犬神家の一族
「犬神家の一族」が30年ぶりに復活!! 大ヒットしたミステリー映画「犬神家の一族」が、市川崑監督(90)と主演の石坂浩二(64)のコンビで30年ぶりに復活する。27日、東京・調布の角川大映撮影所で製作発表が行われた。 市川監督は人気ホラー「呪怨」などを手掛けた一瀬隆重プロデューサーから製作を打診され、ビデオで見直し2日間悩んだ末に決意したそうで「サスペンスだけど、とにかく楽しい映画を作りたい」と意欲を語った。 市川監督から「はずせない、決定的なキャスト」と指名された石坂は「(前作と比べて)いい意味で“使用前・使用後”になればいい。芝居とは何かを教えてくれた監督への恩返しになればと思う」と意気込み。金田一耕助を演じるのは「病院坂の首縊りの家」以来27年ぶりで「前はよく走ったけど、もう年なので座ったまま問題が解決するといい」と笑わせた。 内容はほぼ変わらないが、20分ほど短縮して2時間以内に収めるため、現在、市川監督が脚本を練り直している。市川監督は「工夫してCGも使いたい」と、“21世紀版”には新たな手法を取り入れる意向。4月から撮影し、来年公開予定。 [スポニチ:2006/01/28 06:24] 40代以上の方には懐かしい、石坂浩二の「金田一耕助」が、スクリーンに戻ってきます。オリジナルの公開当時、僕は小学生だったのですが、劇場に行ったときに凄い行列ができていたのを覚えています。この作品がきっかけで、横溝正史氏の原作小説を読み始め、文庫本を買い漁ったものでした。あれから30年、市川&石坂コンビによる新しい「犬神家の一族」が、どのような姿をみせてくれるのか、今から楽しみです!【PR】オリジナル作品を観るならこちら。【PR】原作小説を読むならこちら。