親戚が春に亡くなった。
しきたりが厳しいところなので、
それに従ってお香典やお供えなどをした。
そしたら、その香典返しの分厚いカタログをいただく。
ウェデングでいただく引き出物のカタログとよく似ている。
高額だったので、こちらのカタログも立派だ。
私は、このカタログでいつも難儀する。
引き換えぎりぎりでようやく、交換手続きをする。
春にいただいてから、何度も何度もカタログを見るが決まらない。
今回は、母の分もあるので、時間は倍かかる。
でも、決まらない。
ほしかった鉄瓶もいいなぁ、防災セットも充実している。
バッグも素敵だなぁ。時計も、ほしかったミルサーもある。
何度見ても迷う。
夏にもこれが最後だと、思ったのに、まだ決まらない。
そして、最終締め切り。だ。
選んだのは、、、
結局、小さな小さな、ライト。光の量が変化する。
暗闇で作業もできるし、身体につけて夜の歩行も安全。
アウトドアでも活躍する。
なんで、こんなに悩むのだろう。決められないのだろう。
よくよく考えると
これは、何を隠そう。。物欲だな。
これもいいな。あれもいいな。便利だな。つかってみたい。
でも、どちらが得かな。
いやいや消えモノがいいかな。
とにかく、得をしたい。 これだな。
その欲のために、春からどれだけの時間をついやしたのだろう。
必要なもの、本当にほしいもの、それは、やはり見て触って
納得して、手に入れたい。
そして、それは、本当はとてもすくないのだろう。
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Last updated
2023.11.28 10:25:31
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