３月２日　朝日新聞夕刊　【素粒子】より

Mar 2, 2006

(10)

カテゴリ：新聞コラム

　オムニバス映画「トップはつらいよ」ただいま公開中です。
　第一話　
　偽メール騒動でみそをつけた前原代表は党内孤立。
　国対委員長人事でも次々と断られる。

　第二話
　社内騒動で辞任要求をつきつけられた日航社長、結局辞任。
　お飾りのような会長になる。

　第三話
　ＴＶ各局で荒川選手、同じことを聞かれ同じこと答え。
　ただ一人のメダリストは休めない。

　天声人語とこの素粒子の欄の記者（筆者？）には毎日感服。

　では第一話から。
　ま、この件は前日の日記にも書いたんだけどね。
　野田さんの後任を選ぶに際しても、前原さんの稚拙さが
　問題になってましたね。
　仮にも野党党首が与党党首に気軽に肩を叩かれてるようじゃ
　戦いにもならないってもんだよなぁ・・・。
　もう　このハナシはしたくない（泣）

　さて第二話。
　一流も超一流の大企業だと思っていたけど
　やってることって大したことないのね、って思ったのが
　正直なところ。
　ってか、大きくなりすぎて基本が崩れちゃってるっていうか。
　この社長も会社より自分を守ることが優先しちゃって
　会社を良くするには・・ってところが欠けちゃってて、
　結局下からの突き上げをくらうまでになっちゃったんだろうな。
　新社長は中立の人らしいから、新体制に期待、かな。
　ってな、実家に居た頃は頭上を一日何度も通る飛行機の音に
　ＴＶの音をかき消されたりして煩わしさを感じていたけど、
　こっちじゃ飛行機雲を見る機会もなくなっちゃったよ（笑）

　そして第三話。
　日記では全くオリンピックの話題を取り上げてこなかったけど
　メダルを取れなかったという点では寂しい大会だったよねぇ。
　メダルを取ることは確かに至難の業で、すごいことだとは思うけど
　「参加することに意義がある」との言葉どおり、
　選ばれたことにもっと誇りを感じていいと思うし、
　メダルじゃなくて入賞した人たちをもっとクローズアップしても
　いいんじゃないかなぁと思うんだよね。
　種目によってはメダルより入賞することのほうが難しいのも
　絶対あるはずなんだからさぁ。。
　
　で、関係ないんだけど。
　閉会式だったかな、
　しーちゃんとミキティが仲良くしてる姿を微笑ましく思ったと
　同時に、一足先に帰国した村主さんがなんだか孤独に感じてて
　４位になったことをとてもネガティブに感じてるような気がして
　切なかったんだよなぁ～～。
　（しーちゃんと村主さんが犬猿の仲ってのは有名な話だし。）
　私はフィギュアはジャンプを含む技術はもちろんだけど、
　エレガントさというか、芸術の部分も大事だと思うんだよね。
　そういうイミで村主さんの演技は心打たれて、もう一度見たい、
　って思っちゃうんだよね。
　幸い彼女は次のオリンピックを目指すって試合後宣言してたし、
　年齢や股関節炎を初めとするケガなどの壁を超えて
　是非納得のいく最後の大会を経験してほしいんだよね・・・。

　しっかしなぁ～。
　イナ・バウワーを演じるしーちゃんは本当に美しいよな。
　あの技は本来はのけぞることをイミするんじゃないのに
　なんだか足元よりブリッヂすることがクローズアップされてて
　私は“みんなぁ　ちゃんと理解しろ～～”って一人叫んでます（笑）
　金メダルを獲ったことだし、“シズカ”くらいの命名を
　もらってもいいのに、なんて勝手なこと考えてます（笑）
　きっとイナバウワーさんも許してくれるって。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

最終更新日 Mar 3, 2006 02:14:24 PM
コメント(10) | コメントを書く

[新聞コラム] カテゴリの最新記事

♪さちよの　のほほん日記♪