝のふたをして、３０分そのまま放置。反応が終わってから開けて、水でよく洗い流します。実際やってみましたが、ウチの場合は頑固なのか、残念ながら１回やっただけでは、スッキリとはいきませんでした。ただ、前と水の流れの様子が違うことだけは感じられるので、もう一回やってみようということになりました。新しいものを買うよりは、身の回りにあるもので手軽にすぐできるので、こまめにやれば、効果的かもしれません。また、もしこの方法でダメなときは、酸素系漂白剤を使うとより効果らしいです。※　重曹（ベーキングソーダ）の値段は、どんどん安くなっているような気がします。。今一番安いのは、コレ？（ただし、画像は共同購入のリンクです）　【ビッグフィールド】________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・たけのこごはん（たけのこ、揚げ。アタマとはらわたをとった煮干を炊飯器にそのまま入れて炊いた）・煮物（大根、こんにゃく、鯛の子）・ほうれん草の胡麻和え

  2006.04.15

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  地元採れたてたけのこなど

  昨日は、あっちゃこっちゃ買い物デーでした。直売所での一番の収穫は、すぐ近くでさっき採れたばかりというたけのこ。買って来てすぐに、さっそく湯がきました。大きなホーローの鍋いっぱいの大きさ。これで500円。 茹でるときは、糠を入れて。糠は、有機栽培のお米のもの。1キロたっぷり入って100円。 そして、これは初めて知った野菜で、「からし水菜」。 このからし水菜は、さっそく昨晩のフライに添えて、生野菜のサラダに。水菜をサラダで食べるのもおいしいけど、これは食感がよくて、ちょっとピリッというか、キリッとした味のアクセントになって、とてもおいしかったです。ここの直売所で野菜を買うと、無農薬のものや減農薬のものが手に入るし、なにしろすぐ近くで採れたばっかりのものがどんどん入ってくるので、すごく新鮮。でもなによりここに行くのがやめられないのは、安いのよね～。これが正直なところ。たとえば、ブロッコリー。国産というだけでなくすぐ近所産で、こんなにたくさんで80円。 安いとつい自慢してしまう。関西人の根性が染み付いたみたいです。__________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・フライ（イワシ、鶏ささ身、新玉ねぎ）、生野菜のサラダ（からし水菜、レタス、トマト、オリーブオイルとレモンのドレッシング）この鶏のささ身のフライには、味付けにニンニクとＸＯ醤を使っています。ささ身はとても淡白な味なので、少し味をしみこませて冷蔵庫で寝かしたあと薄くパン粉を付け揚げると、とても芳醇な味になっておいしかったです。・ほうれん草のおひたし（これも昨日直売所で買ったばかりの無農薬のもの）・ポテトサラダ（ジャガイモ、玉ねぎ、きゅうり、小エビ、ゆで卵）

  2006.04.14

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• 最近の調子はこんなカンジ

  一番悪いのは、首のうしろ。そして、脚全体。脚は全体的に乾燥していて、皮膚が厚くなっています。アトピーとしての痒みは感じないのですが、からだの内側の機能がうまくいかないと、つい力いっぱい引っ掻いて、なんとかからだを回そうとする悪い癖があり、痛めつけてしまいます。でも全体的には、前と比べると少しずつよくなってきています。もう、以前のように「粉を大量に生産中」ということも久しくなくなりました。思い返せば去年の4月頃に、脇腹のあたりというか横隔膜の辺りが、ほんの少しからだを動かしただけで激痛を感じるようになり、近くの大学病院に行ったことがありました。あの時診察した整形外科の医師には、レントゲンでも異常はないし大丈夫ですといわれ、でも大丈夫どころか痛みのためベッドに横になるのも苦労するほどで、痛みが引くまでひと月ほど、とても不安な思いでした。結局なんだったのかはっきりは分からずじまいですが、自分で勝手に、あの頃は、毎日皮膚からたくさんの粉が出ていたので、たんぱく質がたくさんからだから失われていたことが関係あるのではないかと思ったりしています。そういうことが起こると、同時にカルシウムや亜鉛、鉄分といった大切なミネラルも失われてしまうし、そうなると、水分不足の運動選手が足をつったりするような現象が、起こってしまうんじゃないかなぁ、と。これまでも書いてきたように、私は長いあいだ胃腸を悪くして普通に食べられない期間があったのですが、この頃はだんだん家族と同じものを食べられるようになって来ました。そういうことが、やっぱり肌がいい方向にいっている要因のひとつではないかと思います。とはいっても、急に何でも苦もなく食べられるようになるわけもなくて、やっぱり今でもしんどいときがありますが。ただ、何か食べたことで肌の調子が悪くなったと感じることはなくなりました。今からだのためにやっていることを、改めて挙げてみると、・漢方薬の煎じ薬を飲んでいること・漢方の薬草風呂に入っていること・入浴後イソジン消毒液で消毒、オリーブオイルで保湿していること・夕食後ビオチンのサプリメントを飲んでいること・毎日1時間程度ウォーキングをしていること今思いつくのはこれくらい。漢方の病院で処方されている薬を使っていること以外には、特別なことはやっていないと思います。自分で、これが一番肌に効くなと実感するのは、何より睡眠です。よく眠れた朝は、肌がツルッというか、しっとりしていて、前夜に掻いてわるくしたところも帳消しになっています。これから暑い季節になるので、肌の状態を今よりなるべく悪くしないようにして、生活の質を落とさずに過ごしたいです。__________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・鶏もも肉の蒸し焼き・おからの煎り煮（おから、ごぼう、にんじん、れんこん、あげ）・ぬた（わけぎ、サーモン酢締め）

  2006.04.13

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  ネイビーのくつ下（１０足目）片方編めました。

  初めてメンズサイズで編んだくつ下、片方がさきほど編みあがりました。 使用した毛糸は、【12】ウオッシャブル中細12-712(ナイトブルー)。添え糸が黒に近い色のため、見えにくく苦労します。でも、とても細い糸なのですが細かくプクプクとした加工がされていて、編地が、パイル地のタオルのようになりました。これを履くと、きっと暖かいと思います。このくつ下は、伯父（母の弟）に使ってもらおうと思って編んでいます。自動車関係の仕事をしていて、冬場はずい分寒いみたいで、最近は年とともにからだに堪えているようです。伯父は、若い頃はずい分やんちゃをしたらしいですが、子どもから若い女の子やヤンキーなアンちゃんにまで、絶大な人気があります。私にとっても小さいときから何か特別な存在で、何年か前に、「オッちゃんは、私のカリスマやねん」と言ったら、えらく照れて、「オッちゃん、お金以外の事やったら何でもやったるからいつでも言えよ」と言ってくれました。何をしてもらうつもりもありませんが、まためったと会うこともないけれど、こんなことをクチに出して言ってくれる人が、一人でもいるというだけで、頑張れます。______________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・中華丼（豚肩ロース、白菜、人参、しいたけ、しめじ、もやし、きぬさや）具の豚と野菜・しょうがのみじん切りを中華なべで炒めるときに使うのは、鹿北製油のごま油。品種改良されていない在来種の白ゴマを有機栽培したものを使用していて、薬品を使わず石臼絞り和紙で漉す手法で油を抽出している。このようにゆっくり時間をかけると温度が上昇しないため、変質せず純度の高いからだによい油が得られる。※　　鹿北製油の黒ごま香油 160g・ぬた（わけぎ、サーモン酢締め）・赤出汁の味噌汁（豆腐、えのき、揚げ、きぬさや）・トマト ※　敷いているのは、木製ランチョンマット。これをいつもは、朝と昼に使っています。汚れても、サッとふき取るだけでよくて、日常のなんということのない食事でも、これで食べるときちんとした雰囲気になるので、気に入っています。

  2006.04.12

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  イスが当たりました。

  いつもと変わらぬコースを歩いて、小学生が列を成して下校するのに遭遇してしまい、ピーチクパーチク・ギャースカパーというのをやり過ごし、やっと家に辿り着いて、玄関のドアを開けたら。 マンションの狭い間口いっぱいに、デンッとでっかいダンボール。脇を何とかすり抜けて、ひとまず先に、パンで簡単なお昼を済ませて、さっそく中を開けました。出てきたものは。 デスクチェアです。木製に見えますが、合板。フィンランド製だそうです。懸賞で当たりました。びっくりです。なにがびっくりって、だって、私なぜかイスばっかり当たるのです。最近はもう、懸賞に応募することもないのですが（今回は、ほとんど無意識に応募していました・・コワい）、いっとき、ちょっと頑張ってやってみたことがありました。大した大物は当たらないのですが、ソコソコのものはいくつか戴いて、楽しみました。そして、何を隠そう、今このパソコンに向かうために座っているデスクチェアも、リビングで夜に母が愛用している座椅子（回転・リクライニング・肘つき）も、懸賞でもらったもの。で、また今回、自分で応募したことすら忘れているのに、イスが当たってしまって。ただただ、びっくり。でも、私は前々から、引退して日中からずっとこの家にいる父の、さびついたイスがぎぃ～ぎぃ～なる音が、ものすっごく気になっていて、吐き気がするほど嫌だったので、今回これでもう、あのぎぃ～ぎぃ～から開放されることになって、とってもハッピーです♪

  2006.04.12

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  ウマくてまともなお豆腐が食べたい

  ポランをやめて、４月から生協や普通のお店で、すべて買い物を済ませています。ポランで買っていたもので、我が家で一番好評だったものは、お豆腐でした。あの絹ごし豆腐は、本当に絶品。真っ白じゃなくて、よく見るとほんのちょっと大豆の色がついています。ツルンとしていなくて、お箸で突くとホロホロとして、口に入れるとちょっと舌にザラッとした食感があって、ホワンとお豆の甘い香りがします。もうあのお豆腐が食べられなくなり、これからどこのものを買えばいいのか。。そんなとき、いつも行っている生協のお店に、生協のお豆腐とは別に、もうひとつ個人のお店が作っているお豆腐が置かれていることを知りました。見ると、何の飾り気もないラベルで、それがかえって本物っぽくておいしそう。さっそく買って帰り、その日の晩ごはんに、冷や奴で食べてみました。質感や色はまた違うのですが、豆の香りと味がとてもよく感じられて、いいお豆腐。ああ、これでお豆腐の調達先も安泰だね～、ヨカッタヨカッタ。といってたんです。つい先日。そうしたら、昨日また生協のお店に行くと、お豆腐の売り場に張り紙がしてあるので、読んでみて、ガッカリしてしまいました。じっくり読めなかったので詳しくは分からなかったのですが、そのお豆腐屋さんの社長が、詐欺罪の疑いで逮捕されて、刑事と民事でこれから訴訟があるので、お豆腐を作るお店の機材などを関係者にゴッソリもって行かれてしまい、作れない状態になってしまいました。職人さんには何の落ち度もなく、寝る間も惜しんで頑張ってきたのですが、在庫も底をついてしまい、今のところこれ以上手立てがありません。というようなっことが書いてありました。お豆腐を作る会社で、なんで、詐欺？世間知らずの私には、その関連性が、さっぱり分かりません。とにかく、せっかくまともな材料で作られたおいしいお豆腐を見つけて喜んでいたのに、悲しい。とにかく、毎朝のお味噌汁にお豆腐は欠かせないので、生協のお豆腐を買ってくることにしました。大した悩みでもないですけど、やっぱりお豆腐は、これだよねっ！と心から納得できるものを毎日食べていたいなぁ、日本人としては。ついでにいえば、これまでポランの宅配で野菜や調味料などとともに届けてもらっていた、石けん類もこれからはほかで買うわけですが、なかなか、ここ！っていうところがない、というのが今の悩み。多くのものは、ポランの宅配で買うほうが安いのですが、その点はあきらめるとしても。近くの生協のお店で、先日からパックスのリップと日焼け止めを買いたいのに、ずっと売り切れのまま。ネットでも買えるんだけど、これだけだと送料が高いし。。毎日、あっちゃこっちゃ、お店をウロウロ回りながら、イライラが募っています。ど～してこんなにお店がいっぱいあって、広いお店の中には、あふれかえるほど商品が並んでるのに、私んちが欲しいものは、あんまりないんだろう？もちろん、値段のことを何も考えなければ、また話も別だけど、我が家は値段にはキビシーのです。最近よく思うのは、物の値段が上がってきたなということ。たとえば、トイレットペーパーや合成洗剤の安売りが減ったとか、ティッシュペーパーの箱に入っている紙の量が減ったとか、コーヒーや砂糖、豚肉の値段が上がったとか、そんな場面に遭遇することが最近よくあって、ああまただ、やっぱりな、と思います。物価が上がっても、生活の質を落とさずに、暮らしていきたいと思っておりマス。_________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・お寿司サーモン酢締め、しめ鯖の箱寿司、ホタテ ・茶碗蒸し干ししいたけ、ぎんなん、長芋、百合根・切り干し大根の煮物切り干し大根（祖父の手づくり）、人参、干ししいたけ、揚げ・ほうれん草のおひたし

  2006.04.11

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• 雨の日は鼻の調子が悪い

  今年の桜は、長く楽しむことが出来ました。それでもさすがに今日の雨でずい分散り始めて、道にピンクの模様が出来ていました。雨が降ると、花粉の飛散量が少ない、ので、花粉症の人は症状がラク、だといいますが、我が家のハクション大魔王兼充血魔（つまり母）に限ってはさにあらず、かえって雨の日の方が、途切れなくくしゃみを連発しだし、だんだんと機嫌も悪くなり、仏頂面でまともに返事も返さなくなってきます。rainy days and Mondays always gets me down・・（Carpenters）って、歌は好きだけど、家の中の空気が、キツぅ。本人によると、これは気圧のせいなのだそうです。花粉症の季節には、雨が降る前から、「明日は天気が悪いで」と、自分の体調から天気を予想してみせたりします。これが、かなりの確率で、当たります。一度症状が出てしまったら、晴れて花粉がちょっと多く飛ぼうが、雨が降って花粉からちょっと逃れられようが、そんなことで症状が左右されるものではないのだと思います。毎年毎年、分かってるくせに、結局大した手立ても打てずに、ただ耐えている母。例年は、この時期だけ耳鼻科で抗アレルギー剤を処方してもらうのですが、今年は軽く済みそう、と使わずにきたのが、この終盤になって堪えているようです。世間では、あれが効くこれが効くと、いろいろいいますが、本人が試したいという気になるものでないのなら、無理に勧めることもないと思ってみています。それにしても、私のくしゃみは、どこに行ってしまったんだろう。子供のころは、確か中学、高校・・・そのあたりまでは、年中ハクションハクションといいまくってたんですが、アトピーが悪くなってからは鼻炎のほうはすっかり治まってしまいました。今、まだIgEは1万5千を超えるほどありますが、これがもっとよくなって痒みから開放されたら、また鼻炎や目のかゆみといった、ほかのアレルギーが復活するのだろうか。優先順位があるのか、なにかバランスをとっているのか、単に体質が変わったのか。。普段はそういうことも忘れて暮らしていますが、この季節だけ、くしゃみや目のかゆみなどのアレルギー症状に悩む人たちを目の前に、他人事として見ている自分を、ふと不思議に思うのです。__________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・自家製アジの干物・ほうれん草のおひたし・スモークサーモンと生野菜のサラダ（レタス、セロリ、きゅうり、ブロッコリー）・若ごぼうの茎と揚げの炒め煮

  2006.04.10

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  花見の季節のさもない日常

  世の中の人が、どいうときに忙しくって、どういうときにくつろぐのか、どうもよく分からん生活をしております。昨日は、いつものように歩き回っても、どこも人が少なくて、お店もガラガラでした。風がものすごく強くて、まっすぐ歩くのが難しいくらい。夕方歩きに出た母が、「黄砂がひどくて、夕日もおかしな色に見えてた」と言っていました。今日は、同じ時間に歩きに出ると、どこもかしこも人だらけ。ここらはサクラの木がたくさんあるので、あっちでもこっちでも、午前中から花見客でいっぱい。最近の花見客は変わってて、本格的なテントを張ったり、七輪に団扇でパタパタと火をおこしたり、バーベキューパーティをやったりします。我が家では、別に花見に繰り出すこともなく、何も変わらない日常。でも、ま、父だけは、昨日も今日も、母にお弁当を作らせて、ハイキングに出かけてますが。これも、いつものこと。 午後は、読書と編物を、交互にやっていました。今読んでいるのは、川上弘美の『蛇を踏む』。薄っぺらい本で、スルスル読めます。この人の感覚、文章が、なんとなく好きです。でも、この『蛇を踏む』の感覚は、私もちょっと、ついていけないかも・・。昨日から編み始めたくつ下は、男物のサイズで編んでみています。模様編みが途中で途切れないように、とか、計算して。 _____________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・豚肩ロースみそ焼き、エリンギ塩胡椒焼、茹でブロッコリー ・しろ菜と揚げを炊いたもの ・厚揚げをフライパンで焼いたもの ・自家製スモークサーモンと生野菜のサラダ エキストラバージンオリーブオイルとレモンのドレッシング このドレッシングに使っているオリーブオイルは、この有機エキストラバージンオイル。

  2006.04.09

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  『翼 cry for the moon』（村山由佳）を読みました。

  村山由佳の『翼 cry for the moon』を読みました。本棚にあったから手にとってみただけで、あまり期待せずに読み始めたのですが、この人、こんなに面白いもの書くのか、知らなかった！と驚きました。村山由佳といえば、雑誌でもよく目にしていました。なんだか笑顔がさわやかでキレイな人で、確か埼玉の鴨川のあたりで自然豊かな暮らしをしていて、そのライフスタイルがよく紹介されています。少し前の、雑誌『ナナムイびと』（３号）にも、その暮らしぶりが紹介されていて、私は本屋でそれを見かけ、よっぽど買おうかと思ったのだけどもやめてしまったことを、今回この本を読んで、激しく後悔しています。なんたって、家のリビングに、おっきな馬がいたもんなぁ～。。人は、生きていけば誰でも、多かれ少なかれ心に傷を負うものですが、それらは、他人の力によって、取り払うことが出来るものなんだろうか。たとえ精神心理学の専門家によるカウンセリングやケアであっても、それらをおこなう人自身もひとりの人間で、自分の人生経験には限度があるのだし、助力も最終的には、限界があるのではないか。常日頃、そのように考えてきた私にとって、この小説の主人公が、アリゾナの地で、少しずつ人間として再生していく過程は、とても興味深いものでした。この小説には、虐待をはじめとした現代社会の歪み、人種、差別、民族、宗教、などいろんな要素が含まれていて、そのことが、奥行きを深いものにしています。これらの要素を、婉曲にではなく正面から真摯に取り上げて書いていること、また、登場人物それぞれの心情の描写も丁寧なことから、この村山由佳という人は、とてもまじめな人物だなと感じました。読み終わっても、まだ、余韻を引きずるくらいに入り込んで読むことが出来た小説はとても久しぶりです。じつは、一昨日の夜は、読み出すと止まらず、午前３時ごろまでかかって一気に読んでしまったほど。この人の本を、ほかにもいろいろ読んでみたくなりました。____________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・自家製ウオゼの干物・若ごぼうの軸（つまりごぼうの柔らかいもの）と揚げの炊き込みご飯・ほうれん草のおひたし・冷や奴

  2006.04.08

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  くつ下９足目完成しました

  ９足目のくつ下が完成しました。 うしろに置いてあるのは、次に編もうと思っている糸です。左の毛糸は、これまでにも編んできた、ウオッシャブル中細12-712(ナイトブルー)。そして、その隣のでっかいマキマキは、添え糸に使う極細の糸。これでも、もうずい分小さくなったんですが、まだ永遠になくならないんじゃないかというくらい、あります。心強いです。。今回編んだくつ下に使った毛糸は、これも今までに使用してきたウオッシャブル中細12-709（ロシアンブルー）これに、今回はゴールドの細い糸を絡ませました。添え糸によって、同じ毛糸でもバリエーションが楽しめます。 今日はお花見日和で、いつもの散歩コースはどこも人でいっぱい。保育園の小さな子ども達が、体操服に色鮮やかな帽子をかぶって、何十人もおっきなサクラの下で、お弁当を食べているのは、かわいい～。昨日は、野菜＆魚買いまくりデーでした。特に、昨日は天候にめぐまれて、魚が安く手に入り、午後から例の如く、干物作りに母が大ハッスル。ベランダに一晩干して、朝にはいい具合に乾いたアジやウオゼ、イワシのみりん干しが出来上がりました。これから、もうしばらくすると暖かくなって、干物作りが出来なくなるので、天気のいい日は、サカナ魚～と、安くていいものを求めてウロウロする日々になりそうです。_______________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・カラスカレイの煮付け・肉じゃが・ピーマンとチリメンジャコの炒め物・菜の花のぬか漬け

  2006.04.07

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• アレルギーによい油？のギモン

  昨日の日記に書ききれなかったので、引き続いて、油に関することを書きます。いつもギモンに思っていることがあります。アレルギーによい油、として、γリノレン酸が挙げられていることが結構多いのですが、この説明があっちこっち見ても、なんかよく分からない。。どうして、γリノレン酸が勧められるのだろう？と、いつも不安になります。私の理解では、γリノレン酸はリノール酸と同系列の油で、たくさん摂ることはアレルギー症状を促進する物質を作り出すことに繋がってしまうので、よくないのでは。。でも、γリノレン酸がからだによい、と勧めているところを見ると、日常の食事に少量オイルとして使う、という量ではなく、サプリとして摂ることを勧めています。サプリだと、普通に食事で油を摂るよりも、たくさん摂ることになると思います。当然のことですが、過ぎたるは及ばざるが如しで、油は基本的に、たくさん摂り過ぎないように注意するべきなのは、アレルギーのあるなしに限らず、健康を維持する上で常識的なことです。その油の成分を、サプリで摂る必要って果たしてあるかということも、ギモン。サプリの説明でも、よく読み進むと最後の最後に、油はバランスが大切だからＮ３系の油も同時に摂るようにしてください、なんて書いてあります。ほんなら、摂る量がどんどん増えていきますがな。とっても意地のひん曲がっている私は、これは大手の油のカイシャの作戦ではないか、なんて思ってしまったり。リノール酸が体内に入って変化して出来るのがγリノレン酸。これを、からだにいいというのは、ひと昔前のように、植物性の油ならからだにいいですよ、というリクツに則って食生活を送っている人に、とても魅力的はオハナシです。植物性の油すなわちリノール酸の油を、やっぱり気にしないでジャンジャン使っていいのか、ということになれば、油のカイシャとしても売り上げが落ち込むことなく安泰、ではないか。最近は、大手の油のカイシャも、安いから買って、とはいいません。からだにいいから、使ってください、と絶対いいます。コマーシャルを見ていると、世の中からだにいい油だらけ。本当に必要な情報は、自分から求めないと手に入らないものだけれども。

  2006.04.07

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  バジルペーストから油のハナシ

  昨日は、前夜から降り始めた雨が日中ずっと降りやまず、雨足がなかなか弱まらなかったので、歩きに行くのをサボりました。夕方になって、ようやく雨が上がったので、少し歩きに出ることにしました。ひっさしぶりの夕方の外出。もう、その人の多さに、ただただビックリです。毎日自分が見ている景色とまったく違う。勢いのある人たちに酔いそうになりました。そのついでに寄ったスーパーで、バジルソースを買いました。いつも買っている生協のが、なかなかお店に入荷しなくて、待ちきれず。この瓶の後ろを見ると、中に入っているのは、バジル、ひまわり油、にんにく、食塩、濃縮レモン果汁。わりとシンプル、あまり悪いものもないか、と。・・・あまり。ひっかかるのは、ひまわり油です。ひまわり油は、脂肪含有率としては、リノール酸が６割強と多く、オレイン酸は２６％くらいといわれています。リノール酸は、その組成からＮ６系またはオメガ６系脂肪酸ともいわれます。リノール酸が体内に入ってからの変化は、簡単にいうと、γリノレン酸→アラキドン酸へと変化し、さらに、いくつかのホルモン様物質を生成します。 このホルモン様物質が過剰に作られることによる弊害のひとつが、血小板が固まりやすくなり高血圧や血栓、心筋梗塞の引き金になることであり、また、アレルゲンに過剰に反応するアレルギー反応が起こりやすいからだになることです。アトピー症状がある私にとって、リノール酸の含有率の多い油をたくさん摂ることは、アレルギー反応が起こりやすい過敏なからだにしてしまうことになります。いつもと同じような生活や食事をしていても、ちょっとしたことで痒くなることに繋がるので、普段から、油の摂り方には、出来るだけ気をつけるように心がけています。とはいっても、人にとって油脂はとても大切なものであることに違いはありません。細胞の壁の組織は油脂から作られているわけだし、からだを動かすエネルギーの源にもなります。私は一時期、油の摂取をかなり抑えていましたが、そのことによるアレルギー症状の改善よりも、著しい倦怠感や体調不良といった弊害が大きかったので、今はある程度は摂るようにしています。肝心なのは、その摂り方です。摂りすぎに気をつけなければいけないリノール酸は、液体としてのオイルで摂らなくても、たとえばごはんやパン、卵といった普通の食事で必ず食べているもので充分必要量が摂取できているので、ことさら油としてとる必要はないもの。かえって、摂りすぎに気をつけて生活しなければ、摂りすぎてしまいがちなものです。そして、前置きがずい分長くなってしまいましたが、今回のひまわり油も、このリノール酸の含有率が高いので、やっぱりあまり摂らない方がいいもの。ということなのです。ただ、このひまわり油はきっと違うとは思いますが、最近では、ひまわり油の一部に、「ハイオレイン酸」というものが出てきています。これは、リノール酸の含有率を下げ、オレイン酸の含有率を上げたもの。オレイン酸の含有率の高い油としては、オリーブオイルがまず頭に浮かびますが、ひまわり油はこのオリーブオイルと比べ、ビタミンＥの含有率が非常に高く、同じようにコレステロールゼロであることから、健康によい油として注目を集め始めているそうです。今触れたオレイン酸は、油の大まかな分類でいうと、動物性のバターとかラードと同じように、それを摂ったことで直ちにからだに悪さをする物質を作ることのない油なので、健康によいといわれています。また特に、アレルギーの症状のある人は努めてその摂取率を高めるように、油の摂り方全体を考えておこう、と言われているものは、αリノレン酸です。これは、リノール酸のＮ６またはオメガ６対し、Ｎ３またはオメガ３系の脂肪酸といわれます。αリノレン酸は、体内でエイコサペンタエン酸（ＥＰＡ）→ドコサヘキサエン酸（DHA)に変化し、これに由来するホルモン様物質はリノール酸由来のものとは逆にアレルギー反応を抑制する方向へと働きます。具体的には、シソ油やえごま油、亜麻仁油（フラックス･オイル）に多く含まれますが、これらは加熱に向かないので料理が単調になりがち。長期的に、健康的な食生活を続けるには、調理方法によって、菜種油やエキストラ･バージン･オイルも併用し、使い分けていくのがベストではないかと考えています。・・・って、またハナシが逸れていきました。。この、バジルペーストは、だからつまり、まあ、いまのところ、月に１～２度ほどしか使っていないので、たまにはいいかな～と、思っておりマス。_______________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・うなぎの蒲焼（国産）・一皿に残り物寄せ集め（エビチリ、大根とあげの煮物、カボチャの煮物、イカ）・ほうれん草のおひたし

  2006.04.06

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  オリーブオイル

  いつもお風呂上がりに使っているオリーブオイル。注文していたものが、昨日届きました。私が使っているのは、マノンのバージンオイルで、これはもう10年ほど使っています。初めてオリーブオイルを肌に使うことを知ったときには、ヌルヌルベトベトになるんじゃないか、という気がしました。でも実際に使ってみると、まったくそんなことはなく、肌につけてしばらくすると、オイルが表面から吸収されて肌と一体化し、しっとりもっちりとする感覚があります。充分に肌にオイルを行き渡らせてやると、翌朝しとっとして柔らかくキメが整って感じられるのです。オリーブオイルには、人の肌の皮脂に近いオレイン酸が豊富に含まれており、またビタミンＡ、Ｅ、スクワランも多く含まれています。バージンオイルは余分なものが含まれていない、純粋なオリーブオイルなので、これらの天然の栄養分が、肌に浸透しやすく、つけたあといつまでも肌にべとついて残ることがないので、日に当たることによる油焼けといった心配もありません。私はかなりの乾燥肌で、冬場や調子が悪くて乾燥がとてもひどいときには、このオリーブオイルでも少し物足りなく感じることもあったのですが、最近は、季節的なものもあるのか、これがとても肌に合っているなと、また改めて感じています。肌によいといわれるホホバオイルや、スイートアーモンドオイルなど、オイルには以前から興味があって、そのうちに試してみたいと思ったりもしています。まだ今は、いろいろ試すのもちょっとコワい、という段階ではあるのですが。オイルに頼りすぎるのは、かえって肌によくないと思いますが、うまく使えば、その時々の状態を見て悪くしてしまう一歩手前でケアすることが出来る便利なものだと思います。★プレゼント付き これ1本で全身をナチュラルケア♪オリーブマノン バージンオイル 200ml＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿昨日の晩ごはん・エビのチリソース・若ごぼうの茎と揚げの炒め煮・ぬた（アジの酢締め、わけぎ）・いかなごの釘煮

  2006.04.05

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  シロバナタンポポ / からだに優しい素材を使ったお店

  道端に今日も咲いてた、シロバナタンポポ。外で写真を撮るのは恥ずかしくて嫌なのですが、今日は誰もいなかったので。ケータイで急いでパチリ。 気持ちよかったから、大回りして歩くと、カンタンにヘナヘナになりました。そのまま家に帰るのもしんどかったので、いつもの本屋でちょっと休憩。雑誌コーナーで手に取ったのは、『Chou Chou（関西版）』の5月号。こちらからその内容を一部見ることが出来ます。表紙の「ＬＯＨＡＳなカフェが好き!」という大きなピンクの文字に、ちょっと心が動きました。ロハスって、言われ始めたころは、へぇ、くらいには思ったけど、こうもネコもシャクシも乗っかると、なんじゃらほい、という気になってきます。そんな、ちょっとそんな斜に構えた気分で、パラパラとページをめくりました。いっぱいオシャレなカフェが紹介されています。（こちらにその一部が紹介されています）「再びブーム到来のカフェ」だとか。私、カフェって行ったことない。。どこも玄米とか無農薬・減農薬野菜とか有機トマトとか、売りになるものがあります。出かけた先でなにか食事する機会があるときに、こんなところで食べられたら、すっごく気分がいいだろうなぁ～と思いました。今の私の生活じゃ、まぁ、そういう機会はありそうにないけども。今の私の日常は、こんなオシャレなお店で食べることは出来ないけども、ま～ほんでも、食べてるものは、ここに載ってるものとおんなじようなもんかなぁ。。月に一度、病院のついでに街に出るときに、ちょこっとお昼を食べることもありますが、そういうときにオーガニックカフェを選んで行くかというと、行く気が起こらないというのが正直なところ。だって、家と変わらんもん。なのに、すっごい高いし。だから、セルフっぽいコーヒー屋さん（何ていうのだ？）で、パンにバジルチキンとか挟んだのを温めてもらってパクついたりします。コーヒーミルクは安物のトランス脂肪酸だし、ちょっとオキテヤブリだけど、そういうのをやってみたい時期なのだ。。だけど、外に出て行くことが日常になることが出来たときには、こういう無農薬やオーガニックといった、素材を大切にしたお店が、身近にたくさんあると心強いな、と思いました。そのとろにはもう、流行り廃りなんてあっという間だから、ロハスとだけはいわないで、といってるかもしれないけど。・・・そう望む。。__________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・フライ（スモークサーモン、イカ、エビ）、千切りキャベツ、茹でブロッコリー・煮物（ごぼう、こんにゃく、牛こま、しょうが）・しろ菜とあげの炊いたもの・タネノサキの漬物※　スモークサーモンは、近所のスーパーでセールで買ったサーモンの柵を、ヒッコリーのスモークスティックで燻製にしたもの。今回、今まで使っていたサクラのスモークウッドがなくなったので、アウトドアショップにて新たに「肉･魚万能用」との能書きがあったヒッコリーを使ってみた。サクラのような甘い香りではないが、サーモンとはとても相性がいいと思う。

  2006.04.04

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  なるべく人と環境にやさしく洗いたい

  よく晴れて今日は洗濯日和。日頃から私の衣類やシーツで、家族は少ないのに洗濯物の多い家ですが、今日はいつにも増してベランダ中満艦飾。先日買ったパジャマなど、まだすぐには着ないものも、薬品が使われていることが結構あるので、こういうときに洗っておきます。これは、前に胃腸を悪くして入院したとき、急だったので替えのパジャマが足りなくて、母が買いに走ってそのまま病室に届けたら、皮膚科の病棟の看護師さんに、「これは洗ってから持って来てね」と、付き返されてしまって、大急ぎで家で洗ってアイロンで乾かし、夜に持ってきた、ということがあったのです。分かっちゃいるけど、緊急の場合はまあしょうがないよね、と私も思って受け入れてたのですが、そうじゃないでしょ、という態度に接して、気持ちを引き締め直しました。うちでは、洗濯にランドリークリーニングリングというワッカを使っていて、汚れがひどくなければ、せっけんは必要ありません。ただ、私はお風呂上りの肌の保湿に、オリーブオイルを使っていて、そのあぶら分が衣類に少しずつ残ってくるので、まったく石けん無しというのはちょっとムリ。寒い季節は、お湯を使い重曹を入れて、液体石けんを少し使って、洗っています。なるべく石けんの量も減らせればナ、と思っていて、効率よく汚れが落ちるよう、私としては、重曹もいいけどアルカリウォッシュを試したい、と前々から思っています。アルカリウォッシュというのは、セスキ炭酸ソーダといわれるもので、重曹と炭酸塩の中間物質で、重曹と同じように石けんの洗浄効果を助ける働きがあり、軽い汚れなら石けん無しで洗うことが出来ます。まだ【石けん百貨】というお店が楽天にあったときに、買い物をしたら、おまけにこのアルカリウォッシュをいただいたことがあったんですが、私の説明も虚しく、さっさと母に捨てられてしまいました。。我が家の家事の主役は母なので、あまり、あれがいい、こうすべき、とはいえません。が、あきらめません。重曹だって、ちょっとずつ導入に成功したのだから。　ランドリー・クリーンリング 　【TENGOD】　アルカリウォッシュ 1kg 【ケンコーコム】　メイド・イン・アースの液体せっけん【100mlお試しボトル】　【メイド･イン･アース】　____________________________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・おにぎり（梅かつお、かつお節の佃煮）・大根とあげの煮物・ほうれん草のおひたし・のりのかき玉汁

  2006.04.03

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• 雨の桜に思ふ

  雨にぬれて咲く桜は、薄桃色がより濃く、妖艶に感じられます。家を出て、1時間ほどこのあたりを歩き回っても、まだ見尽くせないほど、ここら辺は桜の木がたくさんあって、ソメイヨシノだけでなく、早めに咲いて小ぶりのヒガンザクラや少し遅く咲く白い花のサトザクラ、ピンク色の濃い枝垂桜など、歩いていても毎日いろんな変化があって、見飽きることがありません。年中同じところをクルクルと歩き回っていると、花の咲くときだけでなく、その後や咲く準備を始めるころのサクラの様子も、じっと見ていることになります。あっという間に花が散ってしまった後、黄緑色のみずみずしい葉が出て、やがてそれが青々として、小さい実を付けます。サクラは虫がつきやすくて、このくらいの時期に桜並木の下を通ると、毛虫がいっぱいぶら下がっていて、えらいことになります。やがて葉っぱが厚くなって、セミたちがジャンジャンと鳴くようになります。9月頃になると、色とりどりに紅葉して、いっせいに葉が落ちてしまいますが、やがて冬がやって来て、一見寂しそうなサクラの木を見上げると、もう春に向けて準備をしているのが分かります。まだ寒い時期でも、ふとサクラの木の枝の上の方が、なんとなく変化しているように感じられて、思わず目を凝らしてみることがあります。蕾が、少しずつ少しずつ大きくなってきて、もうすぐという頃になると、まだほころんでもいないのに、全体の色がボウッと靄がかかったようになって見えます。寒いなぁ、と思っても、ふと見上げて、もうちょっとやな、と思ったりします。そして、春になって、花が咲く。おっ、とうとう咲いたな、と思います。やっぱり、いいもんだな、とも。でも、咲く少し前あたりから、ちょっと嫌な気分にもなっています。それは、年々ひどくなる、無作法な輩によるムードぶち壊し行為。今日なんて、朝からしっかり雨が降ってるというのに、桜並木のすぐそばに屋根のあるところを見つけ出して、すぐそばまで車を乗りつけ、何人もの男性がせっせと発泡スチロールの箱や段ボール箱の重そうな食材らしきものを、運び入れていました。キャンプでもするかのようにチェアやテーブルも何組も用意されていて、バーベキューでもするつもりなのか、木炭もたんまりと。そして、荷物のすぐそばには誰も人がいないのに、音楽がジャンジャンとかかっています。きっと、晴れていたらサクラの木の下の芝生なんかで、大人数でバーベキューパーティをする予定だったのでしょう。ここのところ毎年見られる光景です。サクラがやっと咲き出したと思ったら、煙モクモク、ギャ～ギャ～ワァ～ワァ～で、ちっとも花を堪能することが出来ません。地元のニンゲンは、シラーッとした目で通っていますが、知った人に見られていないからか、まるでこちらが目に入らないかのような態度です。不思議に思うのは、あの人たちは結局サクラが好きなんか嫌いなんかどっちなんやろ？ということ。見たいのか見たくないのか、花見をする人の気が分かるのかわからないのか、騒音や煙で花を台無しにするのは嫌だなと思いながらも、付き合いで仕方なく、つらいけれども来ているのだろう、かぁ？？ま、ホントのところは大して不思議とも思ってなくて。興味もないのに花見と聞けばやりたくなる、というのはほかの人に迷惑なので、本来の目的に適った、キャンプ場とか河原とか海辺とかに行って、思い存分飲んで食べてはしゃいで欲しいところです。______________________________________________________________________________________昨日の晩ごはんは、豚の水炊き豚の肩ロース、白菜、ほうれん草、しいたけ、えのき、しろねぎ、春雨、もち、うどん

  2006.04.02

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  スーパーをウロチョロ

  いつもの散歩コースにあるスーパーがリニューアルしたというので、歩いた帰りに寄ってみました。開店からそう経っていないのにすごい人。どの売り場も人が二重三重になって通路を塞ぎ、そこを商品をてんこ盛りにしたカートを押して通ろうとするので、ちっとも前に進めません。おお、タイヘンタイヘン。と、野次馬気分。パンのコーナーはガラス張りになって、中の職人さんたちの様子が外からリアルに見て取れるようにしていました。つくっているパン自体が変わったのかどうかはわかりませんが、お客さんはいっぱい入っていました。効果絶大です。完全に死んでいた奥のスペースに、書店を持ってきていたのには、なるほど見る人が見ると、こうなるんだな～と思いました。全体的に、明かりを白いものから白熱灯に変えるとか、床の色を温かみのある色にするとか、棚の高さを少し低くするとか、家族連れが待ち時間にお金を落としてくれるようゲーセンコーナーを拡充するとか（これ、最近どこもすごい）、「短時間・低予算で、チョコチョコッとやってみました」リニューアルといったカンジでした。売ってるものは一緒でも、値段も別に変わんなくても、ちょっとしたことで、ずいぶん違ってくるものなのかもなぁ、ふう～ん、と思いました。困ったことに、クラフトトーカイというビーズもたくさん扱っている手芸屋さんが新しく入っていました。毎日うろちょろするようになったら、どうしよ。あーいかんいかん、キリがない、と野次馬はお店に何もお金を落とさず退散することにし、しばらく歩いたところで、駅から今出てきたというような女性にふと目が行きました。なんか、見たことあるような、ないような、似てるような。まさかそんなことあるはずないけど。*今日は、お茶のお供に、こんなオキテヤブリを。先日買って、冷蔵庫でしばらく寝かせていたパウンドケーキ。 写真のは、父の分に取り置いたもので多めです。一切れで、すごく満足できる味。キリマンジェロのコーヒーとともに。※【送料無料】人気お取り寄せスウィーツ和三盆糖使用パウンドケーキ　キリマン・ブレンド　500g_____________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・ハンバーグ、茹でブロッコリー、トマト・バジルソースパスタ・しろ菜とあげの炊いたもの

  2006.04.01

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  若ごぼう

  28日に母がチョッキを送った相手の方から、電話があり、久しぶりの会話でずい分盛り上がっていました。その人は、去年の秋に、ギンナンを送ってくれた人で、母とは高校時代の同級生。専業農家として、手広く野菜などをつくってきた人です。あんた、いまはなにやってんの。とか、何となく聞こえていました。話が済んだ後、しばらくして、母がそのとき話題になったことを話してくれました。あの子（って、年でもないけども）、若ごぼう知らんのやて。そういわれてみれば、私らも知ったのは、わりと最近かも知れんなぁ。。ほんで、あの子のところは、昔っから、ごぼうの産地やったから、ずっと作ってきたんやけども、最近は中国産のもんが進出してきて、ちっとも売れんようになって、あほらしなってほとんどの人が、葉物なんかに切り替えてしもたらしいゎ。ワタシが、こんなんで、こうやって食べるんやでって説明したら、あんたが言うたら、えらいおいしそうやなぁ、やって。ずっと、ごぼう作ってきたけど、葉っぱや茎を食べるなんて、考えてみたこともなかったて、いうてたわ。なんや、ワタシ、すっごくエエこと、言たうかな。あの子、つくってみぃひんやろか。。・・・そんなカンタンに、どこでも作れるものなら、とっくにあっちこっちで作ってるような気もするんじゃ？と思いながら、フンフン、と聞いていました。「若ごぼう」というのは、大阪の特に八尾でつくられる地野菜です。ごぼうといっても、根の部分はほんの僅かで、葉っぱや茎を普通のものより柔らかく栽培して、そのみずみずしいのを食べる野菜。我が家でも、葉っぱを佃煮にしたり、茎を炒め煮にしたり、今の時期、この味を満喫しています。こういった地野菜を、その土地で食べることは、地産地消なんていいますが、からだにとっても、その土地の風土に合ったものを取ることができて、いいと思います。我が家でも、ちょうど昨日、直売所で若ごぼうを買って来たのですが、さきほど、もう葉と茎とを分けて、料理してしまったので、全体の写真をお見せすることが出来なくなってしまいました。それで、さきほどからウロウロ探してたんですが、去年の新聞記事で、こういうのがあったので、載せておきます。若近頃よく聞く「浪速野菜」ってどんなモノ？_________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・巻き寿司 ・ホタテのバター焼き。お刺身用なので、中はレア。口いっぱい頬張って、濃厚な味を満喫。お肉より、幸せ♪・ポテトサラダの残り・ほうれん草胡麻和え・赤出汁の味噌汁（豆腐、えのき、揚げ）

  2006.03.31

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  ミモザの咲く頃

  昨日は、しんどくって、どうにもこうにもマイッテいました。起きてベッドを直すのもかったるい、そこらを掃除しても、ま、明日またちゃんとやろか、とテキトーに済ます。買い物や用事をいくつか頼まれてるのに、ジトッと座ったまま、動く決心がつかず。先に出た母が、ドラッグストア２軒とスーパーをハシゴして買い物を済ませ、帰ってしまいました。なんも、大したことしてないのに、だらしなさすぎです。夜には、寝る準備をするのさえ、もうしんどくてしんどくて、お婆さんみたいに前かがみになって、ウロウロ。そういう風にしんどくなると、イイイ～ッと痒くもないのに、どこでもいいから力いっぱい引っ掻きたくなります。たぶん、グゥッとこぶしを握るようなもんです。ダメなのは、よ～く分かってるんですが。*今日は、風がとても強く、また冬に逆戻りしたような寒さ。2日前にチラホラ咲き始めた桜が、しまった、早まった、おおさぶっ！といって、縮こまっているみたいに見えます。野菜の直売所で、またたくさん買い込んできました。そこで、一緒に買って来た、ミモザの花。100円。*野菜といえば、昨日で、長年届けてもらっていた「ポラン広場の宅配」を、とりあえず終了となりました。10年ほど、毎週届けてもらっていた通い箱を、最後にお返しして。毎回届けてくださるオジサンに、母が丁寧にお辞儀をされていました。これからは、今までのように毎週注文して届けてもらうことはなくなりますが、年に数回、まとめてほしいものを注文して宅配便で送ってもらうという形で、買い物をすることが出来るそうです（このシステムは限られた会員のみだと思いますが）。私も、最初の頃に比べると、たべものの許容範囲も広がってきました。野菜も、以前は野菜セットのものを中心として、有機野菜のもので生活していましたが、最近は、近くの直売所の新鮮な野菜（農薬の使用を抑えた野菜）など、いろんなところから調達して、生活できるようになっています。長いもや、山芋、レンコンなど、自分にとって、気をつけたほうがいいというものがいくつかあって、そういう野菜はこれからも買うところを考えるようにしなければいけません。また、毎日の料理の基本である調味料は、絶対に安全なものを摂りつづけたいと思っています。今までは、ポランだから買っても安心という選び方をしていたところもありましたが、これからは、いろんな選択肢の中からえらんで、その上でいいと思ったものがあったら、またポランで買うかもしれない、という感じです。________________________________________________________________________________________たべものメモを、まとめて＊27日　火曜日寄せ鍋（白菜、水菜、しろねぎ、しめじ、しいたけ、春雨、えのき、もち、えびだんご、鶏もも肉、うどん）＊28日　水曜日自家製アマダイの干物、カボチャの煮物、しろ菜とあげの炊いたもの＊29日　木曜日麻婆茄子（茄子、豚挽き肉、白葱、しょうが、にんにく）ポテトサラダ（ジャガイモ、きゅうり、玉ねぎ、ゆで卵）

  2006.03.30

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• 『食品の裏側』を読んでみました。

  『食品の裏側』という本を読みました。タイトルが示すように、私たち一般の消費者からはよく見えない実態を、食品添加物の商社に長年勤めてきた著者が、さまざまな具体例で説明しています。この人は、全国各地で食べ物について講演をおこなって回っていて、その場で使ってきた実験や、自身の体験の話が、この本の中で、いくつも紹介されています。ここに書かれている内容の多くは、私自身にとってはそれほど驚くものではありませんでした。ほとんどは、これまでに読んできた『まともな食べ物ガイド』や、『食べるな、危険!』などでも繰り返し指摘されてきた事実だと思います。しかし、ただ客観的にデータを示して、そこから導き出される事実を示す、といった従来の王道スタイルでは、いまいちリアリティを感じられず、ただ反感を抱くだけで終わってしまっていた人たちが多くいました。そういった層にも、この本は、自分自身の身に置き換えて考えてみてくださいと、より具体的な事例を、分かりやすく散りばめてあるので、これまで以上に切実に心に響くのではないかと感じました。著者は、この本の中で一番言いたいことは、食品添加物といった物質そのものの毒性云々ということではない、といっています。添加物のひとつひとつに、発がん性があるなど問題があることはもちろん指摘されており、それらを単独で摂ることはもちろん、複合的な摂取によるからだへの影響についても、大変問題が大きいと、指摘しています。しかしそうであっても、現にそれらを使って利便性を享受し、快適な生活を私たちは楽しんでいます。こういった、利便性のために安全性を犠牲にしたたべものを、生まれたときから当たり前に食べている子が大人になって、世の中がつくられていく、たべものの文化が崩壊していくということこそが、一番怖いことだ、といっています。本物のだしではなく、アミノ酸等、たんぱく加水分解物といったうまみをおいしいと感じる味覚を育ててしまうこと。さらに、食事の支度とは手間をかけずカンタンに出来るものだと考えるようになること。。この部分についてはコンビニも使いこなせない私には、思いもつかない発想で、当たり前すぎることがアタマから抜け落ちてしまうというのは、ほんとに恐ろしいことだと思いました。私自身は、自分のからだがアトピーで調子が悪くなってから、食べ物のことを考えるようになって、添加物の使われていない良質の物を選びたいと考えて暮らすようになりました。しかし、本来は、からだが不調にならないよう、健康なときからこのようなことに関心を持って物を選び、行動しているべきなのはいうまでもありません。自分が食べているものがこうだったら、自分のからだが、または自分の家族がこうなったら・・・。どうか想像してみてください、とこの著者は問いかけているのだと感じました。

  2006.03.29

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• 月イチうろちょろで、ウダウダ思ふ

  「月に一度病院にお薬をもらいに行くついでにウロチョロして来る日」、でした。このときくらいしか、街に出る機会がないから、ちょっとしたツマラナイ買い物があったりします。以前、入院してた病院に、また2年後に体調を崩して舞い戻ったとき、看護師さんに「この2年間、ずっとどっこも遊びに行ってないですよ～。デパートとか買い物にも行ってないし」と話したら、「そんなの、私らも一緒やって。忙しくって、全然どっこも行かれへん」と返されて、ん～、なんか違う・・と思いながらも、アホなので、何がどう違うのかすぐに分かりませんでした。こうやって、結構元気になってきて、代わりに行ってもらってた母からバトンタッチして、自分で薬を取りに行けるようになり。何年か、月に一度のお出かけを続けて、ずいぶん経ってようやく、最近になって、ハタと気づいて。忙しく動き回って働けてたら、遊びに行けんでもええやん。・・・って、これだけ思えるのに、なんでこんなに年月がかかるねん。まあ、そういうニンゲンなので、どんなに時間が有り余るほどあったって、ただ遊びにどこかに行っても、今はあんまり楽しいと思えません。ま、社会見学です。薬もらいに行くときくらい、世の中をちっとは見とかんと。それにしても、世の中はどんどん動いてますな。毎日出て行ってたら、そういうものに触れて、そして家に帰って来る。私は、ずうっと何年も前に、家の中からはおろか、自分の部屋からも、布団からも出るのも難しいくらいになった時期があって、なにも言うこともできなくなりました。家族がこうなったら、私だったら毎日外に出て周りを見渡したら、あれも教えてやりたいとか、これも見せてやりたいとか、この話をしてやりたいとか、思うのではないか、なんて、そのときによく考えていました。どうして、そうではないのだろうと。数年後、自分で電車に乗って病院へ行くと、そのすぐ近くに父の会社があることが分かり、駅の周辺には大勢の社員が颯爽と行き来しているのを目にしました。前から思ってたけど、どんなに家で苦しんでいる人がいても、一歩そこを出れば、切り替えが出来るわけなんだな、連続ドラマみたいなもんか、と思いました。今日はちょっと久しぶりに街に出て、いろんなものを見てきて、そして家に戻れば、玄関を開けた途端に、カビの生えたような父の存在があったので、あああ・・・、と、つい、つまらない堂々巡りのようなことをまた思ってしまいました。今日たった一日、チラッと出てきただけでも、よく言えばいい刺激になったけど、いろいろああだこうだ考えてしまいました。これまでもずっと思ってきたけど、やっぱりそういうことを避けてるんだな、所詮自分のことではないからと。私だったら、私があの人だったら、出来ることがちょっとはあった気がしたんだけど、それはでも、甘えなんだろうな。いや、何かをしてほしいというのではない、ただ、困難は目をつぶっていればなかったことになるとでもいうような態度と、日々戦い続けるのが、しんどいこった。*マイナー日記が長くなりすぎました。今日は、和菓子の【たねや】で、母に頼まれていた、詰め合わせをいくつかと、おみやげに草餅と桜餅を買いました。「ふくあわせ」という最中は、このお店の名物で、母は特にこれがお気に入り。これと、８枚編んだチョッキのうち、最後にのこった1枚を、知人に送るんだそうです。あれだけ編んだのに、チョッキはみんなにあっという間にもらわれていき、「急いで編まな～」と、嬉しそうな悲鳴を上げています。使ってもらえるものが出来るって、いいな。そんな風に、早く、なりたい！あ、今日は、久しぶりにビーズのネックレスをつけて行きました。やっぱり、役に立たんでもないがな、とニヤニヤ。

  2006.03.28

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  自家製スモークサーモン

  今日は、いつもの道に、シロバナタンポポが花を咲かせていました。この時期は、毎日何かしら変化があるから、気が抜けません。去年の日記を振り返ると、29日に咲いたとありました（こちら）。4年目だったとあるので、今年はこれで5年目の株ということになります。今年も無事に、咲いていてくれますように。ベランダでは、先日から外に出していた、ピラカンサの真っ赤な実を、モズたちが有頂天になって食べ漁っていました。部屋の中から、そうっと覗いても気配を察知してすぐに飛んで行ってしまうので、すぐそこでピャ～ピャ～騒いでいるのに姿を拝むことが出来ません。それでもそっと見てみると、ちょっと食べては、あっちこっちに飛んで回り、また舞い戻ってついばんでは、落ち着きなくくるくる回ったりこちらを伺ったりしています。誰も取らないから、あげるつもりで冬のあいだおいといたんだから、堂々と食べちゃってよ、片付かないんだしさ。もう、かわいいなぁ。。*朝食に、セロリやきゅうりといった野菜を、スモークサーモンで巻いたものを食べました。このスモークサーモン、買うと結構高いのではないかと思いますが、今回、母が手づくりしてみて、うまくいったので、カンタンに作り方を書いてみたいと思います。使ったサーモンは、スーパーで夕方安売りしていた、アトランティックサーモン100グラム128円、４ブロック。これに塩をして、バットに入れて、冷蔵庫で1日。翌日は、水分が出ているので、キッチンペーパーで包んで、さらに1日置きます。これを、軽く燻製にします（燻製については、こちらを参考に）。スモークをかけた直後は、付いたいい香りよりも、煙そのもののにおいばかりがきつく感じられるので、サーモンをそのままタッパーに入れて1日ほど冷蔵庫で寝かせておきます。1日ほどすると、香りがマイルドになり、また塩気も中まで均一に行き渡って、いい味がしてくるようになるので、これをスライスして、いただきます。 ほんの一枚、スモークしたサーモンがあると、レタスやきゅうり、サラダ玉ねぎ、セロリといった野菜が、よりおいしく感じられます。これらを軽くトーストしたパンに挟んでも、おいしいです。それにしても、これだけのスモークサーモンが1,000円しないといわれると、アッパレ！です。 ________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・北海道の天然鮭の塩焼き鮭には軽く塩をして一日冷蔵庫で寝かせておいた。この鮭は、【まるごと鮭の館】というお店で買ったもの。見た目は地味だったけど、食べてみると驚くほど旨みが濃かった。 ・大根とほうれん草のサラダ祖母が作った大根、ほうれん草、人参、ハム ・若ごぼうと揚げの炊き込みご飯若ごぼうの一番下の柔らかい部分を使った炊き込み。アクがなくてなんともやさしい味。

  2006.03.27

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  ユキヤナギ･レンギョウ・モンキイチョウ・タンポポ！

  ユキヤナギは泡を吹いたように真っ白に花を咲かせて、レンギョウの黄色と二段になって咲いています。タンポポもよく見かけるようになり、モンキイチョウが雑草の蜜を吸っていました。昨日と同じところを歩いても、新鮮に、ああ～、しっかし春だなあ～、とキョロキョロ。出来ればこのまま季節が止まっていてくれればいいんだけど。ツツジの植え込みが、赤やショッキングピンクや白でうるさいくらいになる頃になると、じわじわと追い詰められてくるんだよなぁ。。なんてつまんないことを思ったりしながら、ぐるっと回って、ついでに用もないのに、スーパーのＤにチラッと寄りました。何も買わないのによく散歩のついでにちらっと見て回ったりします。いつもは、商品であふれかえっているのに、今日は棚に商品が半分ほどしかなく、驚きました。これまでも店を営業しながらチョコチョコ内装をきれいにしていたみたいですが、これから数日店を休んで、本格的に改装するそうで、「一応店を開けてるけど今日は閉店後の段取りで頭いっぱいなのよ」状態でした。それを見てて、結局一日に売れる量って、ここに並んでる程度なんやろなと思いました。いつもは、たとえば袋に入った駄菓子っぽいパンとかが棚に2重3重に積み上げられて押し込まれてパンパンになっています。そういうものを買ったことがないので、こういうものってすっごく売れてるんだなぁと思っていましたが、今日は棚にチョン、チョンと置いてあるだけ。でも、きっと今日買いに来る人の分は、その程度なのでしょう。だったら、いつもあんなにダバダバたくさんモノを作ってたくさんのスペースを割いて置いておくのは、全くの無駄です。あれは、ＹパンとかＦパンとかの勢力争い？いや、パンに限らず、なんでも。でっかい店そのものが、無駄だなぁ。欲しいものがあっても、お店に入ってからたっくさん歩かないといけないし、レジでどれだけ待つことか、どんなけたくさんエネルギー使ってることか。とか、詰まんないこと思いながら、最後に買い物を頼まれていたので、いつもの生協の店舗へ。これが、お客が4,5人入っただけで満員御礼になる狭さ。ほしい商品の入荷する一時間に狙い定めていかないと、どんどん売れてしまう回転率。う～ん、あんなにスーパーで売れないとか、物が余ってどうのこうのとかいって、お金かけて改装したりするなら、あの掘っ立て小屋の生協に、ほんの少しだけスペースと資金を分けてやって欲しいと思うけど。世の中ってうまくいかんなぁ。。_____________________________________________________________________昨日の晩ごはん・春巻き中身は、キャベツの芯、玉ねぎ、しいたけ、人参、鮭（お刺身の残り）。これらの具を炒めずに電子レンジにかけて、塩胡椒と、ほんの少量マヨネーズをくわえコクを出して味付け。 ・お赤飯母の誕生日でした。自分でお赤飯を炊いてるんだから、おめでたい。小豆をまとめて炊いて、小分けして冷凍していたもの（汁も別に小分けして冷凍）と、もち米を普通に炊飯器で炊いた、カンタンおこわ。 ・ぬたわけぎ、鯖の酢締め(冷凍していたもの） ・いかなごの釘煮伯母からいただいた今年の釘煮は、硬めに仕上がっていて、しょうがが利いて、おいしかったです。

  2006.03.26

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• ツクシ・いかなご・春到来♪

  いつもの散歩コースに、野球場があり、今日は子供たちのチームが試合をしていました。そこは、日によってはサッカーの練習場にもなり、ガンバのちびっ子版がボールを追い掛け回したりもしています。その土手の斜面を、結構いい年の夫婦が、透明のビニール袋を持って這いつくばっていました。おお、出てきたな、とフェンスににじり寄って見てみると、おじさんの持っているビニール袋には、ビッチリと重たいくらいに、ツクシが入っていました。あんなにたくさんとって、どうするんだろう、強欲だな、と思いました。市場なんかで売っている、ぽってりとしたツクシとは違って、何の手入れもされていない痩せた土地に生えているものなので、枯れたようなカシャカシャという、不味いものなのに・・。でも、季節のものだから取らずにいられない、と思う気持ちも、分かるなぁ～。。とか思いながら、眺めて通りました。玄関に飾ったヒガンザクラの枝が、八部咲きになっています。とってもキレイです。歩いてヘロヘロになって戻っても、ドアを開けた途端に、パァッと明るい気分になります。ちょうど外から戻ったところに、いかなごの釘煮が届きました。兵庫県の住む伯母が毎年作って届けてくれるもの。今年のは、専用のタッパーに入っていて、菜の花色の便箋と封筒のセットでひとこと添えられていました。あちらでは、郵便局でこういうものがセットになって売っているのかなぁと思いました。甘いものは、たくさんは食べられませんが、季節のものなので、ちょっとずつ味わっていただきたいと思います。私はこの季節の花粉症というものに悩まされることはないのですが、少し前には、肌がちょっとカサカサするような、痒かったり痛かったり赤かったり、なんとなく嫌な感じもしていました。でも最近はそれも落ち着いています。元々、検査をすると、スギ花粉もバンバン反応するのですが、それは比較の問題で、ヒノキに比べれば大したことはありません。ヒノキにしても、イネ科の植物やブタクサに比べれば、大したことはなく、それらも、ハウスダストやカビ類に比べれば、へのかっぱでゴザイマス。この季節になると、毎年鼻がビタッと張り付いたようになって息もできない、水を飲み込むことも出来ない、と嘆く母も、今年は花粉の飛散量が少ないのか、平気なようです。それでも、去年の大量花粉を浴びて今年初めてつらさを感じているという人もいるということも聞くし、免疫やアレルギーの世界って、難しいもんだなぁとつくづく思います。_____________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん父が高校時代の同窓生と食事に行ったので、母と簡単に済ませました。ずっとこんなんがええんやけど（ｺｯｿﾘ）・親子丼（地鶏、平飼い卵、玉ねぎ、三つ葉）・赤出汁の味噌汁（豆腐、揚げ、えのき）

  2006.03.25

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• 振り返って

  アトピーに関して、これまでにあったことを思い出しながら、ときどき書いている日記。昨日の続きです。アトピーやステロイドなどについては、さまざまな見方があります。読みたくない方は、どうぞこのまま通り過ぎてください。これまでこの日記に４回ほどに渡って書いてきた治療については、長いあいだ、自分の中で大きなしこりとなっていました。今は、ずい分と時間が経ったので、穏やかに思い返せるようになって来ましたが、それでも、あそこにいったこと自体は、やはり失敗だったと今も思っています。その理由のひとつは、何といっても再びステロイドを使用することになったことです。しかも、ずい分大量に。専門家でないので正確にその量や濃度･浸透のしやすさや、影響については、謎だらけです。それについてＮ医師は、ステロイドを使用するけれども、通常よりもかなりからだへの影響が抑えられる特別な薬だから心配ない、というような説明をしています。誰もが、そのような「安全な」ステロイドを使いたいと願うのでは？という問いには、この薬は大変においがきつく、そのために嫌われている、という説明がされているらしいと、病院へ向かうマイクロバスの中で耳にしました。その「くさい薬」を求めて全国からやって来た人たちなんですが。。この治療を受けに行ったことが失敗だったというもうひとつの理由は、気持ちの問題とでも言うべきものです。最終的にここへ行く決断をしたのは私自身だし、無理に行かされたという気持ちは持たなかったものの、体調を崩して仕事が出来なくなっていったときでも、私自身のアタマだけでは、この病院のことは思いつきもしないことでした。正直なハナシ、なんて余計なことを思いついてくれたんだろうという気持ちが、決断するまでの葛藤の中で、消えませんでした。そして実際に向こうへ行って現実を知り、また治療を開始しても思うように成果が出ずに休暇が残り少なくなっていって、これからのことを考え、行くとき以上に追い詰められた状態で帰宅したのですが、顔を見て最初に親から言われたのは、「こんなことになるとは思ってもみんかったなぁ。行ったらもう、すっかりよくなって帰ってくるとばっかり信じとったのになぁ」という言葉でした。何と言うこともないのに、そのときは、あそこで経験してきた自分とそうでない家族とは、もう完全に分かり合えることはないだろうな、と感じました。そういう意識の差を、当たり障りなく取り繕ったり、気づかない振りをするのでなく、乗り越えるのに、かなりの年月を要しました。からだの好不調の波が、端から見るとさっぱり理解できないらしく、ぶつかり合う毎日。そんな中で少しずつ、分かり合い、許しあってきたような気がします。ただ、あの治療を受けに行ったことについては失敗だと思っていますが、もしあの時行かなかったとしたら、と考えると、これもきっと、後悔していただろうと思ったりもします。あのまま仕事を辞めてしまう前にまだ打つ手はあったのに、その手前であきらめてしまったとか。あそこへ行っていれば今頃は、あの職場であんなことをしているはずなのにとか。そう考えると、カシコイ選択ではなかったけれどもあの時は仕方がなかったのだと思います。だけど、あのときからこんなにも歳月が経っても、いまだに、同じ手法で栄えている同病院の治療を選択しようかと迷っている人がもしいるなら、私なら行かない、と言いたいところです。アトピーやステロイドに関する考え方について、ひとつひとつここで書くつもりはありませんが、実際の経験から感じたことをいくつか挙げると。・都合のいい情報（短期間で劇的に改善する、従来の強いステロイドを使用した治療の批判、など）だけを以前なら出版・最近ならネットで大量に流している。・苦しんでいる患者は一縷の望みを賭けて遠くまで足を運び、そこで初めて治療施設が充分でないことやステロイド外用剤を使用すること、Ｎ医師本人はほとんど不在である等の実態を知らされる。・毎日の生活の場から離れて、非日常的な世界で旅館に集められると、一種集団催眠的な状態になりがちで、ひとつひとつの薬が何であるかの説明がないことなどの疑問を感じにくく、ひとりで異を唱えにくい。（ひとりの若い女性が、「聞いてきたことと全然違う」と、病院の受付で物凄い剣幕で怒りまくり、医療費を全額返還させて帰って行ったことがありました）・私自身は、医療従事者としての誠意が感じられず、常に不安を感じ続け、「病院で治療を受けた」という気がしませんでした。

  2006.03.25

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• 

  ナイトブルーのくつ下完成

  ナイトブルーのくつ下が完成です。 使用している糸は、【12】ウオッシャブル中細12-712(ナイトブルー)。実際の色には、赤とシルバーのラメが所どころに入っています。細い添え糸を加えることで、より強くなって長く履けるので、いつも何かを足していますが、添え糸にする色は、材質によるものか、ラメっぽいものが多いです。先日、母の実家に行ったときに、祖母が「これ見てみ」と出してきてくれたものがありました。伯父（母の弟）が、最近毎日履いて職場に行っているのだというくつ下で、よく見れば、私たち親子（母か私かは不明）が編んだもの。靴の後ろのへりの部分で擦れて、パックリ穴が開いていました。たぶん、あげた時は、「そんなん、履けるか」とかなんとか、言ったんじゃないかと思いますが。。作ったものが役に立ってるというのは、嬉しいです。使ってくれる人がいるんなら、頑張って作らにゃいかんな、と思った次第でゴザイマス。で、男の人が、しかも外に履いていくのに、チラチラとラメはおかしいと思うので、これからは面白味がなくても地味色で編んだり、サイズを考えて目数を調節してみたり、地味な模様を考えてみたりしてみようかな、と思ったりもしています。今日はとってもいい天気で、ソメイヨシノの蕾がプクプクに膨らんで多肉植物みたいになっていました。いつもより遠回りをして歩き、ちょっと疲れたのか、午後からは机にベトッと突っ伏して寝て過ごしてしまいました。________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・若ごぼうの茎と揚げの炒り煮・白菜とベーコンのくたくた煮・北海道の天然鮭とほたての刺身・ほうれん草の胡麻和え・若ごぼうの葉とかつお節の佃煮

  2006.03.24

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• ２日目以降

  またあいだが空いてしまいましたが、これまでのことを思い出しながら、書いてみたいと思います。アトピーやステロイドなどについては、さまざまな見方があります。読みたくない方は、どうぞこのまま通り過ぎてください。前回の日記は、こちらです。Ｎ医師の病院での治療の2日目からは、だいたいこのようなスケジュールでした。旅館で朝食を食べて、しばらくすると病院から迎えのマイクロバスがやって来て、それにみなで乗り込みます。私の泊まっていた旅館には、同じような人たちが、下は小学生から、上は50歳代くらいまで、確か30人くらいはいました。ほかにも、いくつもの旅館に分かれて患者が宿泊していて、次々にマイクロバスで運ばれて来て、全身への薬の塗布をおこなってもらうために順番を待ちます。旅館の周りには海と砂浜以外に何もないところだったので、この待ち時間のあいだに、昼食や身の回りのものなどの買い物を済ませたりして過ごしました。そして、同じ旅館の人たちの処置が全て済んだところでマイクロバスに乗り込み、引き上げます。その車中、みんなそれぞれ、これまでにやって来たあの手この手の治療についての話題が出ました。温泉療法を始め、ありとあらゆる情報が行き交いました。やはり、ここまでやって来る決断をするからには、どの人にもそれなりのことがあったのだな、と思いました。午後は洗濯、昼寝、おしゃべり。。２日目からは相部屋となり、同室になった人が二人とも同年代で、さらにそのうちの一人は私と同種の職業だったということもあり、いろんな話をしました。一度は、夜タクシーに乗って、カラオケにも行きました。５０歳代の真っ黒になっていた男性が誘ってくれて、くっさい薬でプンプンにさせながら５～６人でやたら陽気に騒ぎまくりました。男の人は、毎晩遅くまでパチンコに行ったり、深酒でドンチャン騒ぎをしたりしていました。日常の世界から離れて、タガが外れているようでした。ここの病院から飲むようにと出される、ある健康食品があるのですが、これを飲むとお酒を飲んでも煙草を飲んでも、これまでのようにアトピーが出ない、夢のようだ、とハイになって盛り上がっていました。１週間から１０日ほどと、短期決戦のため、毎朝その日に出て行く人がいます。よくなったという人もいて、その人を見ると、ほんの数日前にすごく悪かったとは信じられないほど、自然に、フツーになっているなぁと思いました。でも私を含め同室の３人は、よくなることができませんでした。私の場合は、薬の上塗り上塗りで、大きな化膿のおできが出来てしまいました。お風呂で洗い流すこともなく、ただ毎日上から塗り続ける治療でした。処置の際にそれを見てもらいましたが、「これは破裂してしまわないとダメだから。上から消毒してもしょうがないし、今日もこれまでと同じようにしましょう」と、べっとり塗られてぐるぐる巻かれてしまいました。翌週にはＮ医師の診察があると聞かされ、それを受けたら経過のよくない私は帰れなくなるかもしれないと思い、翌日、いつもの処置を受ける前に常駐している医師に診察してもらって、よくなるどころか悪くなっていると説明して、治療をやめることにしました。旅館では、すっかり顔なじみになった人たちがのんびりとロビーでおしゃべりしている中、ひとりタクシーでそこを後にするのは、何ともいえない気持ちでした。フェリー乗り場までの道のりは、おそろしいくらい真っ青に晴れ渡っていて、くねくね曲がる道の右手にちらちらと真っ青の海と白い波が見えました。なんでこんなにきれいんだろう、もう！と、めっちゃ腹が立ちました。あ～そういえば私、四国なんか来たの、これが初めてやったと、そのときやっと気づきました。やめると決めた日の夜に、同室の２人とは連絡先を交換し合ったのですが、家に帰って手紙を出してみると、２人とも出した手紙が届かず帰ってきました。確かにあったことなのに、ひとりで家にいると、あそこでのことが全てなかったことのような気になることもあります。あそこでポカッと何かが抜けてしまったようにケラケラカタカタと笑っていた人たちも、みんな、ひとときだけ別世界に来ているんだ、と思っていたのでしょう。バラバラに散って行って、あれから以後会うことのない人たちは、どんな現実の世界に戻っていったのかと今でもときどき思うことがあります。

  2006.03.24

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  明けても暮れてもあっちゃこっちゃで野菜野菜！

  ああもう、うちは一体、どんなけ野菜を消費すれば気が済むんじゃ？こないだの日曜日に、サクラを買いに行った朝市で、トマトやらレタスやらしいたけやら、たんまりと買って来たというのに。そのあとも、近所のスーパーが毎週火曜日は野菜が安いというので、８円の三つ葉とか、１０円のモヤシとか、５本１００円のきゅうりとか、袋いっぱいに買っても４００円しかならず恥ずかしかったけど、たっぷり買って来たのに。今日もやっぱり、母は直売所に出かけていって、一昨日やその前の買い物なんかなかったことのように、買い込んで来ました。ブロッコリー２袋、トマト４袋、若ごぼう(葉っぱや軸も食べられます）、しろ菜２束、ほうれん草２束、菜の花５束、大根(１２０円でデカイ！）、エンドウ。 このブロッコリーの束が、６０円。 菜の花。お漬物用。 ・・以上。あ、忘れてたけど、昨日もポランから、レンコンとかも届いていました。名残惜しいけど、今月でお別れのポラン。レンコンは特に、おいしいんだけども。私は、あっちこっち歩き回ったついでに、スーパーで激安のパジャマ（千円）を発見して、ちょうど替えがなかったので、ゲットしてウキウキで帰宅。そうしたら、買って来た野菜が、なんとなく絵になる風に並べてあるような・・・。気のせいかな？と思いながら、「これ、仕舞わないの？」と聞くと、「写真撮らんでいいん？」と。最近、晩ごはんを食べる前に、ちょこっと撮らしてもらったりするけど、そっか、作ってる人は、何も言わなくてもそれなりに意識してたんだな、と思いました。母にとっては、ネットの世界なんか、全く関係ないと思っていましたが、そういうことではないんですね。まあ、私も、自分で作ったものを食べるという生活をしていないから写真に撮って載せてるのかもしれませんが、あんまりそういうことを意識した生活って、本末転倒だと思うし、長続きせんでしょと。でも、何となく、そんな詰まんないことやって、なんて否定しているわけでもないみたいなので、アハハと笑っときました。_____________________________________________________________________昨日の晩ごはん・ガシラの煮付けどうせ食べへんからと、無残にも頭を取って煮付けた。おいしかったけど、揚げたときは気にならなかった骨が、こんなちっちゃいのに、物凄い存在感を示してくれた。 ・おからの炒り煮（レンコン、ごぼう、しいたけ、人参、こんにゃく）おからとレンコンは、毎週水曜日に届くポランからのもの。・ほうれん草の胡麻和え ・炊き込みご飯（ごぼう、しいたけ、人参、こんにゃく、あげ）

  2006.03.23

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  『しゃばけ』（畑中恵）を読んで

  畑中恵の『しゃばけ』を読み終えました。この本は、このブログに遊びに来てくれていた人が、自身の読書サイトで紹介されていたのを見て知りました。「まさかまだ読んでおられない方は、おられないとは思うが～」なんていう調子で、そんなに面白いのかぁ・・、とずっと気になっていました。もうちょっと体力的・精神的に余裕が出来たら、きっと読もう、と思っているうちに、お話しする機会がなくなってしまいました。でも逆に、そのときから本を読もうと、より強く思うようになって、このところ少しずつ、いろんな本を読んで過ごしています。この『しゃばけ』の舞台は江戸、薬種問屋の、病弱で外出もままならないという若だんなが主人公。若だんなの日常には、犬神や白沢、鳴家、屏風のぞきなどといった妖怪たちが身の回りに、うじゃうじゃといる。。なんだか、最初はちょっととっつきにくいなと思ったんですが。これが、面白くって。出てくる妖怪たちのキャラクターといい、会話といい、明るく愉快です。そして、なんだか優しい気分にもさせられます。でも、ただ空想の産物の明るくほんわかとしたオハナシというだけでもなくて、このタイトルの意味を考えれば、作者が一貫したテーマをしっかりと語っていることに気づきます。この世に生きているもの、存在するものが持っている欲。それには、果たして終わりはあるのか。満足しきることってあるんだろうか。どんなに欲しても、ままならないことが、この世にはあって。若だんなが、「強くなりたい」と願ったように、私も・・・。そう力づけられたりもする小説でした。___________________________________________________________________________きのうのばんごはん・天ぷら（ガシラ、しいたけのカサにエビのすり身を乗せたもの） ・煮物（里芋と大根） ・うまい菜と揚げの炊いたもの・白菜のぬか漬け

  2006.03.22

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  『クウネル』に手編みのくつ下を発見

  家を出るときはまだ、蕾しかなかった玄関のヒガンザクラが、お昼には花を咲かせて出迎えてくれました。まだ、一部咲きにもならないけれど。玄関先を通りかかるたびに、新しい変化はないかと探してしまいます。買い物の途中で、本屋で少し立ち読み。『ku：nel（クウネル） 　5月号』が出ていたので、思わず手に取りました。（リンク先から、表紙と目次を見ることが出来ます）前の方では、ケンタロウがいつもとは違って、地味な薄味の和風料理を作っていました。出汁を利かせた素うどんとか。なんてことない、魚に、菜っ葉に、塩昆布にごはん、とか。あんまりケンタロウって、好きでもないけど。いつもわけもなくニチャニチャ笑ながら、ベットベトの料理を作るというイメージを持っていたので、ちょっと面白いなと思いました。この雑誌には、好きな企画がいっぱいあって、江國香織の往復書簡とか、「ただ今食事中」とか、「エブリディ・マイ弁当」、「高橋みどりの伝言レシピ」・・・。あれ、食べ物ばっかりになってしまった。。今回の食事を見せてくれているのは、野菜を中心とした生活をしている女性で、てんぺとかおからとかを大活躍させていたり、彩り豊かな野菜たちがたっくさんで、見てるだけで元気が湧いてきました。休日にまとめて惣菜を作りおきしているとのこと。菜食主義、ビーガンとはいっても、ガッチガチではなく、人と集まったときには、カニや魚介料理を豪快に食べてもいて。それなら、私の日常の食事と、それほどかけ離れてもいないかな。。何ごとも、バランスが肝心だな、と思って眺めてました。でもなにより、この最新号の中で、私の心を捉えたのは、手編みのコットンのくつ下を履いてる足のアップの写真。すっごくかわいい！！読むと、なんと4千円タラもするとか。そんなものを、買う若い女性がこの世にいることが、私には信じられないけれども、でもとにかく手で編んだものの温かみがいいとか書かれている文章を、むさぼるように読んで、ホウ～ッとため息をつきました。こんな世界もあるんだなぁ。。私も、ちょっと編めたくらいで満足しとっちゃいかんなあと思いました。もっともっと上手に編めるようになろう！家に帰って、こんな写真を見かけたよと母に言うと、それは見てこないかんと、仕上げにかかっていたジャケットをそのまま置いて、出かけていきました。まだボタンがついていませんが、その隙に、パチリ。母の新作のジャケット 編地はこんなカンジ。ボタンは試しに置いただけのもの。 ボタンは、コートについてたものなど、ずっと取って置いたもの。 ____________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・アカガレイの煮付け ・うまい菜と揚げの炊いたん ・天ぷらシイタケのかさにエビのすり身、イワシのすり身を乗せ衣を付けて揚げたもの。サツマイモの天ぷら。・菜の花（タネノサキ）のぬか漬け

  2006.03.21

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  石巻の鮮魚を取り寄せてみました

  昨日の夜６時半ごろ、石巻からお魚が届きました。 木曜日に、石巻鮮魚直送便お試しセット（1500円送料込）というのを注文してみました。一昨日、発送しましたので翌日届きますとメールがあって、お店のページに、関西では午後２時以降の到着とあったので、遅くなるだろうと思っていました。昨日はあいにく、東北から関東にかけては特に、雪が降ったりして、交通渋滞もあったのだと思いますが、予想より少し遅めに届きました。発泡スチロールの箱を空けたら、ピキッとしたカレイやガシラが、きれいに並べられていて、おお～っと歓声が上がりました。ガシラ カレイ 事前のメールにはこのように内容が書かれていました。また、商品の箱にも、説明書きが添えられていました。「本日の内容は赤ガレイ　５枚　　煮物、焼物がお勧めです。甘辛煮が非常においしいです。カナガシラ１０尾　てんぷらなど揚物がおいしい。ふぐのように薄作りにすると刺身でも美味。クマ柳ガレイ５枚　煮物、焼物、揚物などいろいろな料理でどうぞ。一夜干しにするとおいしい。表面のヌメリをよくとるのがおいしく食べるコツ。」そして、さっそく干物に。昨夜は風が強かったので、ベランダに干して寝たところ、朝起きると、とてもいい具合に、一夜干しが仕上がっていました。クマ柳カレイ 赤カレイまだ、煮つけにも出来るし、ガシラはフライにしようかといっています。初めてでちょっとドキドキでしたが、面白かったです！________________________________________________________________________________昨日の晩ごはん・自家製アジの干物・煮しめ（レンコン、こんにゃく、ごぼう）・ほうれん草の胡麻和え・粕汁（豚バラスライス、大根、人参、豆腐）

  2006.03.20

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• 左足の記憶

  昨夜お風呂で、左足付け根の悪くしているところを洗ってて、化膿しているところより外側の、くるぶしの筋まで痛くなっているのをマッサージしていました。そして、その痛みから、そういえばここは、一昨年に痛めたところだった、と思い出しました。一昨年の初夏ごろ、なだらかな下り坂を歩いていて、突然うしろから、電動車いすに激突されました。車椅子の、ちょうど足を置くところが、私の左足のアキレス腱の少し外側に、ぶつかったのです。目から火が出るとはまさにこのこと。白っぽい光のようなものが視界にスパークして、素っ頓狂な奇声を上げてしまいました。何が起こったのかわからず、後ろを見ると、車椅子にチトンと座ったまま微動だにしない男性が、こちらを見ています。しばし見つめあいましたが、大して年寄りでもないのに、気が動転しているのか、それとも事が起こる前からぼうっとしているのか。大丈夫ですか、でもなければ、すみません、でもなし。そのときは、金具が当たったところが少しザクッと切れている程度にしか傷は見当たらず、あとはただ、ぶつかったショックでガンガンとした痛みはあったものの、それはしばらくすれば治まるだろうと思いました。とにかく、このおっさんでは腹が立っても何も言えん、と思い、早々にそのおっさんをほったらかして立ち去りました。でも、そのことを、後からずい分後悔しました。後から後から腫れがひどくなって、足首が像みたいになり、その日から3ヶ月くらいは家から一歩も出られなくなりました。毎日歩くことが、唯一からだに対してやってきたことだったのに。夏に向けて悪くしないようにと、せっせと張り切って歩いてたのに、ぜ～んぶパーになり、秋口にワァッと悪化して、少し落ち着いたところでこの日記を始めたんでした。あ～、すっかり忘れてました。いつもの如く、嫌なことはすぐ忘れるんです。で。このたびの、この左足付け根の化膿は、これと関係ないかなぁ？と、昨夜ふと思いました。ここは、数ヶ月前から、からだの内側から何かが起こったのかと心配になるような脹れ方をして、赤くもなりました。そのときは、しばらくそういう状態が続いて、治まって。最近になって、少し暖かくなったと思ったら、これが一気に赤くなり、あっという間に、中から膿が出てきて、すぐに治まって。しばらくのち、第二弾が始まって、今度は膿よりも、透明のさらさらした組織液がたくさん出てきて、化膿しているところより外側の、筋が引っ張るように痛んでいるという状況です。もし、そうなら。ぶつかって、悪くしたのが、一昨年の初夏。一年経って、そろそろからだが、そのときに溜めた悪いものを、清算しようとしている、とも考えられるかな？！・・・勝手な推測ですが。確かにいえることは。たとえ、自分の記憶があいまいになっていたり、過去におこったことを自分自身に対して誤魔化そうとしても、からだはちゃんと覚えていて、それを誤魔化すことはできないということ。あと、蛇足ですが。電動車椅子は、アブナイ、です。あれは、基本的に歩くという動作に支障がある人が使うもの。動きにくくなっているのが、足だけであるという保障はないし、とっさの反射能力も衰えていることが多々あるのではないでしょうか。歩道を、モーターをつけたものが走っていて、運転者には運動能力・反射能力など万全ではない。向かい側から来るものについては、歩行者も気をつけてよけることが出来ますが、後ろからブレーキをかけずに突進してこられては、避けようがありません。こういう事故が起ったとき、私は職業も持たず気ままな身でしたが、場合によっては補償問題になりかねず、高齢者にとって大変な事態になりかねません。売る側にも、もっとそういう事態をよく考慮して対応してもらいたいと思いました。

  2006.03.20

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  朝市で買って来たヒガンザクラの枝

  久しぶりに、日曜日の農家の朝市に行きたいと母が言い、父の車で出かけました。欲しかったのは、野菜ではなく、桜です。ソメイヨシノに先駆けて、毎年ヒガンザクラの大きな枝が売りに出されるのです。 ご近所にも、お裾分けして。少しずつ咲いていくのを、毎日家にいながらにして楽しむことが出来ます。また冬に戻ってしまったような寒さで、午後からは雪がちらついたりしました。春の陽気が来たかと思うと、また冬に逆戻り。からだが、不安定になりがちです。数日前には、少し顔が赤いような気がしていましたが、いまは肌は全体的に落ち着いて、いい状態です。左足の付け根の化膿したところからは、毎日まだ膿が出ています。単に、皮膚の表面が化膿したものではなくて、からだの中のほうから、出てきているもののように思います。この日記を始めたころには、腰の当たりが悪く、次第に悪いところが下に下りてきて、太ももの裏や、ふくらはぎに、同じようなものが出来ました。よく分かりませんが、リンパとか、そういうからだ全体の流れに関係するもののように思います。そういう意味では、足首の、いろんなものが終結する最後のところに来たというのは、終わりに近づいたといえなくもないかな？！とにかく、歩いたり、出来る範囲で動かすようにしています。_______________________________________________________________________昨日の晩ごはんは、水炊き。豚肩ロースシャブシャブ用、白菜、水菜、春雨、しいたけ、えのき、しろねぎ、餅、

  2006.03.19

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  ナイトブルーのくつ下

  ナイトブルーのくつ下、片方を編んだところです。 実際は、添え糸が赤とシルバーの混じった色で、微妙にキラキラしています。使った毛糸は、純毛中細5-325(ナイトブルー)。黒や濃紺、こげ茶など濃い色は、編目が見えにくく、特に私の場合は、アトピーから白内障になっているので、編みにくいです。夜の蛍光灯の光の下では、とても目が疲れるので、昼間自然の光の下で、やるようにしました。言い訳するわけではありませんが、まだ調子がイマイチで、アヘアヘな状態でかったる～く編んでいたら、普通のアタマではとても思いつかないような間違いをやらかしました。ゴム編みの部分から編み始めて、足首まで来て、踵を編んで、そこから６０段ずっとまっすぐ編み進んで・・・、と順調に来て、あとはつま先を残すのみ、となったのに。そこからまた、なんと踵を編み出してしまい、見たこともない「くつ下の怪獣」が出現。引き返すにも、二目一度に編んだりややこしい事をしてるので、手間がかかって、自分に腹が立ってきました。編物は、眠たいときとか、調子の悪いときに無理してやると、後で余計にやることが増えます。。____________________________________________________________________________昨日の晩ごはん･自家製アマダイの干物 お店ですでに、おなか出しをしてあったので、「腹開き」の干物になってしまいました。ちょっと不恰好だけど、味はグッ♪・牛蒡とこんにゃくと牛こまの煮物 祖母の自慢の牛蒡は、ホクホクの柔らかさでした。・うまい菜（ふだん草）と揚げの炊いたもの うまい菜だったかな、これ。しろ菜より白菜っぽく、もっともっとやわくて縮れてて、結球しない。とにかく、祖母のところに行かないと、これが食べられません。・ほうれん草の胡麻和えこれも、祖母からもらったもの。ものすっごく甘かったです。

  2006.03.18

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• アマダイの干物がイナバウアー

  まだ疲れが取れまヘン。ヘロヘロのまんま、昨日も今日も、何となく生きてます（あ、ずっとか）。ちょっと出かけた程度なのに、還暦過ぎた親は翌日からピンピンしてるのに、情けなすぎです。一昨日、何時間も車の中でじっと座っていたからか、こないだまで悪かった、左足の付け根、いったん膿が出てよくなってたのに、一日のうちに一気に悪化して、真っ赤っか、パンパンに腫れました。そうっと包帯巻いても、痛いし、寝るときにふわっとお布団を被せるのも、イッタイ。マイッタ、マイッタ。ま、そんでも、毎日の日課のウォーキングだけは、欠かさず続けとります。おかげで、悪いなりにその進行も早く、メデタクたった今、ホントに今まさに、どうやらこのぐるぐる巻きの包帯の中で、表面のはかなげな薄皮が、決壊したようです。前回の１回きりで、治りきってしまうことはないだろうとは思っていたけど、それにしても、早いな、２回目が。奥の方から、メリメリッと悪いもんが凝縮されてきた感じです。人の苦労も知らず、南のベランダでは、母が「来てみぃ～、イナバウアーやで」と叫ぶので、ナンだ今頃そんなこと、と思いながらヨチヨチ歩いていってみると。午前中買った、アマダイを開いて塩水に浸したのを、洗濯物干しに吊って干物にしているところだったのですが、そのアマダイの身が柔らかくてエビゾリ状に反っていました。ああ、確かにね。ネギや分葱をいっぱいもらいすぎたので、近所の人にあげようといっていたのですが、途中から母が、「いや、でもデフレも終わりやゆうし、物の値段も上がるらしいから、うちは頑張って生活防衛せんとアカン」なんて、訳のわからんっことをいいだして、結局どうにかして全部我が家で消費することに。葱ごときで、なに言ってんだか。や、でもこれからは、今とおんなじ質の生活しようと思ったら、今以上の知恵が必要な時代になるのかも。_____________________________________________________________________昨日の晩ごはん・うまい菜（ふだん草）と揚げの炊いたもの・大根と豚肉の煮物・しめ鯖とわけぎのぬた

  2006.03.17

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• 『白夜行』（東野圭吾）を読んで

  娯楽小説は大好き。ピカレスクもアンダーグラウンドも好き好き。そんな私が、これはちっとも面白いと思えませんでした。テレビドラマではずい分話題らしいけど、小説もいいって言う人多いけど、私がヘンなんかな？前半何度も挫折しかけては、あとがきの馳星周が絶賛しているのを見て思いとどまるということの繰り返し。とはいえ、ヘタッピなのではありません。上手、下手で言えば、むしろ上手。上手というか、器用です。最初の方では、読んでいて、なんだか西村京太郎みたいと思いました。別に地名がたくさん出てきたというわけじゃなく、思考回路というか、既成のおっさんチックな展開が。そのうち、森村誠一も彷彿させるような。見たことあるようなないような。どっかの小説で、なぞったことのあるようなないような展開というか論理というか。わだちがくっきりできたあとを、みんなで安心してたどってるというか。そのあとは、私がかつて読んできた小説の数々を、いろいろと懐かしく思い出しつつ、読んでました。これまでに、こんなにたくさんの小説や小説家のことを思い出しながら読んだものは初めて。そういう器用さを、計算高いと見れば、これを皮肉って「理系」の小説家といったりするのかもしれないけれども、ものの考え方自体は、別に理系だからどうということもないように思えました。たとえば、主人公の女性の、一見欠点がなく素晴らしいようであるのに何故不気味に思えるのかを、「篠塚」は何度も考えますが、結局、知り合った学生時代の最初に見たときに感じた印象というものが、一番影響しているようだ、と自分で結論付けています。そうやって感性で物事を判断するのは、超文系の私から見て、これは私と同類だ、と感じました。世の中で言われているように、理系の人が小説を書いたんではなくて、文系の人が理系の知識を身につけて書いた小説なんではないかなぁと思いました。結局、何で私がこの小説を「面白いっ！」と思えなかったのかというと。ひとつには、作者は生まれ育ったところで、こういった世界を見てきたのだろうけども、たぶんその中では比較的めぐまれた境遇にいて、自分自身がよもや経済的に抜き差しならぬ状況に追い込まれて、川の向こう側に渡ってしまうようなことになるとは、想像する必要に迫られずに生きてきたんではないかと、読みながら思ってしまったからです。ただ次から次へと、見世物小屋を引っ張り回されても、だんだん疲れて楽しめなくなってきます。そういう意味で、器用なだけにサービス精神は旺盛なんだけども、「次から次へと差し出すあ～なた～」と、こちらは一歩引いて見てしまうことに。過激な内容も、罪悪感なく楽しみたい。説教臭い小説は嫌。読む側は、そう思っているわけで、だからこそさりげなく行間から各方面に配慮されていることが感じられたりすると、共感して心にすっと入ってくるものです。でも、この小説には、残念ながら、そういう装置が欠けていました。面白い要素はあるけれども、面白がるのはちょっと悪趣味、と思いました。

  2006.03.17

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  祖父母の顔を見に行ってきました

  昨日は、家を出たのが朝の７時ごろ。午前中に着き、祖父も祖母も、ますます年を取ったものの、元気でした。祖母は、今は家のほんのすぐ近くをヨチヨチ歩く程度です。でも少しでも家の中をきれいにしようとしているし、自分は弱ってほとんど食べられないのですが、祖父や同居している伯父の息子（私からは従兄弟）には、おいしい物を食べさせたいという気持ちがあるようです。昨日は半日ほどの間に、「嫁（伯父の奥さん）の悪口」というやつを、たんまりと聞かされました。いっつものことですが、これが毎日なのかと思うと、家族は大変だなぁと思いました。祖父は９０歳になろうというのに、元気で元気で、お昼ごはんも誰より早く食べ始め、人一倍大きいお茶碗にごはんをこってりと盛り、最後まで食べ続けてました。親戚や昔の教え子の方たちのあっちこっちに、達筆な筆で自分の思うところを延々と何十ページにも渡ってしたためては、綴りにして送るという、迷惑な趣味があります。我が家にも時々分厚い茶封筒が届き、それらは誰にも封を開けられることのないまま、積み重ねられて棚の奥に仕舞われています。昨日は、「これ、そっちにやったかいなぁ？」と、恐ろしく整った筆の分厚いつづりを持ってきたので、思わず母と声をそろえて「もらったもらった!」と叫ぶと、「そうか！ほな、棺おけにちゃんと入れてくれや！」と、いつになく荒々しい声で返されてしまいました。そんな、ジジババどものリクエストにより、祖父のズボンや上着を買いに、『職人の店』へ行きました。車に大人５人ギュッと乗り込んで、祖母の怪しげな道案内で。お客さんが自由に動くスペースもないような、ちっちゃいお店でしたが、ドカドカ５人で押しかけ、祖父にあれも着てみろ、これもついでに買っておいたら、とか騒がしく言って、祖母は払いながら、「やっすいわね～」と喜んでいました。年を取ると、欲しいものがあってもなかなか買いに行けなくて、不自由な思いが募っているだなぁと改めて思いました。お昼は、うちの冷凍庫から、ポランで買った甘エビや、ネットで買った大きなホタテを持って行って、お刺身にしました。普段はナマモノは食べないといっている祖母が、おいしいおいしいと、こっちが驚くほど食べてくれました。母が編んだ８枚のチョッキは、思いのほか（？）好評で、祖母が２枚、おばさんが３枚気に入ってもらってくれました。座敷の部屋で、ファッションショーのように次から次に、あっちを着てみたり、こっちを着てみたり。中の服を変えてみたり、交換してみたり。今度はこんなカンジのが欲しい、といったリクエストもあって、帰りの車中では、母の次々浮かぶ妄想が止まらなくなりました。晩ごはんは、回転寿司に行きました。前に外食したのは、去年のお正月過ぎくらいに、回転寿司に行って以来です。や～～、私たち家族、こういうところにはどうも慣れなくて、オロオロしてしまいます。でも、楽しかった！たっくさん食べて、結構安いもんだね～、またちょくちょく来ようね～と言い合いましたが、きっとまた次も１年後くらいでは。伯父の趣味の庭の一部 すべて廃品で作ってます

  2006.03.16

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