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ごぶさたしてました。
先週、母が亡くなりました。 胃がんとわかってから丸3年。 2年半前に胃全摘手術をしたもののすでにリンパに転移しており、そちらは抗がん剤治療しか選択の余地がありませんでした。 昨年12月に抗がん剤を変えて治療を試みましたが、副作用が強く出てしまい断念しました。 3月からは転院し緩和ケアに移行したものの痛みとの闘いでした。 面会に行っても、体調が悪いからとろくに話もできずに帰ることもしばしば。行ってみないと状況がわからないので、洗濯物だけ持って帰るということも多くありました。 それでも体調のいい時は、お嬢を抱っこすることもできました。 今思えば、間に合ってよかったです。 お盆中、素人の私が見ても状態が悪いのは明らかでした。 そしてお盆が明けた先週初め、病院から電話。状態が悪いので今すぐ来てほしいとのことでした。 ダンナに早退してもらいお嬢を預け、私一人で病院へ。 先生から、死期が近づいているということを聞きました。 その後、いくらか持ち直し意識が戻りました。 酸素マスクを嫌がり、なんとかつけてくれるよう説得しながら時間が流れました。 その日も状態が上向きだったので、深夜は自宅に戻りました。 寝付いて2時間後、自宅の電話が鳴りました。 『呼吸が止まりました。まもなく心臓も止まると思います。気をつけていらしてください。』とのことでした。 急いで身支度を整え、お嬢はダンナに任せて一人で病院へ車を走らせました。 来るべき時が来た、という感じでした。不思議と落ち着いて運転していました。 10分ほどで病院へ到着。 すでに亡くなっていました。午前3時に確認とのことでした。 万が一の時には私の到着を待たずに確認してもいいです、と話してあったので。 私を待って長く苦しい思いをさせたくなかったし。 臨終には10分ほど間に合わなかったようです。 母はだいぶやせてしまったけど、苦しさから解放されたという表情でした。 数分後、義父母が駆けつけてくれました。すごく心強かったです。 そこで涙が出ました。 それまで気を張ってたのかもしれませんね。 あとは、火葬や葬儀とあわただしい毎日でした。 知らないことばかりで、いろいろと勉強になりました。 やっと落ち着いて母と一緒にビールを飲んでいます。 以前はビールが好きな母だったので、おいしく飲んでくれてるんじゃないかな。 余談ですが、葬儀ではお嬢が大人気でした 悲しみの席ではありますが、お嬢の笑顔で場がなごんだようです。 (火葬の時は、声は出さずに涙をぽろぽろ流していました。お嬢にもわかったのかもしれません。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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