いつも通う スーパー温泉。
寒くなってくると芯まで温まり、今の私にはかかせない。
そして、たくさんの人と出会い、すれ違う。
見知らぬ人がほとんどだが、少しのことで
「む。何?」と感じることがある。
浴室の入り口などのすれ違い。出入りがかち合うとき。
透明ガラスの病室などにあるスライドドア形式だ。
どちらかが、取っ手を持ってあけ、どちらかが通る。
透明なので、かち合う時はお互い見える。
たいていの人は、相手を優先する。
ドアを開けて、相手にどうぞとアイコンタクト。
お互い会釈して、気持ちいい。
でも、時々、王様のようにまっすぐ上を向いて通る人もいる。
当然だという顔でこちらのほうをうかがうこともない。
そういう時。エッって心の中で思う。
それで、なんだか気分がよくない。
大したことはないんだが、どうもおかしい。
そして、思い当たった。
相手はなんとも思っていないのだけど、こちらは、
不愉快になる。
その理由は、自分を認めてもらえなかった。
大切にしてもらえなかった。
そう、感じたからだ。
そうか。そう感じるんだ。私は。
そして、更衣のロッカー。
こちらも、前後左右、たまたまかち合うことがある。
誰のせいでもないけれど、不自由だ。
何も言わず、当たり前だ。どいてくれ。
なんてことになると、なぜか、こちらも意地になる。
でも、高齢の女性など、たまにとても優しい声で
「隣でごめんなさいね。」とか気遣ってもらえると、
心がほかほか、笑顔になる。
今日、日曜の夕方も、たくさんの人がかちあった。
ロッカーが開けにくかったりする。
そこで、一言声をかけてもらえると、気持ちがいい。
私も、帰り際に、近くにいた女性に「もう帰りますから」・・広く使ってくださいの気持ちで。
声掛けた。
そしたら、とってもいい笑顔を返された。
いつもなら、無言で帰るんだけど、
これだけ相手もいい気持ちになってもらえるなら、
面倒がらずに、一声だそう。
そう思った。
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Last updated
2023.11.27 08:10:07
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