4月22日(土)の東京・多摩市の永山団地での朝市がおわりました
東京・多摩市の永山団地での朝市恒例になってますが、土曜の多摩市・永山団地での朝市がおわりました。今回は、地元のNPOが開設している野菜市と共催の「定例朝市」です。当方は、小田原から搬送して来た産物-甘夏、清見、サンポウカン、フキを並べました。柑橘は一袋300円、フキは一束150円なんですが。当方がいる間に販売できたのは、10,550円でした。この販売金額のうち、4割が生産した農家に、2割が場所を提供してくれてるNPOに支払われます。当方の収益は4割ということです。「三方が一両の得」、ということです。今回は、4月22日の午前9時から11時でしたが、永山団地は、いつもと比べても、いたって静かだったんです。不思議です。今日は、いっせい地方選挙の最終日なんです。ひらいた露店の正面には、多摩市の市議会議員選挙の公設掲示板があるんですが。普通であれば、「最後のお願いにうかがいました」と候補者カーが競い合うはずなんですが、ところが、いたって、まったくの音なしで、まったく静かなんです。これって、じつに不思議なことだ、と私などは感じました。その根拠ですが、1、多摩ニュータウンが開設された当時は、この永山団地から4,5人もの候補者が出たんです。永山団地の居住者の高齢化がすすんできた中で、ベテランは健在ですが、ここから出馬する人はいなかったんでしょうね。それはあくまで、外部に住んでいる私などの勝手な推測なんですが。2、選挙最終盤に来て、やわら当地は時の焦点になりました。この1-2週間の中で、統一協会が6300平米の土地と、そこの建物を買ってたことが明らかになりましたが、それは私などが朝市をひらいている永山団地の、そのすぐ裏手にあるんです。推測ですが、宗教法人は、その特権で免税措置があると思うんです。また、それだけの買収をするにはそれなりの政治家の側面支援があるはずなんです。隣接する八王子の有力者は自民党政調会長の萩生田こういち氏です。統一協会とべったり関係にある萩生田氏です。この隣接する多摩・稲城・八王子市には、勝共連合のチラシ「共産党にだまされるな」式のチラシがこの選挙でも撒かれてるんです。ねですから、この静かさは、私などには不思議なことでして。この国をゆるがす不正、人を苦しめている邪教ですが、その侵攻をとめるために、もっともっと、心ある良識は、大騒ぎしてあってしかるべきだと思うんですが。いまのところ、いたって「すべてことはなし」といった静かさなんです。だから私などは言ってやったんです。本来、みかんを宣伝するためのハンドマイクだったんですが、言ってやったんです。「明日は投票日だけど、私はだれを支持して欲しいなんて言わない。しかし、昨今の投票率をみると、50パーセント以下になっている。二人に一人が棄権している。自分勝手な政治は、ひどい政治は、棄権者が多くいることによってこそおこなわれてるんだから、もしも政治に不満な人は、あきらめたり、見捨てたりするんじゃなくて、あなたたちこそ、投票所にいって、この機会に、その意志を、見識をしめすべきだ」と。わかりますか。これって、ルソーの『社会契約論』をかつて読んで、その精神からしての「もじり」なんですが。私などが思うのに、民主主義革命を課題とする今の日本ですが、それは、1776年のアメリカ、1789年のフランスの人民が直面していた課題に、ようやくにして今、日本国民が直面しているということです。アジアと世界の諸国民が、いま苦難として抱えている諸問題ですが、そのどれもは日本の人民がその歴史の中で体験してきたことじゃないですか。だからこそ、それらの一つ一つを背負って、今こそ私たちが立つという時点に、我々は置かれてるんじゃないでしょうか。