水道水汚染。PFAS汚染全国MAP
画像はネットから、別の画像を。朝、テレビをつけたら自動音声ニュースでPFASのことが流れる。そういえば、大阪や東京、岡山、沖縄、工場や米軍基地のある場所で高濃度のそれが検出というのを聞いたことがある。フライパン以外あまり気にしていなかったが、ネットで調べてみた。以前からNHKクローズアップ現代で何度か取り上げられていた。以下、抜粋。・・・・・・自然界で分解されることがほとんどなく永遠の化学物質とも呼ばれるPFAS(ピーファス)。いま沖縄県や神奈川県の米軍基地周辺や大阪府の工場周辺の河川などから国の目標値を超える値が相次いで検出。東京・多摩地区で行われた血液検査では、住民の血中濃度が国のかつての調査より約3倍高いことが明らかに。PFASとは、人工的に作られた有機フッ素化合物の総称。種類は4,700以上とも。水や油をはじく効果があり、熱にも強いことから半導体や包装紙、防水服など身近な製品に使われ私たちの暮らしを支えている。ただ、一部は分解されにくく、体に蓄積されるため、人への有害性が指摘されるものもある。PFASの血中濃度が高くなると、例えば肝臓に影響が出て、LDLコレステロールが高くなってしまう、これが「脂質異常症」。それから、ワクチンを打った時などに抗体が上がらなくなる、これが「抗体反応の低下」。また、「腎臓がん」等の悪性腫瘍。強調したいのは「乳児・胎児への成長発達への影響」。乳児・胎児というのは環境の刺激に対して大変ぜい弱、胎盤を通じてPFASは赤ちゃんに行くし、母乳を通じてPFASが赤ちゃんに到達する。それによって成長、発達への影響がでてくる可能性がある。いままで大量に製造。あちらこちらで造られていて、使われていて貯蔵もされていた。それが何らかの原因で地中に漏れてしまった現状になっている。またそれが地下水に乗って流れてしまっているので、まだまだこれから出てくる可能性はある。・・・・・・・・・まだまだ、解明途中のPFAS。しかし、明らかに健康被害が出ている地区もある。水道水には、ナノプラスチックも入っていたり、空気の汚染もある。過度に怖がってもしかたがないけれど、感心を持ち続け、より良い環境と自分たちの体への影響は知っておきたい。